yoiが注目するHOTなアイテムをセレクトし、約1カ月間使用した感想をお届けする連載『Try & Report!』。第20回は、日本上陸から今年で5周年を迎える『ファミュ』の、マルチ使いに便利な「ビューティバーム」をお試し。

『ファミュ』の「ビューティバーム」をTry & Report!

ファミュのビューティバーム

ビューティバーム(5g)¥2,970/ファミュ https://femmue.jp/

厳選された花々のエッセンスを主原料に使用し、フラワーセラピーの哲学を取り入れたナチュラル&サイエンスな製品が人気の、韓国発のスキンケアブランド『ファミュ』。2018年に日本に上陸するやいなや、瞬く間に美容賢者たちを虜にしました。韓国では定番の、ツヤツヤな水光肌へ導いてくれるアイテムばかりで、私も大好きなブランドのひとつ♡ 続々登場する新製品はどれも魅力的ですが、なかでも1月20日に発売した「ビューティバーム」はパーツケアを超える働きぶりを発揮してくれました!

バームクリーム自体はかつて黒い容器でノベルティとして登場していましたが、今回は透明感のあるガラス容器になって製品化。美容成分を新たに追加&保湿成分の配合バランスを調整し、肌なじみのよさと後肌の心地よさがパワーアップしています。

バームの取り方

バームは表面をくるくるなでるように少量ずつ取って使ってもいいけれど、個人的には爪の先ですくい取るのがおすすめ。やや固めなので、手のひらで温めて柔らかくしたほうが肌にのばしやすいと感じました。

バームのテクスチャー

植物オイルとワックスの配分を工夫することで、高い保湿効果がありながら重さやベタつきを感じないテクスチャーを実現しています。植物オイルは、角質層のバリア機能をサポートするサンフラワーオイル、肌にハリを与えて保水力を高めるウチワサボテンオイル、皮脂と組成が近くてなじみやすいホホバオイルをブレンド。肌を乾燥ダメージから守り、しなやかに整えてくれます。

やわらかくなじんだバーム

バームを温めて肌に広げるとぐんぐんなじんで、しっとり保湿された肌に。ベースメイクの上からでもうるおいを与えてくれるから、お直し前の乾燥ケアにちょうどよさそう! ポケットにINできるサイズで、日中の持ち歩きにも便利でした。

パーツの保湿ケア

植物オイルがメインのバームは、全身のあちこちにマルチ使いできるのも特徴。皮むけした唇やガサガサのひじなど、ハードに乾燥したパーツをやわらかく保湿してくれます。私が気に入った使い方は、手のひらに残った油分でそのままネイルケアをすること! ベタつきがないから、すぐにパソコンのキーボードを打っても気になりません。

スキンケアの仕上げに使用

冒頭で「パーツケアを超える働きぶり」と称した理由は、スキンケアの仕上げに使ったときの感動が大きかったから! 肌になじむとリッチな保湿感はあるのに、ギトギトしたオイルっぽさを感じず、ツヤピカな肌に仕上がるんです。頬から下の顔に使うと、その感動を実感できるはず! 使用量はかなり少なくてもOKだから、毎日使っても容量5gの中身はそれほど減らず、かなり長持ちしそう。

ペパーミントとラベンダーにメントールがプラスされている爽やかな香りもお気に入り。気分をすがすがしくリフレッシュしてくれます♡ ほんのりスーッとしたひんやり感があるので、目のまわりは避けて使うのがよさそう。

ベースメイクがのりやすく

そしてイチオシなのは、朝のスキンケア時に使うこと。毛穴の開きやきめの乱れをなめらかに整え、ベースメイクがきれいにのって美しいツヤ肌に! バームをなじませたあとに軽くティッシュオフしてからベースメイクをするのが、メイク崩れを防ぐポイント。乾燥によるファンデーションのヨレが少なく、イキイキとした肌印象が長続き。マスクをはずす瞬間も肌に自信が持てました♡

Try&Report 後記

バームアイテムは年々進化していて、クレンジング、ヘアスタイリング剤、ボディケアとジャンルレスな人気を集めています。また、保湿性に優れていることから、1ステップでお手入れを完了できるスキンケアとして、忙しい現代人の生活を支える存在に。あらゆるメーカーがそんなマルチなニーズに応えるべく、限られた時間で高パフォーマンスを発揮できるよう開発努力を重ねているのです。

その中でも『ファミュ』は、家でも外でもシーンを問わず使いやすいストレスフリーなテクスチャーと、肌を健やかに導く機能性を両立。肌ざわりは軽やかに保ちたいけど豊かなうるおいはあきらめたくないという人は、とことんマルチに使える「ビューティバーム」を日常に取り入れてみて!

撮影・文/井上ハナエ