2024年8月より、多数ご応募いただいた方の中から読者代表として選ばれた「yoiクリエイターズ」による発信がスタート! 今回は「リライブウェア」をお試ししていただきました。
【yoiクリエイターズとは?】
yoiの読者としての目線を生かし、語学やアート、文章表現などのクリエイティブスキルを発揮して、情報を発信していくクリエイターのこと。ビューティーやウェルネス、カルチャーや社会派の記事など、それぞれの得意分野でyoi読者におすすめのコンテンツを毎月配信します。メンバーは25年5月現在石坂友里さん、くどうあやさん、高橋琴美さん。

ノースリーブTシャツのインに、リライブインナーのノースリーブ型を着用しています
近年、体のコンディションを整える手段として注目を集めているのが「リカバリーウェア」。運動後の疲労回復をはじめ、血行促進や筋肉のコリの緩和など、さまざまな効果が期待され多くのブランドから多様なアイテムが登場しています。
その中でも、出川哲朗さんが出演する広告で話題となっているのが「リライブシャツα」です。まるでテーピングを施したかのようなサポート効果が得られる“着る医療機器”として、医療・福祉の現場やスポーツシーンでも注目を集めています。
今回は、そんなリライブウェアの中でも日常的に着用しやすいインナーを実際に試着し、着用によってどのような変化が感じられるのか、体験をもとにレポートしていきたいと思います!
着るだけで体がラクになる!? リライブウェアとは

(左)ノースリーブタイプ (右)2分袖タイプ
「テーピング」は、もともと外傷や障害の予防、応急処置、リハビリテーション、さらにはパフォーマンス向上を目的に、医療現場やアスリートの間で広く活用されてきました。しかし一方で、「貼り方がわからない」「うまく貼れない」「肌がかぶれてしまう」といった課題も多く、日常的に取り入れるにはハードルの高いものでもありました。
そのテーピングをシャツに貼るという発想を元に開発されたのが、リライウェアシリーズです。
着用するだけでまるでテーピングを施したかのようなサポート効果が期待できるリライブウェアは、特殊加工を施した鉱石を練り込んだインクを、体のツボに沿ってプリントする「リライブ加工」を施すことで、“テーピングを着る”という発想を実現。誰でも簡単に、そして気軽に、テーピングのような体サポートを取り入れることが可能となりました。
もともとは、医療や福祉といった重労働をともなう現場での使用を想定して開発されたリライブウェアですが、「世界中の人たちが心身ともに健康で幸せな生活を作り上げることに寄与したい!」という開発者であり株式会社りらいぶ代表の佐々木貴史さんの熱い想いから、現在ではスポーツシーンや日常生活の中でも広く取り入れられるようになりました。特に、筋肉や関節に負担がかかりやすい高齢の方の体のサポートにおいても、心強いアイテムとして注目を集めています。
株式会社りらいぶ・代表取締役
“世界中の人たちが心身ともに健康で幸せな生活を作り上げることに寄与すること”をモットーに、2017年に株式会社りらいぶを設立。2021年に60歳でYouTube番組『令和の虎』に出演。ビジネスプランをプレゼンして5人の出資者全員から投資を勝ち取り、番組終了直後から注文が殺到。2023年には『令和の虎』の「虎の子長者番付」が発表され、2位の5億円を大きく引き離し、トップ1位に選ばれた。2024年には初の著書『地方の小さな会社のリライブシャツがなぜ100億円も売れたのか』を出版。
リライブウェアの仕組みとは?
リライブウェアは、東洋医学の「経絡(けいらく)」という考え方をもとに設計されています。経絡とは、気(エネルギー)が流れる通り道のようなもので、ツボとも深く関わっているとされています。この経絡に沿って、トルマリンやテラヘルツといった鉱石を練り込んだインクをシャツにプリントし、“ツボへの刺激”と“鉱石の力”を組み合わせることで筋肉の柔軟性や血流の促進をサポート、使われていない筋肉をピンポイントで微弱に刺激して体にアプローチします。そしてこの技術はなんと、日本だけでなくアメリカでも特許を取得したそうです◎!
私自身、フルマラソンに挑戦していたときに足にテーピングをして大会に出場していました。テーピングをすることで膝の痛みが軽減されるなど、確かに大きなメリットはありましたが、その一方で大会前日に整体に行って貼ってもらったり、当日にコーチに貼りにきてもらったりと、手間や準備のハードルがあるのも事実でした。
また、簡単にテーピングの効果を得るためにと、圧迫感のあるサポートタイツをはいていたこともありますが、締めつけが強く、長時間の着用では着心地にストレスを感じることも。そんな経験があるからこそ、「着るテーピング」という発想には、すごく画期的で魅力を感じました◎。
リライブウェアを実際に着用してみました!
ピラティスやフラダンス、ランニングなど、日頃さまざまなスポーツを楽しんでいる私。そんな日常の中で、さっそくリライブウェアをいろいろなシーンで試してみました。テーピングは大会などの大舞台に立つときの特別な処置だった私にとって、こんなに気軽にテーピングが体感できるというのもすごくうれしかったです◎。
しかし効果がなければ意味がありません笑! 「実際に効果は感じられる?」「着心地はどう?」「ファッションも楽しめる?」——今回はそんな気になるポイントを、実体験をもとに詳しくレポートしていきます◎。
体がのびるって、こんなに気持ちいいんだ!リライブウェアでピラティス

今日は、インナーとしてノースリーブを着用しピラティスへ。白地のトップスでもノースリーブのラインがひびかないのがうれしい! そのほかの手持ちのウェアとも相性がよく、これなら毎日のレッスンにも自然に取り入れられそうです◎。
ピラティスで大事にされている「呼吸」は、胸いっぱいに息を吸い込んで空気を背中まで送り込み、その空気で背骨の間を少しずつ広げながら、体全体をのばしていくような呼吸法。この「エロンゲーション(のびる感覚)」こそがピラティスの基本でもあるのですが……これが、なかなか難しく、私自身も毎日練習してやっと少しずつ掴めてきた感覚でした 。
そもそも私は深い呼吸が苦手で、例えばリンパマッサージなどに行くと、「呼吸が浅いですね」と言われることがよくありました。でもピラティスを始める前の私は、正直あまりそれを気にしていなくて、「そんなものかな」と流していたんです。ところが、ピラティスを本格的に学び、教える立場になってから、日常生活においても呼吸がいかに大切かを改めて感じるようになりました。
そんなとき、「とにかくいいから着てみて!」と勧められたリライブウェアのノースリーブ型。半信半疑で着用し呼吸してみたら……びっくり! 背中までしっかり空気が入る感じがして、今までぼんやりしていたエロンゲーションという感覚が一気に明確になったんです。今までの練習はなんだったのかと、自分で笑ってしまうほどでした...笑。
ピラティスを指導するうえで大切なのは、どんなポーズでも「どこをどう動かして、どう感じるか」といった体の細かな動きを、まずは自分自身がしっかり感じ把握すること。このウェアを着ると、体の軸やのびる感覚がスッと意識できるようになるので、自分の体の反応がとてもクリアに感じられるようになったんです。
教えるときにも明確に「どこを意識して動いたらいいのか」「どこがどう感じられていたら正解なのか」を生徒さんに伝えることができ、それが指導者としての自信にもつながりました。ピラティスって「やっぱり気持ちいい!」と今まで以上に感じ、この感覚、「ピラティスの気持ちよさを、もっとたくさんの人に伝えたい!」と改めて思うほどでした。

左:着用しているとき 右:着用していないとき
今まで思うように腕が上がらず、それがコンプレックスだった私が、リライブインナーを着るとここまで腕が上がるように。 見た目には小さな変化でも、私にとってこの違いはかなり大きい! ストレッチをしていても、気持ちよさが違います!
さらにしっかり腕が上がる感覚がわかると、その感覚を体が覚えていてくれるので、リライブインナーを脱いでも腕の上がりがよくなりました。そんな調子で、肩甲骨まわりの柔軟性はみるみるうちにアップしてくれました。

上: 着用していないとき下:着用しているとき
さらにリライブインナーを着ることで柔軟性が高まり、自然と体のバックラインはよりしなやかに動くように。そしてその柔軟性は、股関節の可動域にもつながっていきます。
肩甲骨も動きやすくなることで肩が下がり、デコルテラインも横に長く広がり、首が長くなったように見えます。そして猫背も自然と解消されて、姿勢が整っていくのが、上の写真を比べて見てもわかるかなと思います。
呼吸が深まる→体がのび柔軟性が高まる→エクササイズで意識したい部分が明確になる→姿勢が整う→もっと体が変化していく
この感覚はおそらく、ピラティスだけでなく、日常生活やそのほかのスポーツにも通じるものだと思いますが、私はピラティスを通して、リライブウェアからこのステップを明確に教えてもらったような気がしました◎ 。
可動域に制限がなくなった!リライブウェアでフラダンス

趣味として楽しんでいるフラダンスですが、この春から新しい教室に移り、気持ちも新たにスタート! この日は、ブラックタイプのノースリーブをそのままトップスとして着用し、レッスンに参加しました。ロゴのマークも控えめなので、そのままパウスカートに合わせても違和感なく着られて◎。全身黒になってしまうのが気になるときは、ヘッドパーツをプラスして気分を上げてもよさそう♩
フラダンスで特に難しいと感じるのは、やはり基本のステップ。骨盤を横に揺らすなど、日常生活ではあまり使わない動きが多いため、どうしても可動域に制限を感じてしまいます。
そして最近ピラティスのおかげで少しずつ改善されてきたものの、ほかの方と同じ高さまで腕を上げてポーズを取るのも簡単ではなかったので、しっかりと上半身が動かせるかという不安もありました。
フラダンスは、ただ踊るだけでなく、愛や喜びといった感情を表現するダンス。体の痛みや可動域の制限があると、動きに集中できなくなり、思うように表現ができなくなってしまいます。さらに、フラには手話のような意味が込められているため、腕の角度や使い方ひとつで、伝えたい意味が変わってしまうことも。そのため、ひとつひとつの動きに正確に集中できることが、とても大切だと感じています。
そんな中、リライブインナーのノースリーブを着て踊ってみたところ、上半身、特に背中まわりへの意識がぐっと高まりました。ピラティスでも感じた部分ですが、呼吸がしっかりと背中まで入ってくる感覚があり、それに伴って上半身が安定し、まだまだ動かせる余地があることに気づかされたのです。 広背筋をしっかり使いながら肩甲骨を安定させて動かせる感覚があり、腕を上に上げる動きも、いつもよりずっとスムーズに。お腹もしっかりと引き上がり、踊っていて、とっても気持ちよかったです。
リライブウェアを着ることで、自分の体の使い方をより明確に感じられるようになり、ステップやハンドモーションへの意識も自然と高まりました。 また、これまでは自分の動きに自信がなく正面の鏡ばかりを見て踊っていましたが、自然とハンドモーションに合わせた目線にまで意識が向くようになり、私にとってはそれも大きな進歩。 やはり、可動域が上がり体に制限がなくなることで心の面にも影響があることを実感しました。 新しい環境でのフラダンスを、これまで以上に楽しめそうです!
準備運動からしっかりと体を動かせた!リライブウェアでランニング

週末は夫と一緒にランニングへ! 薄手のタンクトップと重ねて、上から軽いアウターをはおりました。肌触りも柔らかくて、動きやすさも抜群◎。
ランニングは足だけでなく、しっかりと腕を振り、背中やお尻を使って走る全身運動。だからこそ、準備運動は欠かせません。今回リライブウェアを着用して感じたのは、まず準備運動の段階で、いつも以上にしっかりと体を動かせたこと。気持ちよくストレッチできただけでなく、体幹が安定してくれる感覚を感じるので、使いたい筋肉をしっかりとのばし、刺激を与えられました。
私たちの参加するランチームでは、ペアになって準備運動をするのですが、「いつもと比べて、肩甲骨の動きがよくなってる!」と、一緒に準備運動をした夫からも驚きの声が。そしてちょっと羨ましそうな表情でした笑。
ランニングは、走る前に肩甲骨やお尻、ハムストリングにしっかり刺激を入れてあげることが大切。準備運動の時点で使いたい筋肉にしっかりとアプローチできたからか、ランニング中も自然とよい姿勢をキープでき、背中が落ちずに上半身が安定。そのおかげで体感が引き上がり、太ももの前側ではなくお尻の筋肉をしっかりと使って走れている感覚がありました!
約5kmのハイペースなランニングも息切れすることなく会話ができて、姿勢が整う分いつもよりもっとヘルシーな気持ちで楽しめました◎。次の日の筋肉痛も、なんと「お尻」にきたのです!!これは大満足の結果でした◎!
睡眠時にもリライブウェアを着てみました

そして、睡眠時にはインナーの2分袖タイプを着てみました! 夜寝るときも呼吸の浅さが気になっていたので、これを着て眠るのがとても楽しみでした。
思った通り、着用してベッドに入り深く呼吸してみると、いつも以上にしっかりと空気を吸い込める感覚があり、そのまま眠ると朝までぐっすり。さらに、日頃のピラティスの効果も相まって、背中がシャキッとした状態で目覚めることができました。ベッドから起きた瞬間から背中がまっすぐしてるのって、本当に気持ちいい!
これまで、いくら寝ても疲れが取れないと感じることが多かったのですが、寝る前のハーブティーとこのインナーの組み合わせで、睡眠の質がかなり向上したように思います。とにかく、しっかりと呼吸できている実感があるのが心地よく、朝の目覚めもスッキリ。睡眠の悩みを抱えている方にもぜひ試してほしいと思いました。
リライブウェアで体が整い、心までヘルシーに!
実際に着用してみていちばん感じたのは、「背骨がのびる」という感覚。背中がしっかり使えるようになることで骨盤も動き、体幹が安定。すると、腕も自然に振れるようになり、肩甲骨が動くことで肩こりまで軽減されて……。改めて、「体はすべてつながっているんだな」ということを実感しました◎!
特に、全身ののびや繊細な感覚を大切にしたいピラティスのような動きの中では、リライブインナーのサポート力が本当に頼もしく感じられました。
リライブインナーを着るようになってから、夜寝る前のストレッチが習慣になりました。体が硬い私は、以前はどれだけ頑張っても柔らかくならない自分に嫌気がさして、ストレッチをさぼりがちに。でも、リライブインナーを着ていると、毎日少しずつ柔らかくなっていく感覚があり、それが楽しくて、あんなに億劫だったストレッチが、今では楽しみになっています。
恥ずかしいので写真は控えますが笑、実は開脚の前屈で、おでこが床から30cmほど離れていたのが、リライブシャツを着て3週間後、なんと床につくようになったんです! これは私にとって、幼少期以来の快挙でした笑。
魔法のように一瞬にして体の柔軟性が上がったというよりは、リライブウェアを着ることで呼吸や体の使い方が自然とわかってきて、その状態でピラティスやストレッチを重ねたからこそ、柔軟性が高まった——そんなふうに感じています。
実は私、今年の誕生日プレゼントにリライブウェアのスパッツを買ってもらうことにしました。それが、この記事を読んでくださっている方への、いちばんリアルな説得力になるかもしれません笑。
リライブウェアの力を借りながらもう少し頑張って、長年のコンプレックスを乗り越えられたと思えたときには、そんな自分に似合う別のご褒美を、もちろん買うつもりです笑♩
撮影・構成・文/石坂友里