MIND
-社会と心の関係について、聞きたいこと-

アマリリスを持つセクシーなバービーさん

バービー

1984年生まれ、北海道出身。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。現在はラジオのパーソナリティや情報番組のコメンテーター、地元・北海道の町おこし等にも尽力。書籍『本音の置き場所』(講談社)や、ピーチ・ジョンとのコラボ下着も大きな話題に。YouTube『バービーちゃんねる』も人気急上昇中。

Q. 初対面の人と話すことが苦手です。人見知りを克服する方法を教えてください。

A. あいさつさえ元気にできれば、その後もきっとうまくいく!

たとえばテニス。プロの試合を見て「自分もうまくできる気がするぞ」っていう気分のままやってみると、いつもより調子がよかったりする。その原理で、めちゃめちゃ明るい人の映像を見たりイメージしたりして、ハイトーンであいさつすることさえできれば、その後ぐんと楽になるはず。人見知り丸出しのまま初対面を迎えてしまうと、その後キャラを変えるのも大変だからね。きっとだいたいの人が人見知りなんじゃないかな。私も以前は鏡の前で割り箸をくわえて笑顔をクセづけたり、大きい声を出す練習をしたことも。意識するだけでも全然違うはずだからあいさつだけは笑顔でできるようになろう!


Q. 下着のプロデュース、執筆活動など、常に新しいことに挑むバービーさんの原動力は何?

A. リスクを凌駕するほど、「楽しそう!」かどうかだけ。

ちょっとしたことで人生が180度変わるような体験を何度もしてきました。コンビだって絶対断ろうと決めていたのに、ウーロンハイ3杯でOKしちゃったし(笑)。先走って周りに迷惑をかけてしまうこともありますが、「やる価値がある。やってみたい」って思う気持ちに正直に。たまに不安を凌駕するほど勘が冴えている時があって、そういう時は迷わず飛び込むし、人生の波的に「今は失敗できる時期」と思えば、勝ち目がなくても挑む。もやもやして停滞するより「えいや! 」って乗っかることで得られることのほうが大きいんじゃないかな。


Q. 大学生活や就活で、男女格差を目の当たりにすることがありました。私は中高6年間女子校でしたが、久しぶりの共学生活で、ん? と思うことが何度かあり、就活中にも、格差を感じざるを得ない経験もしました。このもやもやと、どう向き合えばよいでしょうか?

A. 身近な人とまずは共有してみて。同じ思いを抱えている人はいるから。

今って、そういう「?」や怒りを表明できる時代。急に世界を変えるのは難しいけど、身近な人たちとまずは話して分かり合っていくことはできると思うんです。同じ思いを抱えている人はたくさんいるし、その人たちとストレスの少ないコミュニティを築いていけるはず。恋愛においても、私は「女性だからこれをして当たり前」という価値観を相手には持ってほしくない。だからパートナーには、「養ってほしいと思う気持ちもないし、家事を強要してほしくない」ということを最初から全部伝えておきます。料理をするのは好きだけど、仲よくなるまではごはんもほとんど作りません。なぜかって、それが当然だと思われたくないから。もしかすると、男性側にも、同じような違和感を抱えて、つらい思いをしている人もいる気がするんです。より適切な風潮に変えていけるように、身近なところから分かり合っていきましょう。頼もしい若いアクティビストもたくさんいて、そのパワーこそ世間を変える大きなきっかけになると思います。

撮影/MARCO ヘア&メイク/吉﨑沙世子(io) スタイリスト/谷口夏生 取材・原文/通山奈津子 衣装/すべてスタイリスト私物 web構成/轟木愛美 web編成/レ・キャトル
※non-no 2021年6月号掲載/non-no Web 2021.5.4掲載

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