2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントとして女性たちのインナービューティを支えたエリカ・アンギャルさん。彼女は1985年、15歳のときに交換留学生として来日したのをきっかけに日本に大きな愛情と関心を抱き、その後日本に移住。在日歴は25年に及びます。

そんなエリカさんがこのほど、5年の歳月をかけて日本女性のためのグリーンカクテル(青汁)を開発。自ら手がけるトータルビューティブランドの第1弾となる製品に寄せる思いを、yoiのウィークリーカルチャーで書評を執筆している木村綾子さんがインタビューしました。

インタビュー中のエリカさんと木村さん

インタビューはエリカさんの自宅で。右はライター、ブックディレクター、イベントプランナーとして多岐にわたる分野で活躍する、yoi Peopleの木村綾子さん

5年の歳月をかけて開発したこだわりのグリーンカクテル

エリカさんがファウンダーを務めるブランド『Well&B』から2021年10月にデビューしたのは、「インナー ビューティー アルカライン グリーンズ」(以下、グリーンズ)。個包タイプのパッケージに入った粉末を水や豆乳などに溶かして飲む、いわば“青汁”ですが、この製品には、エリカさんが長年日本で暮らす中で見つめてきた日本食への思い、そして日本女性への愛がたっぷり詰まっています。


木村 この製品を生み出すまでに、なんと5年もかけられたんですよね。

エリカ そうなんです。全部で16種類の食品が入っていますが、できる限り日本産の原料を使い、すべて無農薬で、遺伝子組み換えでない原材料を使うという、自分で設けたハードルが非常に高くて(笑)。日本の素晴らしいスーパーフード、例えば抹茶や昆布、米麹なども入っています。いちばん苦労したのが自然な甘み。なかなかこれというものがなかったんですが、最後の最後に愛媛県産の有機のステビアが見つかって、これをまるごと粉砕して加えました。
もちろん、味にもこだわりました。どれだけ健康にいいといっても、おいしくなければ毎日続けることはできませんから。

木村 このグリーンズはおせじ抜きで本当においしいです! 私はザクロジュースで割って飲むのが好き。豆乳で割ったり、スープに入れてもいいですよね。

インナー ビューティー アルカライン グリーンのイメージ画像

11種類の有機野菜(大麦若葉、ケール、桑葉、明日葉、オーツ麦若葉、はと麦若葉、緑茶、抹茶、モリンガ葉、小麦若葉、ステビア末)と、水中で育つ3種類の植物(クロレラ、昆布、スピルリナ)、玄米と米麹。全16種類の食品を原材料にしたグリーンカクテル。遺伝子組み換え食品を使わず、グルテンフリー。開発段階で800項目の残留農薬検査をクリアし、添加物や人工甘味料なども含みません。100㏄の水または豆乳などで割って飲む粉末タイプ。

インナー ビューティー アルカライン グリーンズ 30パケッツ 30包¥12,960
※定期プラン 月額¥9,828(各月30包入り1箱。初回限定でグリーンズを使った30日間メニュー付き。月ごとに購入者限定のイベントを開催。専用のカスタマーサポートLINEで最新情報や商品・美容に関する相談サービスも)

6包入りのパッケージ画像

持ち運びにも便利。パッケージも美しい、6包入りの「インナー ビューティー アルカライン グリーンズ 6パケッツ」¥2,592

木村 エリカさんは今、日本の女性を見ていてどんなことを感じますか?

エリカ 非常に献身的で、自分を後回しにしている女性がとても多いように感じます。Rushing Woman's Syndromeというんですが、朝から晩までずっと走りっぱなし。そして、日本ではあまり身のまわりの人をほめる習慣がないので、誰にもほめてもらえないですよね。だからこそ、じゃあどうやって自分自身を励ますか、大事にするかということがとても重要になってくると思います。

木村 そういう意味では、この製品は単に健康にいい食品というだけではなくて、エリカさんから日本の女性たちへの「これをきっかけに、自分の生き方、自分自身を大切にしてみませんか?」という呼びかけが込められている気がします。

エリカ はい。私のフィロソフィーである「Love Yourself」の意味は、単純に自分を大好きになる、愛するというだけではなく、自分を大事にするということ。それにはまず質のいい睡眠をとって、自分を満たす時間、自分にとって楽しい時間を持つこと、そしてもちろんインナービューティを大切にすることが大事です。毎日何を口にするか考えることが、Love Yourselfになる。

ですから、「Well&B」では、忙しい日本の女性たちにこうした素晴らしいスーパーフードをひとつのアイデアとして提供したかったんです。グリーンズには、腸内環境を整えたり体のバランスを整えるなどいろいろな役割があります。もちろん、スキンケアと同じくらい、肌にとってもインナーケアは重要ですから、インナービューティの習慣としてこれを生活に取り入れていただけたらうれしいですね。

いま日本女性の体は「酸性化」している…!?

日本の伝統的な食品のイメージ画像

「日本には素晴らしいスーパーフードがたくさんあります」と語るエリカさん。グリーンズには、できる限り国産にこだわった食品が16種類含まれています。

木村 この製品には、名前にも"Alkaline"とあるとおり、"体をアルカライズする"(*)というコンセプトもあるんですよね。この「アルカライズ」について詳しく教えてください。

エリカ アルカライズという概念は1910年ぐらいから欧米でおわれ始めたもので、ベースとなるのはFood Combining。多様な食品をとることによって、体を弱アルカリ性に導き整えるという考え方です。
自然界でも海やいい土壌は弱アルカリ性ですが、人間の体は本来、弱アルカリ性(pH7.35 ~7.45)に保たれるようになっています。例えば海水の二酸化炭素濃度が高くなってほんの少し酸性に傾くとサンゴが死んでしまうように、私たちの体もpHのバランスがくずれて酸性化すると、免疫力が下がったり疲労やさまざまな病気につながります。酸性化した体では、骨からもカルシウムやカリウムなどのミネラルが奪われてしまうんです。

ストレスや睡眠不足、浅い呼吸によっても体は酸性に傾きますが、日本ではこの40年くらいの間に急激に食事が欧米化し、コンビニ食が増えたことも大きな影響があると私は思っています。砂糖、炭酸飲料にはミネラルがありませんし、小麦やお肉などは抗酸化成分を含まないので、こういった食品ばかりでなく、アルカリ性の食品ー―大豆製品や野菜、果物、海藻やきのこをいかに毎日の食事でとるかがとても重要。特に、緑の葉もの野菜は、体の最適なバランスをキープするためにおすすめです。

アルカライズする:アルカリ性食材をとり入れること

自宅でのエリカ・アンギャルさんポートレート

エリカ・アンギャルさん
1969年オーストラリア生まれ。シドニー工科大学卒業、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒業(栄養学)。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務める。栄養学、薬理学、生理学など予防医学における幅広い専門知識を駆使し、内側から美しく健やかになるための食とライフスタイルを発信。

木村 今回のグリーンズには、まさにそのアルカリ性に特化した食品や日本の伝統食材をたくさん入れていますよね。

エリカ そうなんです。実際、日本の伝統食である「一汁三菜」は多様性にすぐれた素晴らしい食事だと思います。世界の科学者もこぞって日本食の素晴らしさをたたえているんですよ。
今の若い人たちは、朝はパンだけ、バナナヨーグルトだけといった食事の方も多いですが、1800年以上も受け継がれてきた日本食を食べないなんて、本当にもったいない! 伝統的に食べてきたものは消化酵素にも影響しますから、例えば日本人は穀物を分解するアミラーゼという酵素を欧米人の2倍くらい持っていますし、逆に、乳製品を分解するラクターゼはほとんどの日本人の大人は持っていないので向いていないことが多いんです。

木村 日本本来の食事や食品は私たちの体や細胞が喜ぶものなんだと、グリーンズを飲んで気づかせてもらいました。あと、これを飲むようになってからお通じがすごくいい!(笑)

エリカ そう、便秘の女性は非常に多いですが、これは腸内細菌を整えるので、便通がよくなったという方は多いですね。皆さん、どうしてもトレンドに左右されやすいですが、美と健康に近道とか魔法のアイテムはあいにくないんです。私も欲しいんですが(笑)。だから、毎日規則正しく食べる、何を口にするか考えて生活するということが、ベースとしてやっぱり大事。毎日のインナービューティのベースとして、「インナー ビューティー アルカライン グリーンズ」が少しでも、忙しい日本の女性のお役に立てればと願っています。



■次回、後編では、エリカさんが現代を生きる女性にぜひ伝えたい「Love Yourself」のメッセージをお伝えします。

インタビュー/木村綾子 構成・文/浅香淳子(yoi) 人物撮影/さとうしんすけ

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