2024年8月より、多数ご応募いただいた中から読者代表として選ばれた「yoiクリエイターズ」による発信がスタート! 今回は石坂友里さんにナイキ ランニング セッションをレポートしてもらいました。
【yoiクリエイターズとは?】
yoiの読者としての目線を生かし、語学やアート、文章表現などのクリエイティブスキルを発揮して、情報を発信していくクリエイターのこと。ビューティーやウェルネス、カルチャーや社会派の記事など、それぞれの得意分野でyoi読者におすすめのコンテンツを毎月配信します。メンバーは25年6月現在石坂友里さん、くどうあやさん、高橋琴美さん。

今回は、NIKE主催の「ナイキ ランニング セッション」に体験取材として参加してきました! 実際の雰囲気やセッションの流れなど、現場の様子をたっぷりレポートしていきます◎
ナイキ ランニング セッションとは?
「ナイキ ランニング セッション」は、NIKEが展開するランニングセッション。初心者から上級者まで、あらゆるレベルのランナーが参加できるオープンなプログラムです◎
セッションの内容も多彩で、街中をゆっくり走る「ホームラン」から、少し長めの距離に挑戦する「ロングラン」、速いペースで短い距離を走る「スピードラン」まで、目的に応じたメニューが用意されています。開催場所も吉祥寺や原宿、銀座など、さまざまな街で行われているのも魅力のひとつです。
仲間と一緒に楽しく続けるうちに、初心者でもしっかり体力と自信がついてくる。気づけば“ランナー”になっている。ナイキ ランニング セッションは、そんなポジティブな変化を引き出してくれるコミュニティです。ランニングをこれから始めたい方にも、大会に向けたトレーニングをしたい方にも、すべてのランナーに心からおすすめしたいセッションなのです。
ナイキ ランニング セッションとの出合い

実は私にとって、ナイキ ランニング セッションは“ランニング人生の原点”ともいえる存在です。今から10年前の春、ナイキのランニングシューズに出合ったことがきっかけで、NRCの存在を知り、思いきって初めてのセッションに参加してみることに。
当時の私は、5kmすら走ったことがありませんでした。けれどナイキ ランニング セッションでは、毎回コーチやペーサー、スタッフの方々が伴走してくれるため、安心して参加できたのを覚えています。

「どうせ走るなら、フルマラソンに挑戦してみたら?」 そんなスタッフの方のひと言に背中を押され、ロングランやスピード練習にも少しずつ挑戦。気づけば持久力もつき始め、ランニングをはじめてから1年後には、ナイキ ランニング セッションの仲間たちと一緒にフルマラソンに挑戦するまでに。
これまでに4回のフルマラソンを完走し、そのうち1回は「サブ4(4時間以内の完走)」を達成、自分にとっても大きな自信につながった経験です。
そんな私が今回参加したのは、ナイキ 吉祥寺店で行われたロングランセッション。 一緒に参加したのは、今年4月に初めてナイキ ランニング セッションに参加して以来、ランニングに目覚めた夫。今回が3回目のセッション参加で、これまで長距離ランの経験がない彼にとっては、ちょっぴり緊張の初ロングランです。ではさっそく、セッションの様子をこれからレポートしていきたいと思います!
ランニング セッションに参加するには、Nike Run Clubアプリ(ナイキ ラン クラブ)のダウンロードが必須です。アプリ内で、参加したいセッションを事前に予約できます。
アプリでは、セッションの予約だけでなく、他のイベント情報もチェックできるのでとても便利◎ そして何より楽しいのが、ランニングの記録がすべて保存されること! これまで走った距離や平均ペース、走ったルートなど、世界中どこで走っても記録が残るので、ランニングのモチベーションがぐんとアップします。
チェックイン

当日はあいにくの雨模様。それでもナイキ 吉祥寺店に到着すると、すでにたくさんのランナーたちが続々と集まってきていました!
そう、ナイキ ランニング セッションは、よっぽどの嵐や雪でない限り開催されるんです(セッションが中止になった場合は、登録しているメールアドレスに中止のお知らせが届くほか、ナイキ ラン クラブのアプリからも確認できます)。
実際のマラソン大会でも、当日が晴れるとは限りません。だからこそ、晴れの日だけでなく、雨の日のランも経験しておくことが、本番への大切な備えになるのだそう。
そういった理由から、ナイキ ランニング セッションは雨の日でも開催されるのだとか。どうせ経験しなければならない「雨の日ラン」なら、一人きりより、仲間と一緒のほうが断然心強い。ナイキ ランニング セッションなら、みんなで声をかけ合いながら走るので、雨の日ランも不思議と楽しい時間に変わっていきます(ちなみに、当日でもキャンセルはメールで可能なので、無理せず自分の体調と相談してください)。


受付でチェックインを済ませると、荷物入れ用のバッグとリストバンドが渡されます。着替えなどの荷物はすべて預けられるので、ランのときは完全に手ぶらでOK! 身軽に走れるのがうれしいポイントです。
荷物はオープンスペースでスタッフの方がしっかり見てくれているので、管理も安心。また、着替えが必要な方は、店内の試着ルームを使って着替えることもできます。走る前にしっかり準備できる環境が整っているので安心です!
トライアルシューズの貸し出しもあり!

さらにうれしいのが、最新のナイキシューズを試せるトライアルシューズの貸し出しサービス。実際にランニングセッションではいて、そのはき心地を体感することができます。
サイズは事前に申請できますが、当日は先着順。在庫がなくなってしまうこともあるので、トライアルシューズを利用したい方は少し早めに会場に到着しておくのが安心です◎

今回トライアルしたのは「ナイキ ボメロ 18」という、今話題のランニングシューズ。クッション性がバッチリで、初心者の方からベテランランナーの方まですべての層の方におすすめのシューズのなのだそう。 私は走るとき、いつもナイキのシューズをはいているのですが、今はいているのは6年前のモデル。今回久しぶりに最新のシューズをはいて、まずそのクッション性に驚きました。こんなに進化しているなんて本当に驚愕です……笑。
設置面が広いので、しっかりと地面を押して走れる感覚がつかめました。足首がぐらつかず、安定して走れている感覚。普段の練習にはもちろん、フルマラソンの大会などで、膝への負担が心配な方が比較的安心して選べるシューズなのではないかと思いました◎
足の幅が広めの夫ですが、「ナイキ ボメロ 18」は、他のナイキシューズに比べて幅にゆとりがあるそうで、試しばきのときからとても快適そう。実際に走ってみても「クッション性が他のシューズとは全然違う!」と大満足の様子でした。
そしてなんと、セッション後にはそのまま同じシューズを購入。今では毎日このシューズでランニングを楽しんでいます(ちなみに、受付でもらったリストバンドを店舗で提示すると、当日限定で店内商品が10%オフになる特典も!)

見た目もかわいく、厚底でスタイルアップもかなってしまう......おそろいのシューズで一緒にランニングするのもいいかなぁと、私も欲しくなってしまいました!
ウォーミングアップからランニングまで、コーチがサポート!

受付時間が終了すると、いよいよセッションがスタート! まずはコーチのKANSUKEさんから、今日のセッション内容の説明があります。普段のセッションは4〜5kmの距離ですが、5月の今回は「ロングラン」。なんと8kmを走る予定とのこと! 「励まし合いながら走りましょう」という言葉に、自然と気持ちも前向きになります◎
参加者の中には、これから大会を控えている方もちらほら。「初心者の方でも、ナイキ ランニング セッションで練習を重ねながら、ハーフやフルの大会にチャレンジしてくれるようになるとうれしいです」と、KANSUKEさん。ランニングに取り組む仲間を後押ししてくれる、その姿勢もとても印象的でした。
その後は、スタッフさんからトライアルシューズや、おすすめアイテムの紹介があり、いよいよウォーミングアップへ。 ウォーミングアップもKANSUKEさんのリードで進みます。

ウォーミングアップはその日のセッションによって内容は異なりますが、今回は足まわりを重点的にストレッチ。ランニング前の準備運動はとても大切なので、正しい方法を学べるのもナイキ ランニング セッションの魅力。これを覚えておけば、一人で走るときにも役立ちます◎
その後、参加者は2つのグループに分かれて走ります。 ひとつは「6分半〜7分/km」のゆっくりペースグループ。もうひとつは「5分半〜6分/km」の少し速めのグループです。
その日の体調や気分に合わせて選べるのも安心・うれしいポイント。 今回は私たちも無理のないペースで、ゆっくりグループに参加しました(ちなみに、途中でグループが合流するタイミングもあるので、そのときにペース変更するのもOKとのこと♩)

さらに、セッション前には給水スペースも用意されていて、水分補給もしっかりサポート。こうした細やかな配慮も、ナイキ ランニング セッションならではの安心感です。
いざ、8kmのロングランへ!

ナイキ 吉祥寺店を出発した私たちがまず最初に向かったのは井の頭恩賜公園。 ここでトイレ休憩を挟んでから、いよいよロングランがスタートします! 雨でしっとりと濡れた公園の景色はいつもとはまったく違って、とても趣のある雰囲気。
普段はなかなか雨の日に公園を歩く機会がないので、すべてが新鮮に感じられました。 雨に濡れた葉っぱが光を受けて、キラキラと輝く光景...... 何気ない自然の美しさに、心がふっとほどけるような瞬間でした。

井の頭公園を一周した後は、三鷹方面の住宅街へとコースが続きます。普段あまり通ることのない道にワクワクしながら走っていると、三鷹の森ジブリ美術館が近いエリアだけあって、街のあちこちにトトロもちらほら…! とてもかわいくて、心が和みます。
初めてロングランに参加中の夫も余裕そう笑。ペースもゆっくり目で走りやすく、息が切れることもありませんでした◎

さらにセッションには、おそろいのナイキTシャツを着た「ペーサー」と呼ばれるスタッフの方々が同行してくれます。私たちのランをサポートしてくれる頼もしい存在です。ペーサーの人数も多く、例えば途中で足を痛めてしまったり、体調が悪くなってしまったりした場合にもすぐに対応していただけるのでとても安心。
そして何より、皆さん優しくて、とても親切! ペーサーの方々とセッション中にいろいろお話しながら走れるのも大きな魅力です。 どんなときも気さくに話しかけてくれるので、友人や家族との参加、もしくは一人での参加でも、最後まで笑顔で走りきることができます。
また、公道を走る際には他の歩行者や自転車、車にもしっかりと気を配ってくださり「右側に寄りましょう〜!」といった声かけをしてくれるなど、ナイキ ランニング セッションに参加しているランナーだけでなく、周囲の方々にも配慮される姿もとても素敵でした。

公園に戻ってもう一周し、ナイキ吉祥寺店に帰ってくるコースは、およそ1時間。8kmのロングランも、楽しく会話しながら走っていたらあっという間に終わってしまいました。小雨の中のランニングでしたが、5月という季節のおかげで寒さもなく、むしろしっとりとした空気が心地よく感じられました。

セッションが終わってお店に戻ると、先にゴールしていたコーチやスタッフの皆さんが、笑顔で温かく迎えてくれました。雨の中を走り終えた私たちのために、用意してくださっていたフェイスタオルにも感動……!
週末の早起き、しかも雨の中のロングランでしたが、走りきったあとの爽快感と達成感は、何にも代えられない特別なもの。ゴール後の私の笑顔を見ていただければ、この日の充実感が伝わるはずです♩

クールダウンの後は、ELVORIKAのハーブティーで心も体もリラックス!
最後は、KANSUKEさんのリードでクールダウンのストレッチ。走り終えた体をゆっくり整えて、セッションを締めくくります。
そして頑張ったランナーたちを待っていたのは、ほっとひと息つけるハーブティーのサービス。武蔵小杉に店舗を構えるハーブ専門店「ELVORIKA(エルボリカ)」が、ナイキ ランニング セッションのためだけに特別ブレンドしたハーブティーを用意してくれていました。心も体もじんわり癒される、そんなご褒美タイムです。


ハーブ好きの私にとって、“ハーブ×ワークアウト”はまさに夢のような組み合わせ。 興味津々で、ELVORIKAのハーブ調合師・邦子さんにお話を伺ってみると、邦子さんご自身も「運動後のハーブティーはとてもおすすめ」と話されていました。そして何より印象的だったのが、ハーブに対する深いこだわり。武蔵小杉の店舗では、目的や体調に合わせた多彩なブレンドを展開しているほか、イベントごとにテーマに合わせたオリジナル調合も行っているそうです。
笑顔で走って、心もハッピーに!

ランニングは、一人でも気軽にできる個人スポーツ。でも実は、とても人とのつながりが深いスポーツでもあると思っています。普段、公園や街中で走っていても、すれ違うランナーさんと自然に挨拶を交わすことがよくあります。そうしたランナー同士のさりげないコミュニケーションが、私はとても好きです。
笑顔で交わす挨拶は、それだけでお互いを少し元気にしてくれるし、走りきった後の達成感とも相まって、心がとてもハッピーになるんです◎
ナイキ ランニング セッションでは、初対面の人同士が一緒に走ることも多いのですが、不思議とすぐに打ち解けて、自然と会話が生まれます。気づけば8kmなんてあっという間。一人だと長く感じる距離も、誰かと一緒だと楽しく走れちゃうんです。「ランニングを始めてみたいけど、どう走ったらいいかわからない」「仲間と一緒に、楽しく走ってみたい」「誰かと励まし合いながら、続けていきたい」そんなすべてのランナーに、ナイキ ランニング セッションを心からおすすめします◎
撮影・構成・文/石坂友里