心地よさを求めて、yoiが考えるファッションストーリー。第7弾は、やわらかなグラデーションで楽しめる【PINK】をテーマに着こなしを提案。着る人にも見る人にも優しさと落ち着きを与えてくれる、グレイッシュな「くすみピンク」にフォーカス。

アウターのレイヤードに忍ばせる、くすみピンクのさりげないやわらかさ

ファッション、くすみピンク、ジャケット、春アウター、ユニセックス

ジャケット¥103400/アワー レガシー (エドストローム オフィス)、ブラウンロングコート¥396000/ジア スタジオ (アデライデ)、中に着たシャツ¥43000/カミサス マノロ (エスメラルダサービスドデパートメント)、パンツ¥13200/ヘイ (ヘイ トウキョウ)、バッグ¥228800/ハルノブムラタ (ザ・ウォール ショールーム) シューズ、ソックス/スタイリスト私物

ファッション、くすみピンク、ジャケット、春アウター、レイヤード

光沢感のあるくすみピンクのシャツとショートパンツの抜け感のあるセットアップに、好相性のブラウン系のテーラードジャケットとロングコートをレイヤード。ピンクとブラウンの穏やかな色のレイヤードで、品良くまとまる。

シャツは第一ボタンを開け、袖は折り返すなど、適度に着崩すことでリラックスした印象に。ショートパンツやシアーなリブのハイソックスを合わせることで、素肌の面積を増やすのもポイント。


レザージャケットをくすみピンクでカジュアルダウン

ファッション、くすみピンク、ジャケット、春アウター、レザー

ジャケット¥264000、中に着たベスト¥47300/アワー レガシー (エドストローム オフィス)、パンツ¥35200/エストネーション
ソックス、シューズ/スタイリスト私物

ファッション、くすみピンク、ジャケット、春アウター、抜け感

春のアウターといえば、テーラードジャケットと双璧をなすのがレザージャケット。ハードに見えがちなアウターには、コンパクトな白のニットベストやくすみピンクのハーフパンツを合わせてカジュアルダウン。

足もとはリブソックスとローヒールのレースアップシューズで、さらに抜け感を。白でまとめることで、軽やかな印象に。

近年注目が高まるグレイッシュカラーの中でも、スタイリングの幅が広いのが「くすみピンク」。テーラードジャケットやレザージャケットなど、春のアウターとも相性がいいので、この春ぜひ取り入れてみて。

問い合わせ先
・アデライデ 03-5474-0157
・エストネーション 0120-503-971
・エスメラルダサービスドデパートメント www.esdepartment.com
・エドストローム オフィス 03-6427-5901
・ザ・ウォール ショールーム 03-5774-4001
・ヘイ トウキョウ 03-6427-9173

青木柊野

フォトグラファー

青木柊野

1998年生まれ、秋田県出身。東京工芸大学写真学科中退。
2017年に発表された作品群「hill」を皮切りに、作品展示、パブリケーションを通して、実験的な作品を多数発表している。主な作品に「autonomy」(2019)、「project "cejitos"」(2023)など。

小笠原夏未

スタイリスト

小笠原夏未

1993年生まれ。文化学園大学 服装造形学科にて服作りを学び、卒業後はバンタンデザイン研究所 スタイリスト科に入学。卒業後スタイリスト山口翔太郎氏に師事しアシスタントとして国内外のさまざまな媒体に関わる。2020年秋に独立。東京を拠点に、モード誌やファッションブランドのビジュアルを中心に活動中。

多田綾子

エディター

多田綾子

1984年生まれ、大阪府出身。上智大学 外国語学部 英語学科卒。ELLE、SPUR、madame Figaro japonでファッションエディターとして研鑽を積んだ後、株式会社ジーユーに入社してマーケターに転身。パリのクチュールメゾン、Bonpointでマーケティングマネージャーを経験したのち、フリーランスに。現在は、雑誌や広告等で編集者として活動中。



撮影/青木柊野(W) スタイリスト/小笠原夏未 ヘア&メイク/植條未来 モデル/TAIRA(TOMORROW TOKYO) 構成・取材・文/多田綾子