オーラルケアブランド「リステリン」が、専門家とともに口腔ケアに関するさまざまなトピックについて伝えるべく定期的に開催している「リステリン オーラルヘルスアライアンス 」サミット。その3回目の講師、「銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81」院長の坂本紗有見先生の講演から、今回は「お口トラブルを防ぎ、美容にも効果的なマッサージ&エクササイズ」をご紹介します!

オーラルケアのイメージイラスト

【知って驚くオーラルケア最前線】
Vol.1 「口臭が強い」人は、男性より女性のほうが多いってホント!?
Vol.2 オーラルケアが全身の健康にも美肌にもつながるって知ってた?

ドライマウス対策になる! 3大唾液腺マッサージ

【知って驚くオーラルケア最新事情 Vol.1】でご紹介したとおり、口腔内の乾燥は、強い口臭や歯周病などさまざまなトラブルにつながります。口が乾きやすいと感じている方に特におすすめなのが、この「3大唾液腺マッサージ」。

●3大唾液腺とは?

ドライマウスやほうれい線対策にも! 「唾液腺マッサージ」と「マウスウォッシュエクササイズ」【知って驚くオーラルケア最新事情 Vol.3】_2

消化だけでなく口内の殺菌、浄化の作用をもつ「唾液」は、唾液腺から分泌されています。口の中には無数の唾液腺が存在していて、その中でも大きいのが、耳の下あたりに位置する「耳下腺」、舌の根元にある「舌下腺」、あごの付け根にある「顎下腺」の3つ。

これらはそれぞれ異なる種類の唾液を分泌しています。
耳下腺からはサラサラとした唾液、舌下腺からはネバネバした唾液、そして顎下腺からはサラサラとネバネバ、両方の唾液が分泌されます。これら「3大唾液腺」をマッサージで刺激することで、大量の唾液が分泌されます。

●マッサージの仕方はこちら

ドライマウスやほうれい線対策にも! 「唾液腺マッサージ」と「マウスウォッシュエクササイズ」【知って驚くオーラルケア最新事情 Vol.3】_3

強く刺激すると筋肉を痛めてしまうので、“痛気持ちいい”より少し優しめに、筋肉をほぐすようにやることがポイント。

口内殺菌&ほうれい線ケアにもなる! マウスウォッシュエクササイズ

そしてもうひとつ、坂本先生おすすめなのが、こちらの「マウスウォッシュエクササイズ」。毎日使うマウスウォッシュで口内をまんべんなく殺菌するだけでなく、うがいをする要領でぶくぶくと頬を刺激することで、気になるほうれい線予防にも効果的なんだとか!

●3ステップエクササイズはこちら

ドライマウスやほうれい線対策にも! 「唾液腺マッサージ」と「マウスウォッシュエクササイズ」【知って驚くオーラルケア最新事情 Vol.3】_4

「まず、マウスウォッシュを口に含まず、“エアうがい”からやってみましょう。思ったよりも動かしにくく、ふだん口の周りの筋肉を使っていないことが実感できるはず。頬の左右だけでなく、唇の上部分(鼻の下)、唇の下部分(あごあたり)も含めた4カ所に空気を入れて、うがいをする要領でぶくぶくしてみましょう。

そのウォーミングアップが終わったら、マウスウォッシュを口の中へ入れて。たくさん入れすぎると苦しくて吹いてしまうこともあるので気をつけて。また少なすぎても殺菌効果が薄れるので、ひと口、または自分なりの適量を口に入れ、ウォーミングアップと同じ動きをしてください。マウスウォッシュが口の中全体に行き渡るように意識して。また、のどでもガラガラとうがいすると、よりGOOD」(坂本先生)

坂本先生によると、寝る前にやるのが最も効果的とのこと。最初はゆっくり、慣れてきたらスピードアップしてやると、口内の細菌が取れやすくなるそう。唇を閉じて頬を動かしたり、のどでガラガラするうがいができないという人は、鼻呼吸ができないというサインでもあるので要注意です!

リステリンの商品画像

(左から)リステリン トータルケア ゼロプラス、リステリン トータルケア プラス、リステリン トータルケア 歯周クリア[医薬部外品]/ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニー お客様相談室 0120-101-110

近年、リステリンでは、刺激の強さが苦手な人にも使いやすいノンアルコールの低刺激タイプを発売。写真は人気No.1の「リステリン トータルケアシリーズ」。虫歯・口臭・着色・ネバつきなど女性が気になるさまざまなお口の悩みを1本で解決します。

プロフェッショナルケア×3ステップセルフケアが最強!

3回にわたってお伝えしてきた最新のオーラルケア情報。口腔ケアは、3~4カ月に一度のプロフェッショナルケアと、歯磨き・フロス・マウスウォッシュの3ステップセルフケアの両軸でしっかりと行うことが大事ということがよくわかりましたよね。セルフケアだけでなく、歯科医院に定期的に行くことは、自分の健康を守るためでもあります。

お口のケアは、糖尿病、認知症、美肌など全身の健康につながります。健康でいきいきと生きていくためにも、今一度、毎日のオーラルケアを見直しましょう。

文/宮平なつき 資料提供/ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社コンシューマー カンパニー

坂本 紗有見先生

銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長

坂本 紗有見先生

1986年に東京歯科大学卒業後、東京歯科大学歯科矯正学講座入局。'93年に日本矯正歯科学会認定医を取得し、'96年に坂本歯科副院長に就任。2005年より、現・銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長に。日本美口協会代表理事。日本矯正歯科学会 認定医。日本成人矯正歯科学会 常務理事。日本アンチエイジング歯科学会 常任理事。