9月3日は秋の睡眠の日! 睡眠健康推進機構により、春(3月18日)とともに年2回、睡眠健康への意識を高めることを目的に制定された日です。yoi編集部では、良質な睡眠へ導くと今話題のアイテムをセレクト。ライターMがお試しして、その効果や使用感をレビューします!



3つ目に紹介するのは、スマホを触るだけで寝つきがよくなると話題のアプリ。「睡眠観測」とはいったいどんなものなんでしょう?

気持ちよく"寝落ち"するためのスマホアプリって?

睡眠観測アプリ使用中の手元の写真

ベッドに入ってもすぐに寝つけず、手持ちぶさたでついスマホをいじってしまう。動画を見ながら、ゲームをしながら時間を過ごしてしまう。スマホの画面から放たれる光が睡眠に悪影響だと知っていてもなかなかやめられない人、多いのではないでしょうか? ライターMもその一人。だいたいスマホで動画を見ながら寝落ちするのが日常になってしまっています…。私同様、寝るときもスマホを手放せない人のために『ギジン』が開発したアプリが、「触って眠れる睡眠アプリ - 睡眠観測」です。

リラックスできる音楽を聞きながら、“夜の空に流れ星を探す”、あるいは”海でイルカを探す”など、森羅万象のあれこれが画面に現れたらタッチするという簡単なゲーム。心落ち着く音楽を聞きつつ、「眠ること」以外に意識が向く。でも、適度に脳を活性化しすぎない簡単な操作で睡眠導入につながるんだそう。

スマホを触っているほうが寝つきがよくなる!?

睡眠観測アプリ 動作画面

今回試したのは、「触って眠れる睡眠アプリ - 睡眠観測」の無料体験版。ゆったり流れるBGMを聞きながら、きれいな星空の画面をタッチするだけと、使い方はいたってシンプルです。流れ星を見つけるために、画面上で指を動かすという、ゆる~いゲーム感覚でスマホをいじっていると、どんどんまぶたが重くなってきて、ああもう眠ってしまいそう…という状態に。そうしてウトウトしているうちに、アプリを起動してから約10分後に眠っていました。いつもなら、スマホで動画を見ていると30分くらいは頭が冴えてパタッと寝落ちしていたのが、このアプリでは、どんどん眠りに引き込まれていく感覚があったことが驚きでした! 

眠ってしまってスマホ画面から指が離れたり動かなくなると、アプリが入眠を感知してBGMや画面が自動的にオフされるので、スマホの光や音で睡眠を妨げられることがないのもポイント。入眠までにかかった時間と、睡眠時間、起床時刻をアプリ内で計測、記録できるので、その効果を客観視することも可能です。体験版は“天体観測”モードのみですが、アップグレード版(iOS版 ¥610/Android版 ¥600)ではさまざまなバリエーションが増え、飽きずに継続できそうです。

スマホは良質な睡眠を妨げるものというイメージが強いですが、デジタル社会の今は、切っても切り離せない存在。それなら、むしろ睡眠にも有効活用できるツールにする——ってすごい発想! 快眠業界の目覚ましい進歩を感じる、注目のアプリです。