「閉経」したとき、どのように感じた?「閉経」してからこれまでの不調になにか変化はあった? 閉経を経験した人たちが、読者から寄せられた疑問にお答え。

(編集部が行ったアンケート結果より。40歳以上の女性595人の回答)

Q.「閉経」したとき、どのように感じましたか?

《ポジティブ派》
●正直にいうと経血の量が多く苦痛なタイプだったのでこれで楽になれる……とうれしかった。(57歳・会社員)
●白いボトムが、気兼ねなく着られる! おしゃれの幅が広がる。煩わしい生理から解放された。(53歳・主婦)
●毎月の不調などから解放されて楽になり、よかったと思うと同時に、更年期症状に悩まされているので、生理があるということはありがたいことだったのだと気づかされもした。(55歳・主婦)
●婦人科系の持病から生理痛がひどかったので、そのつらさからの解放と、旅行などでタイミングを気にする必要がなくなった喜び。(57歳・主婦)
●せいせいした。大きさ5cm超えの子宮筋腫があり、月経過多に何年も悩まされており、つらい年月だった。白いパンツをはいても、ドキドキしなくてもいい。私にとっては、新たな人生のスタートでした。(59歳・自営業)

《ネガティブ派》
●生理のつらさで命を削っているような気がしていましたが、いざ終わると女性じゃなくなってしまったような、寂しさを感じました。(57歳・自営業)
●女性ホルモンで体が守られていると感じていたので、それがなくなったことによる体型や体調に変化が訪れることへの不安を感じた。(54歳・会社員)
●生理痛から解放されるから、早くあがってほしいと以前は思ってましたが、いざ閉経したら、体調が優れず、急に体が熱くなったり、寒くなったり、倦怠感も出て、すっごくしんどくて、しんどくて、生理痛のほうが全然ましだった。(53歳・主婦)
●はっきりとした感じはなかったが、未婚・未出産なので、自身が出産することができなくなったことがすごく残念で、なんとなく寂しく思った。(51歳・会社員)

生理が重くつらかった人は閉経をポジティブにとらえていて、閉経が新たな人生のスタートに。一方、閉経し、寂しさや不安などのネガティブな気持ちをもつ人も少なくない。
「生殖能力を失うと、生物学的に生きる意味がないように思えて、寂しさを覚えるかもしれませんが、生殖能力をもつ次の世代の人たちをサポートする役割に変わったのだと前向きにとらえましょう」。

教えてくれたのは
高尾美穂先生

高尾美穂先生

女性のための総合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長。産婦人科専門医。医学博士。スポーツドクター。ヨガマスターとしてヨガ指導も行う。女性の体の悩みへの明解なアドバイスがテレビで反響を呼び話題に。

Q.「閉経」してから、これまでの不調になにか変化はありましたか?

Q.「閉経」してから、これまでの不調になにか変化はありましたか?

閉経後は、不調が改善したという人が38%と最も多いが、不調が続いている人や、さらに不調になった人も半数近く。閉経後5年の更年期が終わるまでは、不調が続くケースも多いといえそうだ。

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取材・原文/和田美穂 イラスト/中村久美 
※エクラ2021年6月号掲載/Web eclat 2021.05.13掲載

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