yoiで提案しているファッションウェルネス「着心地がいい」を軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第3回は、『ハクジ』のシアートップスをdig。
上質なデイリーウェアを提供する『ハクジ』をDig & Report!
sheer rib bottleneck pullover ¥14,300/HAKUJI
『ハクジ/HAKUJI』とは
シンプルだからこそより上質であること、デイリーだからこそより心地よくあることを大切に、暮らしに寄り添った自然美を追求するブランド。
ベーシックなカットソーやニットから、ミニマルなジャケットやブルゾンまで、さまざまなアイテムを展開。白素地に無色の釉薬を重ねた白磁のように、日常に染み込むようなスタンダードとして、ジャージー素材の新たな価値観と可能性を提案しています。
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ライター堀越が実際に試着!
ここ数年、ファッションディレクターの方がSNSに投稿していたり、セレクトショップで見かけて気になっていた『ハクジ』。日本のブランドということは知っていたけれど、まさかブランド名が陶器の「白磁」だったとは!
たしかに白磁って、モダンだけど懐かしい親しみやすさもあり、暮らしになじむけれど染まらない。ファッションアイテムに欲しい要素が全部詰まっているのかも。
シーム(縫い目)がすべて表に出ていて立体的になっていたり、メローロック(生地端を細かく縫う処理)をかけて裾をヒラヒラさせていたり、胸もとに斜めの切り替えが入っていたり…。ディテールにブランドのこだわりを感じます。
素材はコットン70%、ナイロン30%。ナイロンを使用することで、柔らかさの中にシャリ感を生み出しているんだそう。この素材のおかげか、とにかく軽い! 伸びる!「水風船のようにどこまでも膨らむんじゃないか…」と思うほど。
透ける素材に抵抗がある人でも、上品にまとまるブラックならトライしやすいですよね。オーバーシルエットのデニムに合わせれば、ピタッとしたシルエットとのメリハリも楽しめます。
ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
取材・文/堀越美香子 構成/種谷美波(yoi) 商品撮影/田村伊吹