yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第8回は、『アンフィル』のニットをdig。

『アンフィル/unfil』をDig & Report!

Dig&Report ファッションウェルネス unfil アンフィル ニット ハイネック リブニット 

babysuri alpaca random ribbed-knit highneck sweater ¥20,900/unfil

『アンフィル/unfil』とは

『アンフィル』は、2017年にスタートした日本のファッションブランド。ブランド名の“un fil”はフランス語で“一本の糸”という意味で、素材本来の魅力からインスピレーションを受け、一本の糸を想像するところから服作りを始めているんだそう。古くから使われてきた天然素材の機能と再生力を生かし、素材のよさを引き立たせる編み地や生地を開発。着心地のよさ、美しいシルエット、ユニセックスに使える都会的なデザインが特徴です。













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ライター堀越が『アンフィル/unfil』のニットを実際に試着!

こちらはブランドの定番だという「ベビースーリーアルパカニット」。毎シーズンきれいなカラーバリエーションが人気なんだそう。今回試着したレモンイエローは、肌なじみがいいけれどダークになりがちな秋冬コーデの差し色にもなるカラーです。

Dig&Report ファッションウェルネス unfil アンフィル ニット

サイドにはスリットが入っており、後ろ身頃の方が少し長め。袖は長めで、親指を出せるホールもあり。タートルネックの正面部分にも小さなスリットがあって、ただ着るだけでもさりげないけれどたくさんのデザインを楽しめます。

ところで、「スーリーアルパカ」ってご存じですか? アルパカといえばラクダ科のもふもふで可愛い動物ですが、実は通常のアルパカと、その1/10ほどしかいないスーリー種があるんです。このニットは、ベビースーリーアルパカ100%。光沢があり、なめらかな毛質が特徴なのですが、着てみて感じるのはそのしなやかさ。柔らかくてふわふわ〜というよりは、少しシャリ感があって体の動きにほどよくフィットしてくれるような印象です。

一枚でもサマになるデザインと薄手の素材は、夏以外の季節ならずっと着られそう。ぐっと寒くなった今の季節なら、厚手のカーディガンの中に着たり、ニットやシャツのワンピースを重ねたり、レイヤードコーデに使いたいですね。スーリーアルパカの素材感で、コーディネートの質を上げてくれそうです。

堀越美香子

ライター

堀越美香子

主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。

取材・文/堀越美香子 構成/種谷美波(yoi) 商品撮影/柳 香穂