CHAI・マナ＆カナとpecoが「ラブ」についてトーク♡ 愛してやまないもの、愛の伝え方は？【連載】CHAISM vol.19

双子のマナとカナ、ユウキ、ユナの4人から成る、NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド、CHAIの連載『CHAISM』 。今回はマナ&カナの二人が、かねてより大ファンだったpecoさんをスペシャルゲストに迎えて、「ラブ」をテーマにトークを展開！　前編は、3人が愛してやまないものや、感謝の心を持つことの大切さについて語り合います♡

——今回は『CHAISM』連載初のゲスト、マナさんとカナさんが大ファンだというpecoさんをお迎えしました！　インスタグラムは相互フォローされていますが、初対面だそうですね？

全員：めちゃくちゃうれしいです！

peco：こんなにゲラゲラ笑いながら撮影したのは久しぶり（笑）！

カナ：私たち二人ともpecoちゃんのことが大好きで、ずっと会いたいって思っていたんだよね。

マナ：pecoちゃんのYouTubeを毎日見ていたから、本当に会えると思ったら昨日の夜からドキドキが止まらんくて！　夢に出てきたくらい（笑）。

peco：私もドキドキしてました♡　そんなふうに言ってもらえてうれしい…！

マナ：だって、pecoちゃんって魅力があふれまくりだもん。バービー人形みたいなルックスで、大阪弁でガツガツしゃべるギャップが好き（笑）。人間らしくて素敵だなって。

カナ：あと、インスタの投稿からすごく愛を感じるんだよね。pecoちゃんがつむぐ言葉も大好きです！

マナ：本を書いてほしいくらい。絶対読む！

peco：ベタぼめしていただき、ありがとうございます！　私がCHAIさんのことを知ったのは、ryuchellに「めっちゃ可愛いバンドがいる！」とおすすめされたことがきっかけ。『N.E.O.』のMVを観たときから、お二人のことが気になっていたんです。私も、この曲に込められたメッセージと同じマインドを持っていて、共感しまくりだったので会えて本当にうれしい！

——トークテーマは、今年リリースされたCHAIの新曲『ラブじゃん』にちなんで「ラブ」について。まずは、皆さんが最近、愛してやまないものは？

peco：息子と、去年の夏に我が家にやってきた愛犬のAllison（アリソン）です。

マナ：いつもインスタで見てるよ〜、二人とも可愛いよね♡  実は今日、この撮影現場に来ないかな？と期待してた（笑）。

カナ：それくらい会いたいよね。pecoちゃんは二人にどうやって愛を注いでいるの？

peco：「ありがとう」をたくさん伝えるようにしています。例えば、毎晩、寝る前に息子とその日1日を振り返る習慣があって、そのときに「今日もお手伝いをしてくれてありがとう」とか、頑張ってくれたことにきちんと感謝の気持ちを伝えるようにしています。

愛犬のAllisonにも、「ごめんね」より「ありがとう」を伝えるようにしていて。私が仕事の日などはどうしてもおうちで留守番していてもらわなくちゃいけないけど、帰宅したら「お留守番させて、ごめんね」ではなくて、「お留守番をしてくれて、ありがとう♡」と声をかけるようにしています。そのほうが、絶対に愛が伝わると思うんです。

マナ&カナ：めっちゃ素敵〜♡

peco：私自身、いろんな人からもらった「ありがとう」の言葉に愛を感じて育ったので、息子も、愛犬も「ありがとう」という言葉をいっぱい浴びて大きくなってほしいんです。

そういえば昨日、ずっと子ども部屋に置いてあった段ボール製の巨大な海賊船を、息子がスクールに行っているあいだに私が片づけたんです。あまりに大きくて場所をとっていたので、「片づけるね」とは事前に息子にも伝えていたけれど、いざなくなったらどう反応するかなと思っていて。そうしたら、帰ってきてその部屋を見た息子が、「ママ、お部屋を片づけてくれてありがとう」と言ってくれて…。

マナ&カナ：え～‼︎　なんていい子なの。

peco：「ありがとう」を言える子に育ってくれて、すごくうれしかったですね。マナさん、カナさんのお二人が愛してやまないものも気になる！

マナ：私は、この連載でもよく話しているけど、やっぱりピカチュウ！　全人類の友達だと本気で思ってる！　そばにいてくれるだけで、私たちを癒してくれる力を持っているなって。ピカチュウのバルーン人形を持っているんだけれど、一緒に寝るだけで安心できるし、存在自体がありがたい…。

peco：その感覚、ちょっとわかるかも！　私もディズニーが大好きで、世界じゅうの人から愛されるミッキーを見るたびに思わず涙が出ちゃったり。自分に勇気をくれる存在って、いろんなカタチがありますよね。

マナ：本当にそうなの。友達のようであり、家族のようであり。実際に話しかけたりしちゃうもん。

マナ：カナの愛してやまないものは？

カナ：私は、漢方や鍼などの手法を用いて自然治癒力を高める「東洋医学」と、「ヨガ」に相変わらずハマっていて。

マナ：最近はタンブラーに漢方ドリンクを入れて、持ち歩いているもんね！　時々カナからも漢方の香りが…（笑）。

カナ：そう、そう（笑）。それらについて深く勉強するようになってから、“私たちは自然に生かされてるんだ”って思うようになったんです。pecoちゃんが大切な人たちに「ありがとう」を伝えているように、私も自然から生まれるものに感謝しながら生きています。特に食べもの！　体に入れるものだし、私たちは食べるものからエネルギーをもらってる。だからこそ、いいものを選びたいし、口に入れたものには「私の体をつくってくれて、ありがとう」の気持ちを持っています。

peco：すごく素敵です。「ありがとう」の気持ちを持つこと、そして、それを口にすることって本当に大事ですよね。今日の撮影中も、お二人がごく自然に「ありがとう」をまわりの人に伝えている様子を見て、すごく温かい気持ちになりました！　人との関係も、慣れちゃうと「ありがとう」って言えなくなりがちじゃないですか？

マナ：確かに！　身近なところでいえば、父と母の関係を見ているとそう感じることがある。

peco&カナ：わかる！

カナ：「亭主関白」っていう言葉があったように、当時の時代や社会の価値観の影響も大きいかもしれないけど、父を見ていると母に対して、もっと素直に「ありがとう」が言えたら、今以上にもっと関係がよくなるんじゃないかなと感じることがあって。だから、私は「ありがとう」を自分から、まわりの人に積極的に言っていきたいんだよね。

peco：めっちゃ共感します。私の父もどちらかというと亭主関白なタイプで。そんな親の姿を見て、もっと意識して「ありがとう」と言っていきたいと思うようになったところがあります。

——普段の生活のなかで、「ココにはもっと愛が必要！」と感じることは？

マナ：「この場所…愛が足りていないな」と感じる瞬間はめっちゃある。特に混んでいる電車。イライラしている人が多くない？　そういうとき、私は積極的に席を譲ったりすることで、「ありがとう」「どういたしまして」のピースフルなやり取りを周囲に見せるようにしてる。自分からポジティブなアクションができたら、その場のムードがよくなると思うから！

peco：私もまったく一緒です。そういう殺伐とした空間や人って避けられないことがあるけれど、自分からできる行動を積極的に考えると、そこに愛のある連鎖が生まれたりしますよね！

——でも、誰かを思って行動を起こしたとしても、相手から必ず「ありがとう」が返ってくるとは限らなかったり。

peco：だからといって、心がすり減るってことはないですね。そのかわり、なぜこの人は「ありがとう」が言えないんだろう？ と疑問が湧いちゃう。

マナ：わかる〜。他人から尽くしてもらったのに、「ありがとう」と返さない人のことを見ると不思議で仕方がない！　

カナ：私は相手があまりにも感謝を口にしない人だと、ちょっと心がとげとげしちゃうかも。そういうときは、「この人は、人との上手なつき合い方がよくわからないだけ。仕方がない」と考えるようにしてるかな。そうすると、心をすり減らさずに済むんだよね。

マナ：愛って難しいよね〜！　でも、そこが面白い！

後編は、愛の難しさについてさらに深掘りしながら、3人が実践している最近のセルフラブについてもトークを繰り広げます。

撮影／shu ashizawa（S-14）  ヘア（CHAI）／夛田恵子（mod's hair） メイク（CHAI）／YUKA HIRAC　ヘア＆メイク（peco）／megu　スタイリスト／小林聡一郎（CHAI）　曽我一平（peco）　取材・文／海渡理恵　企画・編集／高戸映里奈（yoi）

【CHAI／マナ】トップス¥10,900、ブラ¥14,900、パンツ¥15,900／Desigual（デシグアル 東京 銀座中央通り）、スニーカー¥38,500／grounds（フールズ）
【CHAI／カナ】シャツ¥12,900、トップス¥12,900、パンツ¥19,900／Desigual（デシグアル 東京 銀座中央通り）
【SHOP LIST】
フールズ   03-6908-9966
デシグアル 東京 銀座中央通り 03-6264-5431