2024年9月の第3回目に続き、このたび第4回目となる「フェムテック&フェムケアアワード」を公開! 今回は、現在販売されている商品の中から「名品」と呼ぶにふさわしいものをyoi編集部がノミネート。16人の“フェムテック賢者”審査員がお試しし、特に評価の高かったアイテムを部門ごとに発表します。

今回最も多くの支持を集め、【フェムテック&フェムケア大賞】に輝いたのは『matsukiyo フェムリサ』の「エニーシート」でした!

フェムテック&フェムケア大賞: エニーシート/matsukiyo フェムリサ

マツキヨ マツモトキヨシ 集英社 yoi フェムテック&フェムケアアワード大賞  エニーシート/matsukiyo フェムリサ 

エニーシート やわらかなスウィートピオニーの香り/みずみずしいフレッシュペアーの香り 24枚入り(6枚入り×4パック)各¥547/matsukiyo フェムリサ

惜しみなく使いたいからこそ! リポソーム型グルタチオンを配合した高コスパシート

みごと総合大賞に輝いたのは、2024年10月にマツキヨココカラ&カンパニーからデビューした新ブランド、『matsukiyo FEMRISA(フェムリサ)』の「エニーシート」(拭きとりシート)でした。

ブランド名の『FEMRISA(フェムリサ)』とは、「FEM(女性)」と「RISA(笑う※スペイン語)」を掛け合わせた造語。“女性の気持ちを高め笑顔にする”というコンセプトをもとに、フェムケア商品が日常生活に自然に溶け込み、女性の笑顔や活躍を支えたいという願いから誕生しました。

多くの人が立ち寄りやすい、大手ドラッグストアがフェムケアのブランドを立ち上げたことで、フェムケアがより身近になったとたくさんの喜びの声が聞かれました。

今回大賞を受賞した「エニーシート」は、yoiのフェムテックアワードでは欠かせないワイプ(デリケートゾーン専用の拭きとりシート)のこと。デリケートゾーンの汚れやにおいが気になったときに、さっと拭きとれるアイテムです。

「エニーシート」は、6つの無添加*1・低刺激処方であるほか、話題の「リポソーム型グルタチオン*2」を配合。

白玉点滴などでも知られる白玉透明感*3成分が配合されていながら、24枚入りで¥547という高コスパも相まって大人気! くすみ*4やにおい*5、ムレの元となる汚れをすっきりオフしながら、赤ちゃんのお尻拭きにも使用される柔らかなシートは、使用後そのままトイレに流せるのもポイント。
優しく香るスウィートピオニーと、みずみずしいフレッシュペアーの香りも好評でした。

*1:無添加 合成着色料・アルコール・パラベン・動物由来原料・鉱物油・サルフェート *2:グルタチオン、レシチン(整肌) *3:白玉のようなうるおいやハリのある肌のこと *4:くすみのもとになる古い角質層による汚れを洗い流す、拭きとる、乾燥によってくすんで見える肌にうるおいを与え明るい印象へ導く(ルーティンコンディショナー、アドバンストセラム) *5:臭いの元の汚れを落とし香りを与える

推薦コメント

買いやすい価格帯、買いやすい場所、これ大事! 上品でリフレッシュできる香りも好きです。ワイプは広げてみると小さいものが結構多いですが、これは意外と大きい! そしてしっかりしているので破れにくいのも頼もしいです」(ライター・海渡理恵さん)

「トイレに流せるのがいい! 大容量でコスパもいいし、コンパクトだから小さいポーチにも入りますよね。ちゃんと肉厚でしっかりしているので、拭きとるときに手にひびかなそうなのも◎。今後リアルに使いたい!」(『iroha』PRグループマネージャー・犬飼幸さん)

「持ち歩きやすいサイズと、手に取りやすい価格帯が素晴らしい! 美容成分も入っているワイプがドラッグストアで買えるなんてすごいです。最近はドラッグストアのフェムケア系プライベートブランドが増えていて、とてもうれしいです」(『Hogara』プロジェクトリーダー・大川侑穂さん)

「ドラッグストアらしい大容量と、美容成分入りやトイレに流せるといったフェムケアの機能性、どちらもバランスよく両立しているのが最高! ポーチの中、トイレ、洗面台、防災リュックの中など、いろいろな場所に置いて気になったときにすぐ使えるようにしておきたいです」(ライター・堀越美香子さん)


「香りが2種類あってどちらのも好きですが、個人的にはフレッシュペアーのほうが好み。なんとなくかゆみが気になったときや、生理中、おりものが多いとき、乾燥しているときなど…デリケートゾーンに何かしら不調を感じたタイミングで手軽に使えるのがいいですね。トイレに流せるのもうれしい!集英社yoiエディターズ non-no編集部所属・石井瑛子)

「疲れてお風呂に入れないときや、おりものや経血汚れが気になったとき、旅行で深夜フライトに乗るときなど、ワイプはよく使いますが、なかなか手軽に手に入らないのが悩みでした。近所のドラッグストアでコスパ最高なワイプが手に入るなんて、いい世の中になりました…!」(yoi編集部・木村美紀)

「フレッシュペアーの香りがすごく好き! フェムケアは基本的に無香料のものを選びがちなのですが、これはすごくいい香り。おりものが多いときや、フェス、長時間移動時など、これがあるだけで快適度がだいぶ変わりそうです。コンパクトなのもいいですね。移動のときはなるべく荷物を減らしたいですが、その厳選した荷物の中にも入れておきたい! いざというときには手を拭いたりもできるし、防災用にもいいと思います」(yoi編集部・エディターH)

第4回フェムテックアワード審査員・「フェムテック賢者」一覧

山本あやのさん

ラブピースクラブ広報

山本あやのさん

学生時代にジェンダーについて学ぶ中で、デリケートゾーンアイテムやセックストイを輸入販売している『ラブピースクラブ』を知る。「セクシュアルヘルスの観点から女性支援ができるかも」という思いからアルバイトに応募し、そのまま就職に至る。営業職を経て広報担当となり、公式オンラインショップ以外にも着々と販路を拡大中。海外の買い付けも自ら行うなど、さまざまなアプローチでフェムケア業界を盛り上げている。山本さんセレクトの商品を含む、最新のフェムテックアイテムが豊富に揃うオンラインショップはこちら

渥美昌子さん

アダストリア『Mood is me. 』部長

渥美昌子さん

2004年にポイント(現アダストリア)入社。『Heather』のVMDとエリアマネージャーを兼任、『repipi armario』でブランドディレクターや事業部長に従事。2022年より新規事業の立ち上げ準備にかかわる。年齢や性別を問わず、自分の素直なキブン(Mood)に目を向けてフィジカルとメンタルを整え、ポジティブなキブンを引き出すことで「心身ともに健康で美しくあること」を提案するウェルネスブランド『Mood is me.』を、2023年9月にスタート。ブランドのサイトでは、フェムテック・フェムケア商品を多数取り扱っている。

大場成美さん

『Mood is me. 』 EC担当

大場成美さん

2013年に現アダストリア入社。 越谷レイクタウン店舗にて副店長として従事。結婚を機に一度退社したが、出産後に再びアダストリアへ。 本部撮影スタジオで働いたのち、2023年よりmood is meのEC担当としてサイト運営に携わっている。 

大石樹里さん

FEMTECH LAB そごう横浜店 店長

大石樹里さん

FEMTECH LABそごう横浜店にて店長として従事。 吸水ショーツの快適さに魅了され、店舗で取り扱っている吸水ショーツは全て愛用中。 店舗ではフェムテック・フェムケア商品の販売のほか、ためになるセミナーやイベントを定期的に開催。

犬飼幸さん

『iroha』PRグループマネージャー

犬飼幸さん

大学時代に赤裸々な恋愛記事を執筆するライター活動を経験し、性に関する話題が多くの人々に求められていることを実感する。アダルトグッズを中心に販売する『TENGA』に入社後は、「女性の気持ちよさ」をテーマにしたirohaの広報を担当。自身も商品モニターを行いながら、セルフプレジャーの認知度を高めている。

大川侑穂さん

『Hogara』プロジェクトリーダー

大川侑穂さん

2015年、豊島株式会社入社。入社当時女性総合職が一人もいない状況だったが、徐々に女性総合職が増えてきたタイミングで、「私たちが今本当にほしいものを作らないか?」という一声で、フェムケアブランド『Hogara』を立ち上げ、「おまもりショーツ®」で2024年度グッドデザイン賞を受賞。最近はTUMUGU×HogaLifeSupportというライフステージに寄り添う新しい福利厚生サービスをローンチするなど、様々な方面から朗らかな明日を模索中。 

中西彩乃さん

ライター

中西彩乃さん

インタビューやヒューマンテーマを主に担当。海外ドラマ&セレブリティ、東南アジア、占いをこよなく好む。

海渡理恵さん

ライター

海渡理恵さん

女性誌を中心に活躍。音楽・アジアのエンタメに詳しく、K-POPを中心に、国内外のアーティストインタビューの経験が豊富。また、ライフスタイルやフードなど、カルチャー関連の記事も数多く執筆している。2019年頃からフェムテックに関心を持ちはじめ、なかでも吸水ショーツマニア。10枚ほど所持。

木土さやさん

ライター

木土さやさん

yoiライター。産後をきっかけに、ホルモンバランス&免疫力がガタ落ちしたのを痛感。医師もびっくりな高スパンでのトラブル多発に悩んでいたところに、yoiでの執筆の機会が。心身を立て直すべくフェムテック&インナーケアを導入し、現在の推しサプリは、エクエルと婦宝当帰膠。今年の目標は、分子栄養療法と婦人科でのモナリザタッチ。

堀越美香子さん

ライター

堀越美香子さん

主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。yoiでの執筆を機にフェムテックに触れる機会が増え、今はとにかくいろいろなものを試して自分に合うアイテムを探求している。

石井瑛子

集英社yoiエディターズ non-no編集部所属

石井瑛子

女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社2年目で現在はnon-no編集部に勤務。主にファッションやカルチャーページを担当。基本インドア派のため、家を快適かつ満足のいく環境にするべく、インテリア探しに余念がない。だが旅行は好き。47都道府県制覇が目標で、現在43都道府県を攻略済み。最近のブームはクレーンゲームとちいかわ。

エディターH

集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属

エディターH

yoi委員会メンバー1年目。入社以来MAQUIA編集部に勤務し、主にビューティや、インタビュー企画を担当。フェムケアは初心者ですが吸水ショーツは長らく愛用中。

道下

SPUR編集部

道下

yoi委員会に所属したばかり。普段はSPUR編集部にて、ファッション/ビューティ担当。ズボラな性格で「時短」「簡単」という言葉に弱いので、面倒くさがりでも楽々試せるフェムテックを探しています。

福井小夜子

yoi編集部 副編集長

福井小夜子

入社以来13年間MOREでファッションを担当し、今年の春からyoi編集部副編集長に。吸水ショーツやPMSサプリなど、フェムテック関連のアイテムは昔から積極的に取り入れてきた。今気になっているアイテムは月経ディスク。もうすぐ小学生になる男の子の母。

木村美紀

yoi編集部

木村美紀

2022年の6月にyoiに異動してきた、11年目エディター。yoiでさまざまなフェムテック&フェムケア情報に触れることで日々関心が高まり、いまや吸水ショーツやデリケートゾーンソープは手放せない存在に。

エディターH

yoi編集部

エディターH

入社7年目のyoi編集。ファッション&ビューティを担当。好きなものはマンガ、犬、音楽。異動してきたばかりなので、フェムテックは勉強中。生理期間中新しいナプキンや吸水ショーツを色々試ししている。

撮影/森川英里 ロゴデザイン/齋藤春香 取材・文/堀越美香子(推薦コメント)・木土さや(商品説明) 企画・構成/木村美紀(yoi)