yoi読者から寄せられた生理にまつわる疑問や悩みに、専門家がアドバイス! 今回は、生理用ナプキンによるかぶれについて伺いました。

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Q.生理用ナプキンで肌がかぶれるように…

「ナプキンは2〜3時間で替えるようにしているのですが、肌がかぶれるようになってしまいました。かぶれにくいナプキンの選び方や、かぶれたときの対処法を知りたいです」

お話を伺うのは…
日馬圭野さん

ユニ・チャーム

日馬圭野さん

ユニ・チャーム ESG本部 広報室。「#NoBagforMe」プロジェクトの「ソフィみんなの生理研修」の広報活動に携わる。誰もが自分らしく生きることができる社会の実現を目指し、国や地域・性別や年齢を超えて生理にまつわる知識向上と、相互理解の促進を目指している。

A.実は約7割の人が経験しているかぶれ。主な原因は2つ

ユニ・チャームのアンケート調査によると、およそ7割の人が季節や体調によって、あるいは生理のたびにデリケートゾーンがかぶれてつらい思いをしていることがわかりました。

【かぶれの主な原因】
●湿った状態が続くこと

生理中のかぶれやかゆみの主な原因のひとつが「ムレ」。ナプキンを当てていると、どうしても湿った状態が続くうえ、ナプキンに残った経血や汗などが肌を刺激するため、かぶれがおきてしまう。赤ちゃんのオムツかぶれと似たような状態で、もともと皮膚の弱い人に多くみられる。

●乾燥による摩擦
肌のうるおいが不足している状態で動いたり歩いたりしたときに、ナプキンとの摩擦で乾燥した皮膚がこすれてかぶれてしまう。

まずは市販薬を。治らなければ早めに婦人科へ

生理中はムレないようにナプキンをこまめに替えて、毎日入浴またはシャワーで清潔な状態を保つように心がけましょう。それでもかぶれてしまうことはあります。そんなときは、次のポイントを意識してみてください。

●清潔にして市販薬を塗る
かゆみやかぶれのある部分を優しくお湯で洗い、乾いたらそっと市販の塗り薬をつけましょう。市販の治療薬を使っても治らないときは、早めに婦人科や皮膚科への受診をおすすめします。

●ウェットティッシュで拭き取る
外出先で急にかゆみやかぶれが起きたときは、刺激の少ないウェットティッシュやデリケートゾーン専用のウェットシートで外陰部を優しく拭き取り清潔にしましょう。

●石鹸でゴシゴシこするのはNG!
かぶれているときのデリケートゾーンは、お湯で洗い流すのがいちばん。石鹸でゴシゴシ洗うと、かえって症状を悪化させてしまいます。特に界面活性剤を含むものは刺激が強く、炎症などのトラブルの原因になりやすいので注意が必要です。

疲れをためない生活を心がけることも大切!

かぶれやかゆみが気になる場合、生理用品は滑らかな肌触りで刺激が少ないタイプを選びましょう。「肌に優しいタイプを使っても違いがわからない…」という方は、肌が丈夫な方だといえます。

また、体の抵抗力が落ちていると、皮膚のバリア機能も低下してかぶれやすくなるといわれます。疲れをためないように心がける、睡眠をしっかりとるなど、健やかな生活を心がけてみてください。

構成・取材・文/国分美由紀