【アウトドアウェア】キャンプ＆グランピングでおしゃれと機能性を両立するウェアとは？注目ブランドとスタイリングアイディアをご紹介！

日中はあたたかい日が差して快適だったのに、急に雨風にさらされて体が冷える......とキャンプには天候の変化がつきもの。自然を相手にこちらがどうこうすることはできないからこそ、トラブルが起こったときに備えて、入念な事前準備を忘れずに。

アウトドアだけでなく、おしゃれにも興味がある人におすすめなのは「マーモット キャピタル」。1974年創業の由緒あるアウトドアブランド「マーモット」が昨年から始めた新ラインで、ファッションデザイナーの菊乃さんをディレクターに抜擢したことも話題に。スペックの高さはさることながら、絶妙なニュアンスカラーや現代的なシルエットなど、アウトドアウェアでは珍しいファッショナブルな要素を盛り込んだアイテムに定評がある。

パープルのジャケットは、破れにくく、耐久性に優れたリップストップ生地を使用。フード付きで寒くなったときや強風、雨から顔まわりを守ってくれる。さらにゴールドのラメ糸が煌めくニットバラクラバ（防寒用の目出し帽）と、砂や煙などをカバーするフレームレスのサングラスを合わせて、どこか近未来的なムードを漂わせて。

ジャケットのフロントジップを開けると多機能のポケットが！　スマートフォンやグローブ、ライター、緊急時のホイッスルまで細々としたものを収納しておける。中のポケットは片手で開けやすい面テープを採用するなど、気の利いたディテールにも注目したい。ショート丈のジャケットには、ハイウエストパンツのバランス感が好相性。

日常の延長線の感覚で挑戦できるグランピングを楽しむときは、もう少しデイリーウェアの割合を増やしてファッション的な要素をプラス。ログハウスや焚き火など、カントリーな雰囲気から着想を得たスタイリングで参加してみるのはいかが？

ヴィンテージ感のあるデニムジャケットや、編み柄を切り替えたハンドニットのジャンプスーツ、機能的なマルチポケットを備えたベルトバッグを合わせて、自由自在な重ね着を楽しんで。無造作に結んだヘアと耳もとにつけた小さなフープピアスが、さりげないアクセントになる。

時間や天候によって気温が変わるアウトドアシーン。ロルフ エクロスのジャンプスーツは、寒くなったらジップをあげて上半身もカバーできる。

デニムジャケットとジャンプスーツをつなぐのは、マウンテンリサーチバイエイエムのベルトバッグ。身頃の全面にポケットを配したジャケットで知られるメンズブランドが、その発想を基にアレンジしたユニークなアイテム。Dリングに携帯品をつけたり、縦長のポケットに懐中電灯やビニール袋を入れたりと、何かと便利な逸品！

足もとを飾るのは、鮮やかなレッドが目をひくエコーのシューズ。ファッションデザイナー、ナターシャ・ラムゼイ・レヴィとのコラボレーションアイテムで、バレエシューズを彷彿とさせるデザインが魅力。足の自然な曲線を模して設計されたBIOM®NATURAL MOTION®を採用しているから、足場の悪いロケーションでも安心してはける。

トレイル感のある立体的なミッドソールなど、機能的なディテールがデザインとして生きている一足。靴下は、抗菌・抗ウイルス加工を施したビブテックスをチョイス。暑さで蒸れても高い消臭効果でにおいをカットしてくれる優れもの。

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撮影／Nobuko Baba（SIGNO）　ヘア／HIROMI　メイクアップ／Yoko Okuno　スタイリスト／嶋﨑由依　モデル／Nono Horii（SATORU JAPAN）, SORA（MOMENT）　編集・構成・文／岡島みのり