双子のマナとカナ、ユウキ、ユナの4人から成る、NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド、CHAI(チャイ)の連載『CHAISM(チャイズム)』。メンバー一人ずつにフォーカスするスペシャル月間の2番目に登場するのは、ドラム担当のユナさん! 今回は、まわりを明るく照らす存在であるユナさんを「YUNA HOLIC(ユナ中毒)」というコンセプトで撮影&インタビュー。笑顔を絶やさないあふれるエネルギーの源や、今年から始めたポッドキャスト番組『ゆなのみたい!しりたい!ききたい!』についても深掘り♡ これを読めば、もっとユナさんの魅力の虜になっちゃうはず!

CHAI・ユナ「不器用でもいい。自分の心に正直に生きる勇気」【連載】CHAISM vol.12_1

心の声に耳を傾ければ、自分もまわりもハッピーに

——持ち前の笑顔で現場の雰囲気を明るくしてくれるところや、エネルギッシュなドラムパフォーマンスなど、全身で音楽や愛を表現するユナさんのキャラクターは、「また会いたい!」と思わせる中毒性があるなと感じます。そのエンターテインメント性のルーツはどこにあると思いますか?

子どものときから、家族の中では私がいちばんふざけてたかな〜…といっても一人っ子なんだけど(笑)。両親を笑わせるために、わざと変な服の着方をしたりすっぽんぽんで現れてビックリさせてみたり、ずっとふざけまわってた。人の笑顔が大好きだし、私の言動でみんなが笑ってくれるとキュンとするんだよね! 「まわりの人を笑顔にしたい!」って想いがずっと胸の中にあるんです。

——CHAIのメンバーとしての活動にもつながる想いですね。

人を喜ばせてハッピーな空間をつくりたい気持ちは子どものときから今も変わらず持っているけれど、セルフラブを大切にするCHAIのメンバーになったことで、その考え方に少し変化があって。それは、相手だけでなく自分もハッピーで心地よくいられるように、より自分自身に向き合うようになったこと。「ありのままの自分を受け入れる」ことは、CHAIの活動を始めてから意識できるようになりました。

CHAI・ユナ「不器用でもいい。自分の心に正直に生きる勇気」【連載】CHAISM vol.12_2

——「CHAIとしてセルフラブのメッセージを発信するには、まずは自分自身のコンディションを整えることが大切」とカナさんもおっしゃっていました。ユナさんは、どうやって日常的に自分と向き合ってますか?

自分の心の声に耳を傾けることを大切にしてる! そのとき体が喜ぶものを食べたり、気分に合わせて着たい服を着たり。心のおもむくままに行動して、自分で自分の機嫌をとるようにしているかな。

——最近、自分の心の声を聞いたでき事は?

心がときめいた服は買っちゃうよね〜(笑)。北米ツアーでも隙間時間にお買い物したんだけど、花柄のアイテムとかコラージュデザインのロンTとか、最近はよりカラフルでデザイン性のあるものに心が動かされてる! あと、おいしいものに対しての探究心もすごいから、人におすすめされたら「それは食べないと」と即行動(笑)。ちなみに最近、衝撃的においしかったのは、『治一郎』のプリン! 私の今の激推しスイーツで、一人で2個ペロッと食べちゃうほど好き。もったりとした重めの食感で甘さ控えめ、ほろ苦のカラメルとの相性抜群なの〜♡ 想像以上にミルキーで…って、つい食べもののこととなると話が止まらなくなっちゃうんだよね(笑)。

CHAI・ユナ「不器用でもいい。自分の心に正直に生きる勇気」【連載】CHAISM vol.12_3

——おいしそうに食べる姿もユナさんの中毒性のある魅力のひとつですよね! そんなユナさんでも、忙しい日々が続くと自分の心の声が聞こえなくなることがあると思います。そんなときはどうしていますか?

そういうときって、いろんな考えや情報のせいで頭がこんがらがっている状態だと思うの。だから私の場合は、頭の中にあるやりたいことのカードを、ひとつひとつテーブルに並べるようにイメージして、考えを整理するようにしているかな。「さて自分は何がしたい? 私が後悔しない選択はどれ?」と自問自答して、そのときのベストアンサーを出すようにしています。

自分をいたわる時間を持つからこそ、ここぞというとき輝ける

CHAI・ユナ「不器用でもいい。自分の心に正直に生きる勇気」【連載】CHAISM vol.12_4

——ユナさんはCHAIではもちろん、他アーティストのツアーにも呼ばれるドラマーとして活躍が目覚ましいですよね。そもそもドラムを始めたきっかけは?

小中学生の頃にどハマりしていた『ORANGE RANGE』の元ドラマー・KATCHANさんを見て、ドラムという楽器やドラマーという存在自体に興味を持つようになったのがきっかけ。でも、ドラムを始める前からビートに体がうずく感覚があって、カーニバルっぽいビートを聴くと「ちょっと待って、血が騒いでるんですけど」って無条件にテンションが爆アガりしちゃってたんです(笑)。だから本能的にドラムを求めていたのかもしれない(笑)。でも、当時はピアノを習っていたから、親にドラムをやりたいってなかなか言い出せなくて…。どうしてもあきらめられなくて、両親を説得して軽音楽部がある高校に進学したら、マナとカナに出会ったんです。

——心が求めるままにドラムを始めたことで、自身に変化はありましたか?

ドラムを通して学んだことは本当に多くて、そのひとつが「自分の心に正直に、やりたいことをあきらめないこと」。さらに、「場を俯瞰する力」が鍛えられたかな。よくドラムは“ケーキのスポンジ”に例えられるんだけど、それは音楽の“土台”という意味。CHAIでいうと、マナとカナがステージで胸を張って自由に踊り狂えるように、安心感のあるビートを提供する役割がドラムにはある。だから、CHAIで演奏するときは「今、歌いやすいかな? カッコよく聴こえてるかな?」 と状況をつねに俯瞰するように意識してる。一方、ソロでたたくときは、どれだけ自分が自分のビートに酔いしれられるかどうか。私自身が気持ちいいと感じるグルーヴ感をつきつめることに集中しています。

——今回の撮影の事前アンケートで「自分を表すなら静と動のどっち?」という質問に「どっちもバランスが取れているのが好き!」と回答されていました。まさしく、どんな状況や人にも調和できる力を持っているユナさんらしい答えだなと思いました。

どんなことにおいてもバランスってすごく大事だなと。“動”がアウトプットだとすると、“静”はインプット。自分が安らげる“静”の時間を大切にしてこそ、“動”であるバンドのパフォーマンスでキラキラ輝けると思うんです。安らぎたいときのマストアイテムは久石譲さんの音楽とウッディな香り。どちらも心を落ち着かせてくれるから大好き。久石譲さんの音楽は北米ツアーのときも毎朝聴いていて、特に『千と千尋の神隠し』の「あの夏へ」と『もののけ姫』の「アシタカとサン」をヘビロテしてたな〜。アウトプットの連続になるツアー中は心が揺らぐこともあったけれど、“静”の時間を持つことで深呼吸できた気がする。

不器用でもアクションを起こすことが、自分の人生を大きく変える

CHAI・ユナ「不器用でもいい。自分の心に正直に生きる勇気」【連載】CHAISM vol.12_5

——1月から自身のポッドキャスト番組「ゆなのみたい!しりたい!ききたい!」をスタートさせましたよね。なぜ今、“話す場”を持とうと思ったのでしょうか?

もともと私はこうしてインタビューとかでも自分の考えを話すのがすっごく苦手で、「私の考えって浅はかだな」とどこか自分自身を認められないまま生きていたところがあったんです。だから「しゃべること」自体に抵抗があったけれど、CHAIのメッセージ性に私自身が刺激されて「私は私の言葉で伝えればいいんだ」と思えるようになったら話すことがどんどん楽しくなってきて。そんな「しゃべりたい期」に入ったときに、今のディレクターのさとこちゃんに誘われて始めました。

あと、定期的に開催しているインスタライブで、ファンの皆から将来について相談を受けたときに、「自分の心の声に耳を傾けて、もっとやりたいことをやっていいんだよ!」と感じることが多かったのもきっかけのひとつ。私もかつて勇気を出して自分の気持ちに正直になったことでドラムを始めて、音楽で生きていくのは難しいと言われてもCHAIとして生きる選択をして人生が変わった。そうした経験を自分の言葉で伝えたり、そもそもおしゃべりが苦手な私がポッドキャスト番組にチャレンジする姿を見せることで、自分のやりたいことに飛び込む勇気を持ってくれる人がいるかもしれない…と思いました。不器用な私なりのアクションだったんです。

「CHAIになるまでの紆余曲折やバンドで経験したことを、お菓子を食べながらゆるゆるとお話しているよ!」(ユナ)

共感するだけじゃなく、自分の意見を伝えることが本当の優しさ

CHAI・ユナ「不器用でもいい。自分の心に正直に生きる勇気」【連載】CHAISM vol.12_6

——思考の浅さにもコンプレックスを抱いていたということですが、もっと思考を深めたいと思う理由はなんですか?

思考の深さは相手に対しての理解力の深さにもつながると思うんです。音楽や言葉で私の想いを届けたいからこそ、人のことをもっと知って理解したい。仕事でもプライベートでも、私にかかわってくれる人がより増えていくなかで、相手と齟齬なくコミュニケーションを取ったり、その人が伝えたいことを深い部分まで理解してつながるためには、思考力を高めることが必要だと気づいたんです。

アルバムの『WINK』も、人とつながれないコロナ禍において、リモートで海外ともやりとりしながらできた作品。「人に会えないのにボーダーレス」という不思議な状況が、「もっと相手を理解してつながりたい」という気持ちを加速させた部分もあるのかな。



——たしかに相手の話を真に理解するためには、その人の意見や気持ちにどれだけ寄り添い、背後にある気持ちにまで想像をめぐらせられるかが大切ですよね。番組では、ゲストを迎えてあらゆるトークを繰り広げていますが、ユナさんがコミュニケーションを取るときに大事にしていることはありますか?

「わかったつもりにならないこと」かな。これまで私は、相手を理解する=共感することだと信じていたところがあったんです。でも、それは違う。人の数だけ考え方があるのは当然で、そのすべてに共感できなくてもいいと心に留めるようにしています。

最近、「本当の優しさってなんだろう?」と考えることが多いんです。共感して寄り添うことが優しさと刷り込まれて生きてきたけど、やっぱりそれは違うなと。本当の優しさというのは、相手との違いを認めたうえで厳しいことも言えることだと思うので、「私はこう思うよ」と自分の意見を正直に伝えるようにしています。意見が食い違ったとしても、それが長い目で見たらお互いの心を守るうえで大切なはずだから。

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▶︎次回は、6月19日(日)公開予定! どのメンバーのインタビューかはお楽しみに...♡

CHAI

バンド

CHAI

双子のマナ ( Vo.&Key. ) 、カナ ( Vo.&Gt. ) 、ユウキ ( Ba.&Cho. )、ユナ ( Dr.&Cho. )で編成された、4人組の“NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド”。2017年にリリースの1stアルバム『PINK』がチャートを席巻。2020年には、USの老舗レーベルSUB POPと契約し、2021年には、3rdアルバム『WINK』を発売。その勢いは日本国内にとどまらず、ワールドワイドに活躍中! 公式サイト■https://chai-band.com

カーディガン¥176,000/TENDER PERSON(TENDER PERSON)、トップス¥22,000/TAN(TAN)、パンツ¥48.400/LYDIA(YANYAN)、サンダル¥55,000/UNDERCOVER(SueUNDERCOVER)、イヤリング¥49,500・ネックレス¥132,000・ブレスレット¥39,600/SARARTH カスタマーサポート(SARARTH)、リング¥150,000/Brillar(Brillar)



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撮影/野田若葉(TRON) ヘア/夛田恵子(mod's hair) メイク/YUKA HIRAC(VOW-VOW) スタイリスト/小林聡一郎 動画撮影・編集/梶 祐輔 撮影協力/プロップス・ナウ 取材・文/海渡理恵 企画・編集/高戸映里奈(yoi)

CHAIが生み出す、グッドミュージックをPLAY!

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