「些細なことで落ち込んでしまう」「昔より、ネガティブになっている気がする」「不安で眠れないことがある」。そんなふうに、「心がツラい」と訴えるエクラ世代は少なくない。そこで、いつごろからか、原因はなにかなど、「ときどき心がツラい」事情についてJマダム100人へアンケート。
《実はみんな悩んでいた!》アラフィーの「ときどき心がツラい」事情
(Jマダム100人アンケートの結果より)
Q.不安、悲しみ、焦燥感、迷いなどで心がツラいと思うことがありますか?

「心がツラい」と感じている人が8割以上いるものの、大半は「ときどきある」という状況。うつや不安障害のような病気とまではいかないこの段階で、ツラさを解消する方法を見つけ、実践したい。
Q.いつごろから心がツラいと思うようになりましたか?

40代以降が全体の63%に。女性は40代以降、更年期をはじめ体にさまざまな変化が生じ、親の介護や子供の巣立ちなど環境も変わる時期。そうした要因が、心のツラさと関係している可能性大。
Q.主に何が原因で心がツラくなりますか?(複数回答)
1位:親のこと
2位:仕事のこと
3位:夫やパートナーのこと
4位:老後のこと
5位:子供のこと
全体の48%があげたのが「親のこと」。現在進行形の介護のほか、この先の介護や親の死、親のひとり暮らしに悩む人が多いよう。「仕事のこと」は、人間関係を原因にあげる人が目立った。
Q.どんなときに心がツラくなりますか?
以前のように無理がきかなくなり、「やりたいこと」「ねばならないこと」とのバランスを考えると、現実に押しつぶされそうに。未来にときめきも見出せず、何もする気になれないし、体も重くなる。そんな自分が情けなくて、ますますツラくなるの繰り返し(52歳・主婦)
実父の死、中学生の息子の反抗期など、主に家族のことで心がツラいと感じます。無気力になることもあれば、感情が爆発して家族にあたってしまうことも(47歳・パート)
理由もないのにふとした瞬間に焦燥感におそわれたり、こんなはずじゃなかったのに、やり直すには年をとりすぎたと感じ、計り知れない寂しさを感じる(47歳・専門職)
コロナの感染者が多くなると自分や家族が感染したらどうしようと不安になることが多いです(55歳・主婦)
Q.心がツラくなると、どんな状態になりますか?
気持ちがふさぎ込み、自分にがっかりする。悲観的、否定的な考え方をしてしまいがち。人に会うのが怖くなります(46歳・主婦)
思考停止(50歳・秘書)
目もとがピクピクしたり、湿疹が出てきたり、身体的に症状が出てくる(52歳・主婦)
少し興奮状態になり、目が冴えて寝つきが悪くなります」(45歳・会社員)
夜、ベッドの中で、せっかくつけたクリームが全部とれてしまうくらい泣いてしまいます(48歳・会社員)
ひとりでぼーっとしたくなる(54歳・自営業)
仕事に行きたくなくなる。そのくせ誰かに会わずにはいられなくなり、連絡をとりまくる(50歳・看護師)
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取材・原文/村上早苗 イラスト/北住ユキ
※エクラ2021年11月号掲載/Web eclat 2021.10.05掲載