1980年──、いまから40年前。女性の「性」の本音を語る「モア・リポート」が誕生しました。そして、恋愛やセックスが多様化した2020年夏。新「モア・リポート」が始動します!

2020年、コロナ禍の「恋愛」と「セックス」はどうなる!?

スマホで恋愛?

「モア・リポート」の企画が始動した矢先、新型コロナウィルスが猛威をふるい、世界は大きく変わりました。自粛とソーシャルディスタンスが叫ばれる中、「恋愛」そして究極の濃厚接触と思われる「セックス」は、どう変わっていくのでしょうか?

「コロナで好きな人に会えない」「セックスはしてもいいの?」「彼氏と別れそう……」

コロナで恋愛やセックスは変わる!? 変わらない!? どうやら恋愛の仕方は2極化しているようで......!?

今回教えてくれたのは……ぐっどうぃる博士 
理学博士で、現在は恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。主宰する、悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』の電話相談で活躍中。

恋愛なんてしてる場合じゃない!? コロナ禍の恋愛はどう変化していく?

ピンクのマスク

ーーーコロナ禍の恋愛は、どう変わっていくのでしょうか?

緊急事態宣言の直後、恋愛相談は急激に減ったんです。「恋愛なんてしている場合じゃない」という気持ちの現れでしょう。みんな不安でいっぱいだったんだと思います。(ぐっどうぃる博士、以下同)

ーーー確かに、恋愛のことを考える余裕はなかったかもしれません。感染したくないし、恋愛よりも、生きることが第一。

そうですよね。でも数週間たつと、今度は普段より恋愛相談が増えたんです。相談のほとんどは、コロナ禍で彼にどう接するべきか?というものでした。でも今、周りを見回すと、男女が会って話す、食事をしてセックスをする、とコロナ前の日常に戻ってきています

ーーー確かに、コロナと一緒に生きる......そんな覚悟も少しずつ出来てきたような気もします。 


それでも、ニュースを賑わせている話題は相変わらず「コロナによって、世の中が変わる」ということですよね。ですが、少なくとも恋愛はメディアが言うほど変わっていない、変わったことは限定的だなと思うのです。

あなたはどっち!? コロナ禍における恋活と婚活は二極化した

ーーーとはいえ、出会う機会は減ったように思います。

ええ、「不要不急で出かけるな」と言われたのですから、当然出会いの数は少なくなりました。婚活市場では、様々な企業がオンラインを利用した出会いの場を提供し始めています。
それによって、今「恋愛や婚活の二極化」が進んでいます。

ーーー二極化......というと?

1つ目は、「恋愛(セックス)至上主義層」(少数)です。

女性イメージ

【恋愛(セックス)至上主義層】
恋愛すること、セックスすることが大好きで、独身でも、結婚していても、一年中恋をし続けないと生きられない人たち。彼らは物理的に会えなくても恋愛をする。オンラインの出会いの場にも積極的に参加

ーーー恋愛至上主義の方々は、コロナという壁も軽々と飛び越えて恋愛をするということですね。

そうですね。そして、二極化のふたつめは、「こもる層」が作っています。

おこもり派イメージ

【こもる層】
「こもる」層は、わざわざ恋愛をする必要はないと考える人達。目の前に恋愛があれば恋愛をするが、なければ他のことをする人。

「こもる層」の人たちは、自宅にいても、恋愛と同じような感情を味わうことができるんです。こもる層は恋愛じゃないときめきや刺激でも受け入れます。たとえばゲームでもYouTubeでも。いったん受け入れれば、彼らは簡単に恋愛を忘れます。この人たちが大多数です。
 「コロナ禍でも恋愛をしたい!」と思った人たちが、オンラインでの出会いに馴染めず挫折したという相談も多い。たとえば、オンラインでの会話の間の取り方や、生活時間のずれなど。「そこまでして出会いが必要か? コロナ禍が終わってから恋愛すればいいのでは?」と。その人たちも「こもる層」になります。

ーーーなるほど。コロナによって、恋愛観はふたつにはっきり分かれたということですね!

会えなくても(セックスをしなくても)愛を深める方法ってある?

ベッドにいる女性

ーーーカップルはどうでしょうか。今までのようには会えなくなった今、どうやって愛を深めればいいんでしょうか?

どんな状況であれ、うまくいっている恋人たちは影響をうけないんですよね
。例えば遠距離恋愛カップルは、コロナに関係なく、会えない分、言葉を交わしあったり、オンラインでセックスしたりしていた。コロナを理由に愛が深まらないということはないはずなんです。

ーーー確かに、周囲のうまくいっていたカップルから、コロナで会えなくなって別れた……という話は聞きません。

問題なのは「どちらかだけが好き」という場合です。会いたいという気持ちを我慢しなくてはいけないとき、どちらかが冷めている場合や片思いの場合、「コロナだから会うのはやめよう」の一言で、関係が切れてしまう。

不安な時こそ、連絡を控える

スマホを見ている女性

ーーー会えないことで、良くも悪くも本音が透けて見えてしまうということでしょうか。コロナで関係が終わってしまうのは悲しいですよね......。解決策はあるのでしょうか?



コロナ禍で、相談に来る人たちは口を揃えて「不安でしょうがない。たくさん連絡しちゃう……」と言うんです。そういうとき僕は「不安なときこそ、連絡を控えなさい」と伝えます。

ーーーでも、コロナ禍でどのように関係を作っていけばいいのか……。

コロナは霧のようなものだと考えてみるのはいかがでしょうか。目の前が不安という霧のようなものでおおわれている。でも、何もせずじっと見つめていると、少しずつ相手の状況や本音が見えてくる。慌てず、感情的に行動せず、半年くらいの長いスパンで落ち着いて彼と向き合うようにしてほしいですね。

ーーー確かに、気軽に会えないからこそ、お互いを見つめなおすきっかけになるのかもしれません。

例えば、まだ緊急事態宣言が解除される前ですが、こんな相談があったんです。「彼から旅行に行こうと言われて冷めました。どうしたらいですか」と。でもこれは、コロナが原因で冷めたわけじゃないんです。たまたまコロナによって2人の価値観の違いが浮き彫りになり、それを受け入れるかどうかが問われたということです。

コロナは相手との関係性を見つめなおすいい機会

スマホを見ているカップル

非常時にこそ、相手の本質が見える。だからこそ、これから徐々にお互いの価値観や関わり方の真実が見えてくるでしょう。

ーーーなるほど! コロナ禍だからこそ、関係性を見つめなおすいい機会だということですね。

はい、大変な中でもふたりが思いやる関係を続けられるなら、それこそ一生を乗り越えられるような愛だと思います。今も続くコロナ禍でそれが見えてくるかもしれませんね。あるいは、あなたが“それができるか”を問われているのかもしれません。

まずは自分の恋愛タイプを知ろう♡

ハートの花びら

進む恋愛の二極化。
みなさんは「恋愛至上主義層」と「こもる層」のどちらでしょうか?まずは自分の恋愛タイプを知って、恋を加速させたり、逆にお休みしてみたり......。「こもる層」だからといって焦らず、今は無理せずにじっと恋愛チャンスを待つ!という選択をする事も大切です。


パートナーがいる人は、気軽に会えない今だからこそ、相手との関係性を見つめなおして、素敵な恋をしてくださいね♡

取材・文/毒島サチコ
※DAILY MORE 2020.08.01掲載

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