yoiが注目するHOTなアイテムをセレクトし、約1カ月間使用した感想をお届けする連載「Try & Report!」。第50回は、ドラッグストアを中心にスキンケア商品の売上個数が国内トップをマークしている『ロート製薬』から、今年9月10日に誕生した「ブルーミオ」をお試し!
『ロート製薬』の新ブランド「ブルーミオ」をTry & Report!
(左から)ブルーミオ ディープブーストセラム(25g)¥3,850・同 ディープモイストローション(145ml)¥3,520・同 モイストリペアクリーム(30g)¥4,400/ロート製薬 https://jp.rohto.com/bloomio/
自分の考えや感じていることをうまく言葉で表現できないときってありませんか? 私の場合は思考を上回るほどの何かが起きると咄嗟の語彙力が低下し、大好きなコンサートや舞台を観て感動すると「ア…ワァ…!」しか言えない生き物に。そこへいたるまでのプロセスはちゃんとあるのに、どの言葉と順序なら適切に表現できて相手に伝わるかにたどり着けず、「なんかすごかったです」と簡素な作文のようなコメントを捻り出すのが関の山だったりします。
日常のお悩みにもしばしば現れる、言語化できない曖昧な気持ち。『ロート製薬』では年齢や季節ごとに訪れる“なんだかよくわからないけど肌が不調”という状況にフォーカス! 本人でも特定しづらい肌悩みに対し、理想とした健康肌から遠のいてしまう落ち込みをサイエンスで救いたいという想いから、新しいスキンケアブランド「ブルーミオ」が生まれました。
「ブルーミオ」が着目したのは、昨今のスキンケアトレンドにもなっている“慢性炎症”。加齢や紫外線などのダメージが蓄積した肌内部では慢性的な炎症が起きており、バリア機能の乱れやシミ、くすみ、シワ、たるみといったあらゆる肌トラブルの原因になるとして注目を集めています。
この無意識のうちに進行している慢性炎症を食い止めることが、言語化できない肌不調にとって必要であると考え、世界初となる独自成分の“ブルーセラミド”を開発! 全3アイテムに配合し、慢性炎症を抑制しながら肌本来の潤いと健やかさをサポートするスキンケアを実現したのです。
ブルーセラミドは、『ロート製薬』が2017年に開発した“ナノ化発酵セラミドプラス”に、抗炎症作成分である“グアイアズレンスルホン酸Na”を組み合わせたもの。天然由来の青い色素をもつ“グアイアズレンスルホン酸Na”はブルーの名を冠する所以にもなっており、メーカーの歴史に欠かせない機能性成分なのだそう。「目の痒みには♪」のCMソングでおなじみの目薬や胃薬などOTC医薬品の分野で長年使用されていて、慢性炎症を鎮めるのに効果てきめんかも!と期待がふくらみます。
各アイテムには機能性うるおい成分を取り入れ、それぞれブルーセラミドのパフォーマンスを最大限に発揮する処方に。洗顔後すぐに使用するジェル状の導入美容液「ディープブーストセラム」には、肌状態を穏やかに整えるグリチルリチン酸2Kと、うるおいをキープするビタミンE(酢酸トコフェロール)を配合!
肌にのせるとスルッとほぐれてみずみずしい浸透感をもたらし、なじむとふっくら柔らかい肌触りに。3アイテムの中でもブルーセラミドを最高濃度で配合しているため、普段のお手入れにこちらをプラスするだけでも「ブルーミオ」の効果を感じられるはず♡
「ディープモイストローション」は肌にうるおいをぐんぐん届けるシャバシャバ系の化粧水。こちらにもグリチルリチン酸2Kが配合されていて、導入美容液とのWパンチで肌トラブルの火種を抑えるようアシスト! 肌との親和性が高い保湿成分を厳選して組み合わせているため、素早くなじんで水分をたっぷり含んだような弾力感♪ 使っている最中も肌の火照りがひんやり落ち着くのを感じて気持ちいい…。
「モイストリペアクリーム」は溶け出す温度の異なるオイルを組み合わせ、体温で少しずつじんわりなじんで密着するテクスチャー。真皮のコラーゲン生成を促すナイアシンアミドを配合し、乾燥や年齢によるハリ減少にも効果的。ピタッとうるおいのラッピングで水分と油分を逃さず、ふっくらとしたツヤ肌に整えてくれます。肌になりすますかのような仕上がりで、朝のメイク前に使ってもベタつかない&ベースメイクのりをアップ!
日焼けダメージ後の肌荒れ状態
先月の私は皮脂と水分バランスが大乱れであちこちに吹き出物が出現し、赤みが収まらず、肌表面がベタベタするのにガサガサしていました。季節の変わり目でこんなに肌が荒れるか?いや今までそんなことは…と考えに考え抜いた結果、原因はおそらく9月にバーベキューをして日当たりのいい場所で一日中過ごしたこと。完全に日焼けの炎症を引きずってしまい、肌の治安が劣悪になっていたのです(泣)! 皮膚科に行っても時間をおけば自然に落ち着くでしょうと…。
ここから将来的な慢性炎症につながるのを防ぐべく、「ブルーミオ」でレスキュースキンケアすることにしました。日焼け後の肌は水分量が著しく低下していることもあり、うるおいを多角的に与えてセラミド量をアップする効果のあるブルーセラミドは肌の治安整備にも有効なはず。というか、そうであってほしい。切望!
「ブルーミオ」使用から1カ月後
どうやら自分なりの推理は当たっていたみたいで、赤みと肌表面の手触りは使用からおよそ2週間で落ち着き、1カ月経つ頃には吹き出物もメイクでカバーできるくらいまで回復! 何もせず放っておいたらポロポロと日焼け後の皮剥けが起きたであろうに、目立ったトラブルなく凪いだ肌状態へ整えてくれました。
10月もまだ日中の日焼けダメージが気になるので、導入美容液だけ、クリームだけ…と日によってスキンケアアイテムをスイッチング。今のうちに対処しておいた自分にいつか感謝するときがくるだろうと予想して、ブルーセラミドケアを続けていきたいと思います!
Try & Report! 後記
『ロート製薬』の最先端の技術を毎日、長く、たくさんの人に使い続けやすいブランドであるために手頃な価格にしている「ブルーミオ」。私にとって今回は肌不調の原因が明確なシチュエーションでしたが、“とりあえず”で使っても肌の調子がよくなるのを感じられるマルチなスキンケアです。特に思い当たる理由はないのにいつもより肌が落ち込んでる、スキンケアにこだわりはないけど効果はしっかり実感したい人は、どれか1アイテムでも試してみるのがおすすめ!
撮影・文/井上ハナエ