暑さもまだまだ続く季節。サンダルをはくことが多いけれど、1日歩き回るような日は、やっぱりスニーカーに頼りたい。そんな時に気になるのが、“蒸れ”ではないでしょうか? そこで今回はライター高橋が蒸れにくい靴下を厳選! おすすめしたい4アイテムを、実際にはいてみた感想とともにご紹介します。
『FALKE(ファルケ)』16605 RUN SOCKS WOMEN

16605 RUN SOCKS WOMEN¥2970/ファルケ
スポーツソックスの機能性を兼ね備え、ファッションアイテムとしてのデザイン性も◎。人間工学に基き、右足と左足それぞれに合うように作られているのが特徴です。コットンが多く使われているので蒸れにくいのはもちろん、踵からつま先まで内側にはパイル地が使用されていて、足底をサポートしてくれます! 豊富なカラーバリエーションも人気の秘密。

夏でも抵抗なくはける薄手の生地がうれしい! でも足底にはパイル地が使用されているおかげで、フワフワなはき心地。パッと見ではラン用ソックスともわからない、おしゃれ感も高ポイント!
FALKEとは?
1895年に設立された靴下メーカー。ドイツで初めてパンティ・ストッキングの製造に成功した会社で、人間工学に基づいて開発された商品群は「デザインと機能の融合」が特徴。現在ではセレクトショップでも取り扱いが多い人気のブランド。
『CONLEAD(コンリード)』Silk solid women

Silk solid women¥3960/イエナ ラ ブークル(コンリード)
シルクの光沢感が、カジュアルになりがちな靴下スタイルに上品さをプラスしてくれるアイテム。滑らかな肌あたりと通気性のよさはもちろんのこと、ナイロンも生地に入っているため耐久性にも優れています。

足を入れると、シルクならではの肌あたりのよさに驚き! 目が細かくフラットな編み地なので、キレイめコーデをほどよく外したいときにも重宝しそう。今回のようにデニムとスニーカーの間からチラッとのぞかせ、スタイリングのアクセントにしてもかわいい一足です。
CONLEADとは?
ブランド名はConnect(繋ぐ)とCo-lead(助演)を重ねた造語で、24SSシーズンからスタートしたソックスブランド。「スタイルの助演として、洋服と靴を繋げる靴下にスポットライトを当てたい」という思いのもと作られた。
イエナ ラ ブークルとは?
フレンチシックをベースにしたブランド「イエナ(IÉNA)」のコンセプトライン。トレンドを取り入れつつ、遊び心や抜け感を加えたスタイルが特徴で、大人の女性に向けた個性的かつ上質なファッションを提案する。
『AMIGAMI(アミガミ)』レディス ラメソックス

レディス ラメソックス¥2200/アミガミ
美濃和紙が使用されたこの靴下は、「温度」や「湿度」を調整する力を備えているため、靴下内の蒸れを解消してくれるという優れもの。多孔質繊維といわれる和紙糸は「においを吸着する効果」もあり、気になる足の悩みにもアプローチしてくれます。さりげないラメ感で、スタイリングを足もとから華やかにしてくれる頼もしさも!

少し汗ばんだ状態ではいても、時間とともにサラッとした状態にしてくれる機能性に感動! 締め付け感も少なく、“和紙=チクチクする”というイメージに反したストレスフリーさに、モノづくりのこだわりを感じました。ほんのり輝くラメのおかげで、スニーカーだけでなくサンダルに合わせてもサマになります!
AMIGAMIとは?
1937年に岐阜県関市で創業。天然繊維で新しい糸を生み出し、昔ながらの技法と旧式編み機で“最高のはき心地をつくる”靴下工場「東洋繊維」が運営するブランド。美濃和紙で作る、デザイン性だけでなく機能性に優れた、日本ならではの靴下に注目が集まっている。
『YUQRI(ユクリ)』Crispy

Crispy¥2530/ユクリ
暑い季節にピッタリなシャリシャリとしたクリスプ触感が特徴。消臭性にも特化していて、化学結合によって消臭機能を持った糸が高い効果を発揮してくれます。さらに特殊なリブ仕様のため、リラックス感のあるはき心地で快適。100回洗濯しても傷みにくく、その耐久性にもお墨付きがされているのだとか!

肉厚な靴下なので、優しく足を包んでくれる感じが心地いい! 生地のユニークな肌触りがクセになる靴下です。長めの丈感なので、今季トレンドのショート丈のボトムとも相性も抜群! 今っぽくクシュっとルーズにスタイリングしたいアイテムです。
ユクリとは?
2021年にスタートした靴下専門ブランド。“慌てず、時間をかけて、丁寧に。” そこから生まれる上質で豊かな商品を提供する。 抗菌防臭・消臭・制菌が叶う「YUQRI PROTECTION」を配合し、 旧きものづくりや最新の技術を併せ持った、ハイブリッドな製品を展開している。
意外と悩んでいる人が多いスニーカーの“蒸れ”問題ですが、靴下を変えてみるだけでもその快適さは雲泥の差! 手軽に試すことができるので、ぜひ気になるアイテムからチェックしてみてくださいね。
撮影/田村伊吹 構成・取材・文/高橋琴美 企画/福井小夜子(yoi)