コロナ禍によって、気持ちが沈む、うつ気味、不眠などの心の不調やストレスを感じている人は、このツボ押しで解消! 人気の足ツボ師のMatty先生による、体力アップや、不調を改善するツボ押し術を公開。家で簡単にできるから実践を。

足ツボ師
台湾で修業し、20年以上のキャリアをもつ。解毒効果が高い「Matty式」足ツボが人気。最新の著書は『心とからだの解毒地図1日10分! 押すだけデトックス』(学研プラス)
1.大脳のツボを上から下へ刺激

親指の腹にあるのが大脳のツボ。ここを縦に4 ブロックに分け、それぞれを人さし指の第2 関節で上から下に10回ずつ押し滑らせる。
2.親指の腹の中央を行き止まりまで押す

親指の腹の真ん中が脳下垂体のツボ。ここを手の人さし指の第2 関節の外側で、まっすぐ行き止まりまで押す。これを10回。
3.指の腹を上から下へ押し滑らせる

足の親指以外の指の第1 関節から上が自律神経のツボ。各指のこのツボを縦に3ブロックに分け、手の人さし指の第2関節で上から下へとそれぞれ10回ずつ押し滑らせる。
4.心臓のツボを親指の腹で押す

左足の小指の延長線上の足のつけ根の骨の下に手の親指の腹を当て、その範囲の上1/2が心臓のツボ。ここを手の親指の腹で奥まで垂直に3秒押して力を抜く。これを10回。
5.人さし指と中指の第2関節で上から下へ

土踏まずの親指のつけ根の骨のすぐ下に、握った手の人さし指と中指の第2 関節を当て、土踏まずの一番下まで押し滑らせる。これを10回。
6.安眠を誘う失眠点を行き止まりまで押す

足の中指の延長線上のかかとの硬い部分のすぐ上が失眠点のツボ。ここに手の人さし指の第2 関節を当て、行き止まりまで3 秒押して力を抜く。これを10回。
7.指の股に向かってこすり上げる

足指の間に手の親指の第1関節の外側の骨を当て、足裏側から指の股に向かってこすり上げる。これを10回。指の股を山頂に見立て、山を登るイメージで。
親指の第1関節外側で指の股をこする

次に手の親指の第1 関節の外側の骨を足指の股に垂直に当て、こするように刺激。これを10回。
指の股から甲側へこすり下ろす

次に、そのまま足の甲側に向かってこすり下ろす。これを10回。山を下りるイメージで行って。この3 ステップを、すべての指の間を同様に行う。
■Marisol ONLINEで関連記事を読む
足ツボで体力UP!“五臓”の声を聞き体調不良を改善| 40代ヘルスケア
家でできる運動で体力と筋力の維持を<めぐりをよくするストレッチ>| 40代ヘルスケア
撮影/藤澤由加 取材・文/和田美穂
※Marisol 2020年8月号掲載/Marisol ONLINE 2020.09.05掲載