『HOKAホカ』のリカバリーサンダル「ORA RECOVERY FLIP」をお試し。一度はいたらもう戻れない快適さ！【着心地のいい服 Dig & Report！ Vol.27】

パフォーマンスフットウェアブランド『HOKA（ホカ）』は、2009年にフランスで生まれました。日本では2017年から本格的に販売をスタート。プロのランナーやハイカー、トレイルランナーからも厚い支持を集める一方、その動きやすさから趣味でランニングをする人や、ファッションとしてタウンユースする人も年々増加中。ロッキングチェアのようなローリング運動を促す独自のアウトソール形状で、一度はいたらやみつきになるはき心地が人気です。

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最近よく見る「リカバリー」というワード。身につけるだけで疲労回復をサポートしてくれるもので、最近はファッションアイテムとして各ブランドがリカバリーサンダルを発売していますよね。そんな中でも今回は、個人的にスニーカーを超愛用している『ホカ』をピックアップ！

『ホカ』の「ORA RECOVERY」シリーズにはスリッポンタイプ、スライドサンダルタイプ、トングサンダルタイプがあり、今回はトングサンダルタイプを試着してみました。

親指と人差し指の間にストラップのあるトングサンダルは、人によっては「痛くなるから苦手」という意識もあるかもしれません。でもこのストラップはジャージー素材の布製なので、比較的足への当たりも柔らかく感じます。個人的には、足が小さくて甲が薄めなので、スライドサンダルだとつま先が飛び出してしまうことも（汗）。トングサンダルならそんな心配もなく、安定感もあるので好きなんです。

いちばんの特徴は、なんといってもこのアーチを描いたアウトソール！　クッション性が高く、かかとからつま先への体重移動がロッキングチェアのようにスムーズなんです。最初は前に倒れそうになるような感覚があって「ちょっと不安定かな？」と思うのですが、2〜3分もはけば慣れてきてその歩きやすさの虜になってしまいました！

実は、以前からスタイリストさんがこのサンダルを愛用しているのを見ていたんです。「リースで走り回っても疲れにくいし、急いでる朝もパッとはけるし、もう夏はこれしかはけなくなっちゃった（笑）」と言っていたのも納得。私も夏の足もとは『ホカ』ばかりになる予感です。

取材・文／堀越美香子　企画・構成／福井小夜子（yoi）