自分の指を「鍼」のように使い、エステの技を融合させて顔の筋肉を刺激する「指鍼」(ユビバリー)。まずほぐすべきは、フェイスラインからあごにかけての筋肉「R筋」。その方法をエステティシャン・鍼灸師の光本朱美さんに教えてもらいました。

\私が教えます/
光本朱美さん

エステティシャン・鍼灸師

光本朱美さん

美容鍼灸サロン『ハリジェンヌ』の院長。筋肉にアプローチする技術が評判。近著に『顔が上がる指鍼(ユビバリー)』(主婦の友社)。www.seiryukiyomizu.com

「指鍼(ユビバリー)でまずほぐすべきは、私がR筋と呼んでいるフェイスラインからあごにかけての筋肉。マスクのストレス、長時間化したスマホ・PCの視聴&操作によるうつむきねこ背姿勢で、気づかぬうちに『食いしばり』状態になり、カチコチに。この頑固な凝りをほぐさないことには、顔だるみは解決しません」(光本さん)

R筋とは

R筋

横から見ると「R」の文字のように広がる咬筋(こうきん)、オトガイ舌骨筋(ぜっこつきん)、顎二腹筋(がくにふくきん)、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)エリア。食いしばりやねこ背の姿勢でR筋が凝り固まると、たるみ、デカ顔に直結。


【ウォーミングアップ】耳引っぱりで血流を促す

【ウォーミングアップ】耳引っぱりで血流を促す

人さし指・第2関節の指鍼(ユビバリー)を耳の内側にグッと当て、親指の腹とで耳をしっかりはさんで、やや強めに引っぱる。下から上へと、位置を少しずつずらしながら、それぞれのポイントを5回ずつ。血流やリンパの流れがよくなり、顔がポカポカ。R筋がほぐれやすくなる。


1.【咬筋】10回揺らし

1.【咬筋】10回揺らし

カチコチ食いしばりゾーンをほぐす
口を開けてくぼむ部分のわきから耳にかけて(奥歯の上あたり)が咬筋。人さし指・第2関節の指鍼(ユビバリー)を、咬筋のきわに当て、親指ではさむ。指鍼(ユビバリー)にしっかり圧をかけながら左右に10回揺らして。下から上へと少しずつ位置をずらしながら行う。

【咬筋】10回揺らしの指

親指の腹を耳たぶの下にしっかり押し当てると、指鍼の圧がかかりやすくなる。



2.【胸鎖乳突筋】5回揺らし

2.【胸鎖乳突筋】5回揺らし

筋肉をつかみ、揺らしてほぐす
左を向き、首の右側の胸鎖乳突筋を右手でほぐす。人さし指・第2関節の指鍼(ユビバリー)と親指ではさみ、左右に5回揺らして。少しずつ位置をずらしながら。次に右を向き、首の左側の胸鎖乳突筋を左手で同様にほぐす。近くに頸動脈が走っているので、圧のかけすぎ、やりすぎに注意。



3.【オトガイ舌骨筋・顎二腹筋】10回揺らし

3.【オトガイ舌骨筋・顎二腹筋】10回揺らし

あごの下の筋肉を軽くはさんで、もみほぐす
人さし指・第2関節の指鍼(ユビバリー)と親指で、あご下のオトガイ舌骨筋&顎二腹筋を軽くはさむ。上に向かって押し上げながら、左右に10回揺らして。圧をかけすぎないよう注意。会話レス生活で怠けた舌が動きやすくなり、筋肉が引き締まることで美しいフェイスラインに。

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撮影/ケビン・チャン 構成・原文/小田ユイコ イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP) 
※エクラ2020年9月号掲載/Web eclat 2020.08.10掲載

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