
不安な日々が続いているけれど、今だからこそ、自分について、未来について、地球について、田中みな実さんと一緒にじっくり考えてみよう。コロナ禍での社会のことから、恋愛、勉強、未来のことまで、読者の悩みに真剣に向き合って、回答してくれました。
今の世界、社会、未来について
今の時代もう無視することはできない、サスティナビリティやSDGsについて、みな実さんが思うこととは。

カーディガン・タンクトップ・パンツ/スタイリスト私物
Q. みな実さんから見た、コロナで変化した新しい社会とはどういうものでしょうか……。
手洗いや消毒をすることで、衛生環境への意識が向上したことはプラスに捉えています。これは、日本のみならず、海外でも変わらず習慣化されるといいですね。
サスティナブルやエコに関しては昔から言われていること。「物を大事にしなさいね」「こう工夫すればまた使えるわよ」っておじいちゃんおばあちゃんに教わってきたもんね。それがオシャレな横文字になっただけのこと(笑)。
好きな有名人がコラボしているからエコバッグを使うとか、モデルさんがプロデュースしたプラスチックゴミからできたデニムがカッコいいから欲しい! とか、なんだっていいんです。
難しいことを言われてもよく分からないし、ピンとこないけど、資源には限りがあるということは覚えていてほしい。どう取り組むかは人それぞれだから、取り残された感、今さら……みたいな気持ちにもなる必要はないんです。
今日から意識を変える。それだけで、きっと何かが変わるから。
真夏の太陽のジリジリが子どもの頃のそれとは比較にならないほどだし、南国のスコールのような雨が突然ザァッと降り出したりと、環境の変化を肌で感じている今。
できることを、それぞれができる範囲でやっていけたら、世の中は変わっていくはず。他人事ではなく、自分事にしていきましょう。

ワンピース¥11400/リリー ブラウン(リリー ブラウン) イヤリング¥22000/ドレスアンレーヴ(1DKジュエリーワークス) リング(ブルー オパール)¥233000・リング(クリソプレーズ)¥110000/マリハ伊勢丹新宿店(マリハ)
ノンノ読者のみんなへ。
悩んで悩んで悩み抜いたところで現状は変わらない。ならば、思いきって飛び込んでみませんか!
石橋をたたきまくって、割れて、動けなくなって、とどまるなんてもったいない!
たとえ水に落ちたとしても底は浅いかもしれないし、深くて立てなかったら泳ぐ術を身につけて泳ぎの達人になればいい。
"たられば"で悩む時間はもったいない。今ある課題に向かって、ただがむしゃらに頑張るのみ。なんとかなるよ。大丈夫♡
田中みな美
1986年11月23日アメリカ・ニューヨーク州生まれ。TBSアナウンサーとして第一線で活躍後、現在はモデル、女優、タレントとして、さまざまな媒体で引っ張りだこ。
撮影/神戸健太郎 ヘア&メイク/AYA(ラ・ドンナ) スタイリスト/後藤仁子 取材・原文/通山奈津子 フラワースタイリング/UDA YOKO(logi) web構成/轟木愛美 web編成/レ・キャトル
※non-no Web 2021.3.18掲載