実は頭痛には、引き起こしやすい要因がいくつかあります。それを知っておけば、事前の対応次第で頭痛を回避することも可能です!

今回の話を伺った先生
五十嵐久佳さん

五十嵐久佳さん

頭痛専門医。「富士通クリニック」「東京クリニック」で頭痛外来を担当。日本頭痛学会理事を務めながら、頭痛専門医を育成、頭痛医療の研究と成果を国内外に発表

痛みを助長する要因にも注意!

低気圧

低気圧のせいで頭痛が起こるのは、平衡感覚を司る内耳が気圧の変化を敏感に感知しすぎるからと考えられています。特に片頭痛持ちに多い傾向があります。頭痛外来などで医師の指導のもと、天気予報で情報を得て、事前に対処しましょう。

飲酒

頭痛の誘因となる食品の筆頭がお酒。片頭痛や群発頭痛が誘発されることも。逆に緊張型頭痛は軽減することもありますが、飲みすぎは厳禁。お酒の種類では、ワインや日本酒など醸造酒のほうが引き起こしやすい傾向があります。

頭痛イメージ

市販薬の飲みすぎ

市販の頭痛薬は、月に3~4回飲むのは問題ありませんが、月10日以上の常用はNG。逆に脳が痛みを感じやすくなり、薬の量も増えることに。専門医に相談して、適切な処方薬で対処を。

更年期

エストロゲンの急激な変化は片頭痛の誘発因子のひとつなので、月経前や月経中、更年期に頭痛が増える傾向があります。閉経以降はホルモンの増減がなくなるぶん、片頭痛が軽くなるケースも。更年期の症状が重い場合はHRTという方法もあります。

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イラスト/木下綾乃 構成・原文/山村浩子
※OurAge 2020.11.16掲載

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