砂利道や岩場、長く伸びた草場、ぬかるんだ道など、足場が悪いことが多いキャンプシーン。快適に楽しく過ごすために、シューズ選びは慎重に! アウトドア向けの素材やディテールに特化した靴をはくことによって、より充実したキャンプライフを送れること間違いなし。普段ばきもできるデザイン性の高さも大切なポイントのひとつ。今回は「キーン」「メレル」「アグ®︎」とファッション的な視点も入れた3つのブランドのおすすめシューズをセレクト!

「キーン」の“ジャスパー”はつま先から甲までしっかりホールド!

アウトドア キャンプ シューズ キーン KEEN

スニーカー「ジャスパー」¥15180/キーン・ジャパン(キーン) ソックス¥2420/ホイサム

キャンプなどのアウトドアシーンをはじめ、音楽フェスなどのカルチャーシーンでもファンを多く抱えるシューズブランド、キーン。2003年に創業し、“サンダルでつま先を守る”ことをコンセプトに開発された「ニューポート」や、代表的なモデル「ユニーク」など、さまざまな名定番が生まれている。

クライミングシューズとコンフォートシューズを融合した「ジャスパー」も人気モデルのひとつ。つま先から甲までシューレースでカバーすることで、足首をひねらないようにしっかりとサポート。さらに、自然な姿勢で歩けるように前足部と後足部の高低差をなめらかにしている。

濡れた足場でもOK! 「メレル」の高機能サンダル

アウトドア キャンプ シューズ メレル MERRELL 2

シューズ「HYDRO NEXT GEN MOC」¥12100丸紅コンシューマーブランズ(メレル)

流れる水の描く線に着想を得た特徴的なデザインが美しい、メレルの新作フォームサンダルHYDRO NEXT GEN MOC」。水場やぬかるんだ地面などキャンプはさまざまなフィールドで動くことが多いため、便利なサンダルを一足持っていくと安心!

このシューズがもっとも優れているポイントは、クッション性と反発弾性。柔らかい“FLOATMAX™”フォームミッドソールによって、幅広い動きにも呼応する。10%藻類バイオマスを配合した植物由来のEVAフォーム素材“ブルーム™︎”など環境に配慮したファブリックにも注目。

「アグ®︎」の新型ブーツはキャンプシーンにもピッタリ

アウトドア キャンプ シューズ UGG®︎ アグ®︎ 

ブーツ「メトロピーク」¥47300/デッカーズジャパン(アグ®︎

秋冬のもこもこブーツでおなじみのアグ®︎から、キャンプにぴったりなシューズを発見! 「メトロピーク」は用途によって折りたたんでショートブーツにもなる、トランスフォーム可能な一足。内側にはあたたかな裏地を備えているため、冷えやすい夕方以降の時間帯にシューズをはき替えて、しっかりと足もとを温められる。

シューレースはブーツの長さに合わせて、上部のDリングに引っ掛けて留める仕様。キャンプで活躍した後も、モードな装いの効果的な差しアイテムとしてデイリーにはけるのもうれしいポイント。

問い合わせ先
・キーン・ジャパン keenfootwear.jp
・デッカーズジャパン ugg.com
・ホイサム hoisum-mart.com
丸紅コンシューマーブランズ merrell.jp

Nobuko Baba

フォトグラファー

Nobuko Baba

1992年大阪生まれ。2015年に大阪芸術大学写真学科卒業。フリーのアシスタントとして経験を積み、2017年に独立。今年4月には個展「Point to Point」を開催した。

嶋﨑 由依

スタイリスト

嶋﨑 由依

2022年末にスタイリストの飯田珠緒氏より独立。大学生時代、韓国に1年半交換留学の経験を持ち、K-POPやファッションなどソウルのカルチャーにも造詣が深い。



撮影/Nobuko Baba(SIGNO) スタイリスト/嶋﨑由依 モデル/Nono Horii(SATORU JAPAN), SORA(MOMENT) 編集・構成・文/岡島みのり