アンケート調査によると閉経の仕方は十人十色ではあるものの、いくつかのタイプに分かれることが判明。みんなの閉経エピソードから、今回は病気の治療の影響により閉経をむかえた方たちの体験談をご紹介。

高尾美穂先生

教えてくださったかた

高尾美穂先生

女性のための総合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長。産婦人科専門医。医学博士。スポーツドクター。ヨガマスターとしてヨガ指導も行う。女性の体の悩みへの明解なアドバイスがテレビで反響を呼び話題に。

《病気がきっかけ》病気の治療の影響により閉経

病院

子宮筋腫で子宮摘出手術をしてから生理がなくなった。(50歳・会社員)

私の場合、市の検診で乳がん(初期)とわかり、乳房を全摘したあとに抗がん剤治療をしました。初回の抗がん剤治療がスタートしたら、ピタッと生理がなくなってしまい、その後生理はこず、43歳で閉経しました。(51歳・主婦)

子宮筋腫の治療をする際、ホルモン注射で月経を止めながら、閉経まで逃げきる方法をとりました。とにかく貧血がひどかったからです。50歳くらいのころでした。その後、徐々に経血量が減っていき、いつのまにか完全に経血が止まりました。子宮筋腫も小さくなっていましたが、閉経後の今も、エコー検査を受けると、腫瘤状の筋腫が残っています。(59歳・会社員)

子宮内膜症のため低用量ピルを服用していて、50歳のとき医師の指示で薬をやめたら閉経していた。(51歳・自営業)

(編集部が行ったアンケート結果より。40歳以上の女性595人の回答)

高尾先生イラスト

Opinion!

子宮筋腫などの病気がある場合、症状を抑えるためにホルモン注射などで人工的に閉経させる場合も。決して珍しいことではありません。(高尾先生)

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取材・原文/和田美穂 イラスト/中村久美 
※エクラ2021年6月号掲載/Web eclat 2021.05.11掲載

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