心が疲れたときやモヤモヤを抱えているとき、行けばなんとかなる。そんな自分だけの駆け込み寺的スポットがあると、ちょっとだけ安心できますよね。とことん趣味の世界に浸れる場所や、自然に触れられる場所、きっとそれは人それぞれですが、そうした場所で消耗した心と体を癒やし、明日へのエネルギーをチャージすることは、大切なセルフケアのひとつです。
今回は、yoiエディター4人が、仕事帰りにふらっと立ち寄れる場所や、週末に時間をつくって出かけたい場所など、超個人的な癒やし&パワースポットをご紹介! ぜひ参考にしてみてくださいね。
セゾン現代美術館
森の中で深呼吸。週末は軽井沢でアート・リトリート
●セゾン現代美術館
セゾン現代美術館 正面玄関から美術館庭園を望む
長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ケ沢2140
0267-46-2020
https://smma.or.jp/
「軽井沢の森の中に静かに佇む美術館。エントランスを抜けると、夢か現実か見まがうほどに、みずみずしく美しい庭園が現れます。小川が流れる音と草木が風で揺れる音に包まれるだけで、疲れた体や心がほぐれ、呼吸が深くなっていく…。
美術館は、建築家の菊竹清訓氏の設計。初めて訪れた人でも不思議と心落ち着く心地よさを感じるはずです。仕事終わりなどにふらっと行ける駆け込み感ではないですが、東京からなら週末に日帰りで行ける、非日常の別世界です。展示を楽しむのはもちろんのこと、頭を空っぽにして庭園を散策したり、カフェでくつろいだり、そこで呼吸するだけで生き返る場所です。 現地に向かう道中を含めてリフレッシュできて、心が開放的になります」(エディターT)
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早朝、お参りしながら心の整理を
●代々木八幡宮
東京都渋谷区代々木5-1−1
03-3466-2012
http://www.yoyogihachimangu.or.jp/
「近所の鎮守さまなので、何か心がモヤモヤしたり悩みがあったりすると、早朝、お散歩がてら参拝に行きます。小高い丘の上にあり、参道から本殿に行くまで木々に囲まれた道を鳥の鳴く声を聴くだけでもヒーリング効果が。運が良ければオナガ(私の大好きな鳥!)や、この森で暮らす野良猫にも会えます。お参りをするときに『今、自分がいちばん神様にお願いしたいことはなんだろう?』と自問しつつ、心の中で願いを唱えると、『そうか、自分にとって今いちばん大事なことはそこだよね』という気づきにもなる気がします」(エディターA)
懐かしい絵本に囲まれて、いつの間にか心もまろやかに
●ブックハウスカフェ
東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F
カフェ・リリパット: 03-6910-0819
本屋: 03-6261-6177
https://bookhousecafe.jp/
「神保町のこどもの本専門店&カフェ。日本・海外の絵本が1万冊以上そろっています。また、店内には絵本の原画を眺めつつ、ゆったりお茶が楽しめるカフェも。
心が疲れたときは、なぜか幼い頃に親しんでいた絵本を手に取りたくなる私。以前は、表参道にある『クレヨンハウス』に、仕事帰りに立ち寄ったりしていましたが、最近は勤め先の近くにあるこの“こどもの本専門店”をぶらぶらしては、懐かしい絵本や、好きな絵本作家さんの新作を眺めています。しばらく絵本に囲まれていると、なんとなく波だった心が落ち着いてきます」(エディターA)
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モヤモヤはトレーニングで吹き飛ばして。疲労感も気持ちいい
●ROOM代々木上原
東京都渋谷区元代々木町21-9 Silhouette 102
https://room-gym.jp/about/yoyogiuehara/
「私の通っているパーソナルトレーニングジムです。『時間をかけて丁寧に体づくりを提供する』ことをコンセプトに、『運動、食事、睡眠』の3つを整え内側から美しくなるトレーニングを提供しています。完全個室制なので、まわりを気にせず、思いきり集中することができます。
ストレスがたまっているときや、何か考えごとをしてしまうときはジムに行って体を動かすとスッキリします。とにかく目の前のトレーニングがきつくて悩んでいる余裕がなくなるんですよね。モヤモヤしていた悩みが、フィジカルのメリットになって返ってくるなんて、なんとすばらしい構造! 帰り道の疲労感も気持ちいい…! あれこれ考えごとをしてしまうという人には、ジムをおすすめします!」(エディターM)
疲れたときは人の手に頼る。サクッと予約で気軽にストレスケア
●uka 広尾店
東京都港区南麻布4-1-29 広尾ガーデン 2F
03-3449-0421
https://uka.co.jp/salons/hiroo?type=salons
「ukaでは、いつもトリートメントかヘッドスパをしてもらっています。店舗が多く、LINEで予約できるので、思い立ったらすぐに行けるのがいいんです。 疲れたときは誰かの手を借りてケアすることが大事だと思っているので、ヘッドスパやトリートメントは手軽でいいなと思います」(エディターM)
幸せに包まれ、肌まできれいになる!? 最高のパワースポット
●宝塚大劇場と東京宝塚劇場
宝塚大劇場・宝塚バウホール:
兵庫県宝塚市栄町1丁目1−57
https://kageki.hankyu.co.jp/theater/takarazuka/index.html
東京宝塚劇場:
東京都千代田区有楽町1‐1‐3(東京宝塚ビル内)
https://kageki.hankyu.co.jp/theater/tokyo/index.html
いずれも宝塚歌劇インフォメーションセンター 0570-00-5100
「大好きな宝塚歌劇団の劇場には、宝塚好きが集っていて、いつも幸せなオーラにあふれています。その幸せオーラに包まれることで、自分自身も優しく、清らかな気持ちになることができるのです。
劇場の赤いふかふかの座席に座り、きらびやかなスターたちが歌い踊るのを観ることでしか摂取できない栄養素が確実にあります。パレード(宝塚の演目で必ず最後にある全員大集合! みたいなシーンです)の最後には、トップスターが羽を背負い大階段のセンターに立つのがお決まりなのですが、このとき私は、オペラグラスを使わずに肉眼で劇場全体を見渡すんです。神々しく輝くトップスター、彼女を取り囲むタカラジェンヌたち、感動に包まれるファン…そのすべてを視界に納めたとき、『明日からまた頑張ろう!!!!!!!』という気持ちがMAXに高まります。ちなみに、宝塚を観たあとは肌がちょっときれいになっている気がします。最高のパワースポットです」(エディターK)
仕事モードも汗も流してリフレッシュ!
●西品川温泉宮城湯
東京都品川区西品川2-18-11
03-3491-4856
http://www.miyagiyu.co.jp/
「自宅から徒歩20分くらいのところにある宮城湯は、住宅街にあるのに、なんと天然温泉なのです! 浴室は1階と3階にあり、男湯と女湯は入れ替わり制。3階には露天風呂もついており、都会にいるのにしっかり温泉旅行気分が味わえます。
いつもは平日の夜に行くことが多いのですが、自宅から徒歩20分という距離もまたちょうどいい。銭湯に向かう間に仕事モードもいい感じに抜けて、リフレッシュの準備は万端です。あたたかい湯に浸かり、サウナで汗を流したあとの缶チューハイのうまさは格別です」(エディターK)
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とりあえず海見て落ち着こう。オーガニックコスメのご褒美も
●Biople 七里ヶ浜店
神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-1 Weekend House Alley1F
0467-81-4250
https://shichirigahama.biople.jp/
「原稿ラッシュが続くと、頭の中に常に情報があふれかえっている状態に。頭も心もワーッとなっているときは、潔くPCを閉じて、海へ! 住んでる駅から一駅の鎌倉駅で降りたら、可愛い江ノ電に乗り換えて、七里ヶ浜まで足を延ばします。電車を降りればすぐ目の前に広がる海と空!『日本の渚百選』にも選ばれる絶景に、何度来ても感動してしまいます。潮風を浴びながら深呼吸すれば、頭の中もクリアになっていくよう。
そんな美しい海岸に面して立つのが、『Biople 七里ヶ浜店』です。店内には、オーガニックコスメやサプリ、フード、アロマ、CBDなど、さまざまなアイテムが並びますが、UVケアや、オールインワンソープなど、特にビーチアイテムが豊富。また、ソープや洗剤などナチュラル&オーガニックな日用品の「量り売りコーナー」が、国内では最大規模だそうです。
波音をBGMに、大好きなオーガニックコスメを眺め、ゆったり過ごす時間はこの上なく贅沢なひとときです。東京ではこんなふうに買い物できないよな…と来るたびにありがたい気持ちに。店内のコーヒースタンドで温かいコーヒーを買って、ゆっくりサンセットを眺めるのもいいですね」(エディターH)
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慌ただしい時間の流れから、たまにはそっと抜け出して...。自分だけの癒やしスポットで、心と体を整えたら、明日からまたきっと頑張れるはず。ストレスフルな毎日に、駆け込み寺的スポットはあればあるほど役立ちます。どんどん増やして、上手にストレスケアしていきたいですね。
構成・文/秦レンナ