自宅でできる簡単ボイトレをボイストレーナーのミニー・P先生がご紹介。今回は、滑舌をよくし、口をしっかり動かすことで下半顔を引き締めるボイトレをピックアップ。

ボイストレーナー
ウイングス ミュージック スクール代表。「魅き寄せ声」が身につく独自のボイストレーニングメソッドが人気で、著書『声を磨けば、人生が変わる』(集英社インターナショナル)が好評発売中。自宅で先生のボイトレが学べるYouTubeチャンネル「ミニー・Pのボイトレ」も話題に。
顔を逆三角形にしながら、50音の苦手な行をいう
滑舌をよくし、口をしっかり動かして下半顔を引き締めるボイトレ。50音をあ行から順番に早口でいってみて、さ行やた行、ま行やら行など、いいづらい行をトレーニング。口を縦に開け、唇を前に突き出しながら、例えばさ行なら、「さ」を「さあ」と母音を意識して発声。両手で下半顔が逆三角形になるよう支えながら行うと口が縦に開きやすくなる。慣れれば手の補助がなくてもできるように。

ムンクの「叫び」のように下半顔が逆三角形になるよう両手で押さえる。こうすることで口が縦に開き、表情筋の動きを確認できる。

母音を意識して苦手な行を発声練習。「お」の段以外もすべて、唇を横に引かず、縦に開けて唇をアヒルのように前に突き出すのを意識。
■Web eclatで関連記事を読む
コロナ禍による老け声&声枯れ防止!ツヤ増しボイトレの効果をプロが解説
一日5分で脱・たるみ顔!舌&顔全体を鍛える「早口言葉6」
「落ち舌」が下顔面をたるませていた! 原因とおすすめの対処法は?
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/MATY 取材・原文/小田ユイコ
※エクラ2021年5月号掲載撮影/Web eclat 2021.04.16掲載