トゲトゲした心や張り詰めた気持ちが続くと、いつしか体までこわばり、余計に緊張してしまいます。そうなる前にぜひやってみたいのが、リラックス法。前編では、重心を下に意識させる動作で体をほぐすコツをつかんでください。

教えていただいたのは
伊藤絵美さん

伊藤絵美さん

1967年生まれ。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。カウンセリングの専門機関「洗足ストレスコーピング・サポートオフィス」所長。クライアントへのカウンセリングのほか、企業研修やセミナー、ワークショップを積極的に開催。『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』(晶文社)など著書も多数。

重心はとにかく下に下に

心が緊張していると体も戦闘態勢に入り、重心が上に向いてきます。肩が上がったり、首に力が入ったりするのはそのため。ガチガチな体をリラックスさせるには、重心を下に下に意識することが肝心。いつも足の裏で大きな地球を感じられるように、練習してみましょう。

足の裏全体で“床”を感じる

足の裏全体で“床”を感じる
裸足でも靴を履いていてもいいので、両足の裏を床にベターッとつけてみます。親指から小指、母指球(ぼしきゅう:親指の付け根のふくらんだ部分)から小指球(しょうしきゅう:小指の付け根のふくらんだ部分)、かかとまで、足の裏全部で床を感じて

お尻の穴を軽く締める

お尻の穴を軽く締める
足の裏全体で床を感じ続けたまま、お尻の穴をキュッ。そのときの腰から下の感覚をそのまま感じ取って

肩に力を入れて、一気に脱力する

肩に力を入れて、一気に脱力する
両肩にクイッと力を入れて上に持ち上げたら、一気に脱力。腕がブラブラするくらい力を抜きましょう

重力に引き込まれるイメージ

力に引き込まれるイメージを
最後に少しあごを引いて目を軽く閉じ、足の裏で大きな地球を感じて。下半身が重力でグイグイ引き込まれていくような感覚をイメージしてみましょう

イラスト/雨月 衣 指導・監修/伊藤絵美(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス) 構成・原文/蓮見則子
※OurAge 2021.04.13掲載

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