yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第20回は、『Jason Markk』のスニーカークリーニングをdig。
『Jason Markk』のスニーカークリーニングをDig & Report!
『JASON MARKK』とは
2007年にロサンゼルスで設立された、プレミアムシューケアブランド。天然由来で安心してスニーカーをクリーニングできるクリーナーの販売をはじめ、世界初となるスニーカー専用のクリーニングサービスを提供するストアも展開。日本では原宿に『Jason Markk Tokyo』をオープンしています。サステナビリティの意識も高く、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる「B Corp」も取得。プロダクト、人、地球環境のすべてに優しい企業であることを掲げています。
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『Jason Mark Tokyo』で「ナイキ エア マックス 95」をクリーニング!その実力は?
BEFORE
クリーニングに出したときのスニーカーがこちら。どんなふうに生まれ変わるのか…⁉︎
前編では『Jason Mark Tokyo』でメニューを選び、スニーカーをクリーニングに出す様子をお届けしました。3日後、クリーニングが完了したとのことで、早速受け取りに。さて、その仕上がりは…⁉︎
AFTER
わっ、眩しい! と思ったら私のスニーカーでした。
と言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にトーンが変わったように感じたんです。レザー部分もシューレースもピッカピカの真っ白。メッシュ部分や縫い目の糸は繊維に汚れが染み込んでしまうので「真っ白」とまではいきませんが、それでも見違えるほどきれいになりました。
つま先の黒ずみはまったくなくなりました! エアまわりもすっきり。
別の角度から見るとこんな感じ。
つま先立ちになったときに曲がる部分はどうしてもシワがつきやすく、そのシワに汚れが入り込んでしまいがち。そうなるとクリーニングでもなかなか落とせなくなってしまうそうなので、早めのケアが重要なんだなと痛感しました。
仕上がりには大満足! ホクホク笑顔でスニーカーを受け取りました。
おうちでできる! スニーカーを長持ちさせるケア方法
お店のスタッフの方に、スニーカーのきれいな状態を長持ちさせる日常的なケア方法を教えていただきました。
①スニーカーを買ったら、まず最初に防水スプレーを全体に吹きかける
『JASON MARKK』で販売している防水スプレー。REPEL(PFAS-FREE REPEL)¥2970/JASON MARKK
スニーカーを買ったら、まず最初に防水スプレーを全体に吹きかけるのが重要。雨はもちろん、ほこりなどの汚れもつきにくくなるそうです。その後も、1カ月に1回ほど防水スプレーを噴きかけてケアするのがおすすめ。
②スニーカーをはいた日は、帰宅後、丁寧にブラッシング
『JASON MARKK』で販売しているクリーナー。(左から)HAT CARE KIT(ボトル・写真右のブラシ付き) ¥3,300・READY-TO-USE FOAM ¥2,970/JASON MARKK
スニーカーをはいた日は、帰宅後、丁寧にブラッシングしましょう。シューケア用のブラシにはいろいろな種類がありますが、柔らかめのタイプがおすすめだそう。1日はいて溜まったほこりや汚れをブラシで落とせば、汚れが定着しにくく、きれいが長続きします。
③シューズクリーナーで洗う
クリーニングに出してプロにおまかせするのももちろんいいですが、自宅でクリーニングするのもひとつの手。『JASON MARKK』のシューズクリーナーは主成分が天然由来で、優しく泡立ち汚れを効果的に落とします。これらももちろん『Jason Markk Tokyo』の店頭で購入できます。
また店舗では、プレミアムクリーナーのリフィルサービスも行っています。空になったクリーナーの容器を持って行けば、その場で中身を詰め替えられるというエコなシステム。新しいボトルを買うより金額も抑えられるので、店頭を訪れる際にはぜひとも利用したいところ。
いつものスニーカーも、大事にケアすればもっともっと長持ちします。丁寧にメンテナンスをして長く愛用することは、自分のためにも環境のためにもいいことばかりと感じました。
ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
撮影/柳 香穂 取材・文/堀越美香子 構成/種谷美波(yoi)