姿勢の「曲がり角」に立たされているアラフィー世代は、姿勢を見直すなら今が最後のチャンス! まずは、姿勢を考える上で一番大切な「骨盤」のチェックからスタートを。自分でできる、体の歪み具合の調べ方をアンチエイジングデザイナーの村木先生に教えていただきました。

アンチエイジングデザイナー
数多くの女性たちの顔やボディの悩みを解決してきた、ゴッドハンドの持ち主。独自の「村木式整筋」メソッドをもとに、’18年には自身のサロン「Amazing♡beauty」を設立。『10秒で顔が引きあがる 奇跡の頭ほぐし』、『10秒で疲れがとれる 奇跡の目元ほぐし』等著書も多数。
【CHECK1】寝姿勢で前傾・後傾を確認
骨盤の前傾と後傾のチェックは意外にも簡単。足のゆがみも確認を。

《腰のすき間》
床と腰のすき間に手のひらひとつが入るくらいが理想的。左右の手を重ねてもまだすき間があると、骨盤は前傾傾向で問題あり。反対に、手が入らないのは後傾が強くてNG。

《足の開き》
仰向けに自然に寝たときの足の開きが80~90度くらいで左右対称ならOK。開きすぎていたり、左と右でいびつなのは、足のつけ根、ひいては骨盤のゆがみを疑うべき。

【CHECK2】立ち姿勢で左右差を確認
鏡でよく観察すると、かなり大きな左右差に気づくことも!

《肩》
高さが左右で違っている
《腰》
腰骨に手を当てて鏡で見たときに、左右で高さが違う
《へそ》
定規を足元におき、等間隔に足を開いたときに、左右の足の中間点とへその位置にずれがある
《脚》
膝が内側に向いているなどの左右差がある
骨盤ゆがみグセのチェックリスト
当てはまるほど要注意。日常のこんなクセが骨盤をゆがめている!
・デスクワークなど、同じ姿勢の作業が多い
・足を組んで座る
・バッグを決まった側に持ちがち
・ヒール靴をよく履いている
・片足に体重をかけて立つ
・横向きに寝るほうが楽だ
・床に横座りすることが多い
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あなたは大丈夫?アラフィー世代が陥りやすい「三悪姿勢」とは【美姿勢ストレッチ】
撮影/細谷悠美 ヘア&メイク/Sai モデル/神田咲実 取材・原文/本誌編集部 イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP)
※エクラ2020年6・7月合併号掲載/Web eclat 2020.05.01掲載