「フェムテック協会認定資格2級(認定フェムテックエキスパート)」を取得している伊藤千晃さんが普段から愛用しているあらゆるジャンルのフェムテックアイテムをご紹介。今回のテーマは「おりものシート」。伊藤さんお墨付きのマストハブアイテムを伺いました。

伊藤千晃
伊藤千晃

2017年、男女混合のパフォーマンスグループ「AAA」を卒業。2018年よりソロ活動を開始し、現在はアーティスト、モデル、タレントとして多方面で活躍。2022年3月に「フェムテック協会認定資格2級(認定フェムテックエキスパート)」を取得し、フェムテックに関する情報を積極的に発信している。

ずっと昔から、ポーチの中にいつも必ずおりものシートを

伊藤千晃 フェムケア おりもの

伊藤さん:生理の前後や免疫が落ちているとき、腟の不調を感じるときに気になるのが、おりもの。おりものによる不快感を軽減するために、手軽に使えておすすめなのが「おりものシート」です。

単に不快感を解消するだけじゃなく、お気に入りの下着を大事に使いたいという方にも愛用者が多いと聞くし、私の知り合いには「生理のとき以外、1年中ずっと使っている」という方もいます。

もはや、おりものシートは生理用のナプキンと同じくらいドラッグストアにたくさんの種類が並んでいるし、今の私たちの生活には欠かせないアイテムといえると思います。

私はというと、吸水ショーツを使うことも多いので、「おりものシートがないと困る!」というタイプではないのですが、いつもひとつはポーチの中に忍ばせておかないと不安。

万が一のときも助けてくれるし、薄くて小さいものが多いから常日頃持ち歩いていても邪魔にならないところもいいですよね。吸水ショーツよりも手軽に使えるのもよいポイントで、生理が来るの?来ないの?という日や、生理の終わりかけのタイミングにも重宝しています。 

おりもので健康チェックするのが私の日常

伊藤千晃 おすすめ フェムテック おりもの

伊藤さん:そもそもおりものって、女性の健康のバロメーターでもあるんです。寝不足だったり風邪をひいていたりするとおりものが多かったり、いつもよりにおいが気になることもあります。

私の場合は腰が痛い日もそう。生理前後でもPMS期でもないタイミングにおりものが気になる日もあるから、女性の体ってつくづく不思議だなと思うけど、そういう日もなるべく快適に過ごすために、おりものシートはすごく便利。同時に、自分自身の健康、心の状態に目を向けて、健やかな日々を過ごしていきたいです。 

伊藤千晃 インタビュー フェムテック おりもの

伊藤千晃さんおすすめの「おりものシート」

体にも環境にも優しい竹繊維製。おしゃれなパケも好き!

伊藤千晃 おすすめ フェムテック 満足 よもぎ蒸し心地 ショーツ

limerime パンティライナー 15cm 20枚入り ¥726/VVV

伊藤さん:竹繊維を使ったプラスチックフリーのおりものシート。シルクのようにしなやかな肌触りはもちろん、抗菌や防臭効果も優秀。なんといっても、このおしゃれなルックスがお気に入り。手に取るだけで気分が上がるって大事ですよね。ナチュラルローソンなどでも手軽に買えるところもうれしいポイントです。 


めくるだけでOK。仕事に行く日の必需品

伊藤千晃 おすすめ フェムテック ルルドボーテ

サラサーティコットン100 2枚重ね 72枚(36組×2枚) フレグランスソープの香り ¥577/小林製薬

伊藤さん:汚れたらシートをめくるだけで2回分使える本当に便利なおりものシート。長時間の仕事のときや、忙しくてトイレに行く時間も惜しいときに手早くさっと替えられて、すごく気楽。柔らかな繊維でつけ心地も穏やかです。こういう発想の製品って、日本ならでは!という感じ。海外ではなかなか見つけられないナイスなアイディアに拍手。 


これからデビュー予定の布ナプキン

伊藤千晃 おすすめ フェムテック フェムチアーズ甘酒

ハートのリトル布ナプキン ピンク 茜染 ¥1320/メイド・イン・アース

伊藤さん:これから使ってみたいなと思っているのが、お肌に優しい純オーガニックコットン100%の布ナプキン。普段おりものが気になる時期も吸水ショーツに頼ってしまうことが多かったけれど、もう少し手軽に使えるものも知っておきたいなと思い、探していたらこちらを発見したんです。洗って何度も使えるから環境にも優しいし、冷えにもいいみたい! 

ニット¥74800/muller of yoshiokubo(03-3794-4037) スカート¥66000/written by(writtenafterwards 03-6262-9860) イヤーカフ¥5940/and cloud(0120-555-235)、リング¥11000/Jouete(0120-10-6616) その他スタイリスト私物 


撮影/松岡一哲(人物)、三浦晴(静物) ヘア&メイク/松永奈巳 スタイリスト/藥澤真澄 画像デザイン/前原悠花 取材・文/通山奈津子 構成/渋谷香菜子