最近よく聞くようになった「フェムテック」「フェムケア」という言葉。生理痛の改善や不妊対策、更年期障害など、女性が抱える心身の悩みがオープンになりつつある今、悩みの解消だけでなく、日々の生活を心地よく過ごすためのケア用品も続々登場しています。
そんな中、産婦人科医の吉形玲美先生の監修で、セルフケアブランド「est’re®︎」(エストール)が誕生。第一弾の商品として「デリケートゾーンケアシリーズ」の4つの商品が10月20日(水)より発売されます。
気になるラインナップは、「デリケートソフトウォッシュ」「デリケートソフトジェルクリーム」「デリケートリッチオイルセラム」「インナージェル ラクトバチルス乳酸菌配合」の4つ。4週間使用した女性の74%が「今後も使い続けたい」と思ったのだそう。
膣を守る大切な菌「ラクトバチルス乳酸菌」とは?
「デリケートゾーンケアシリーズ」の発売に際して、吉形玲美先生が正しいデリケートゾーンケアの仕方を教えてくれました。
ブランドの事前調査では、ほとんどの回答者がデリケートゾーンをボディソープで洗っていることが判明。…でもそれ、実はNGです。ボディソープは洗浄力が強く、膣内を守るのに必要な菌まで流してしまうのです。その有用な菌のひとつ、ラクトバチルス乳酸菌は除菌や免疫にも作用する菌。膣内フローラが乱れるとラクトバチルス乳酸菌が減少し、自浄作用が低下することで膣内に雑菌が繁殖してしまいます。そうなると、膣炎や子宮頸がん、性病の感染リスクが上がったり、かゆみや黒ずみが起きやすくなることも。
今回発売する4商品には、このラクトバチルス乳酸菌をすべて配合。ラクトバチルス乳酸菌は体内で生成されますが、外部からも取り込めるので、閉経を迎えて体内生成しにくくなるミドルエイジ世代にもおすすめ。内側からも外側からもケアすることで、膣内環境を維持していきたいですね。
エストール®︎ デリケートソフトウォッシュ(ボディ用洗浄料)100ml ¥2,475/エストール
新製品のひとつ、「デリケートソフトウォッシュ」は、セルフケアの基本アイテム。プッシュするとオレンジブロッサムの香りのふわふわの泡が出てきます。アミノ酸由来の洗浄成分配合なので、デリケートな皮膚に刺激を与えず、きちんと汚れを落としてくれます。泡切れもさっぱりで不快感を残しません。
エストール®︎ デリケートソフトジェルクリーム(ボディ用クリーム)100g ¥3,520/エストール
「デリケートソフトジェルクリーム」は、お風呂上がりに使いたい商品。デリケートゾーンに塗り込むことで保湿効果アップ。吉形先生によると、塗りながら鼠蹊部(そけいぶ)のリンパマッサージをするのがおすすめだそう。脱毛後の肌や乾燥によるくすみの気になる肌など、デリケートゾーン以外に使えるのもうれしいポイント。
エストール®︎ デリケートリッチオイルセラム(ボディ用オイル美容液)15ml ¥8,800/エストール
最後の仕上げは「デリケートリッチオイルセラム」で。4種の高保湿植物性オイルでふっくらとうるおいに満ちたデリケートゾーンに。皮膚を乾燥や摩擦による刺激から守ってくれます。
エストール®︎ インナージェル ラクトバチルス乳酸菌配合(インナージェル)1.7g×10本入り ¥4,950/エストール
「インナージェル ラクトバチルス乳酸菌配合」は、インナーケアに。滑らかな使い心地で膣内にうるおいを届けてくれるインナージェルは、3日に一度の使用で効果を実感しやすいとのこと。乾燥症状の強い人、膣内をスッキリさせたい人におすすめです。
低刺激で優しくお手入れしましょう
デリケートゾーンは、こすらないように泡で洗って、拭くときもポンポンと優しく拭くのがポイント。今回発売されたエストールの製品は6つの無添加(着色料、合成香料、防腐剤[パラベン]、アルコール[エタノール]、鉱物油、石油系界面活性剤)を採用しているので低刺激で安心。デリケートな場所だからこそ、低刺激なウォッシュや保湿剤でケアしたいもの。
商品パッケージの一部にはサトウキビを原料とした植物由来のバイオマスプラスチックを使用、箱にはFSC認証の森林資源を採用しており、環境に配慮したパッケージです。
黒ずみや乾燥のケアに効果的なのはもちろん、女性ホルモンが乱れがちな授乳期や産後のデリケートゾーンケアにも。ウォッシュは赤ちゃんの体を洗うのにも使えます。さまざまなライフスタイルに寄り添った、新しいセルフケア商品の登場です。
est’re®(エストール) 0120-260-386 公式サイト
構成・文/長岡絢子