「yoi」読者のみなさん、こんにちは。集英社yoiエディターズ、マキア編集部の木下です。今回は、フェムケア情報通の美容ジャーナリスト・鵜飼香子さんが、8月に企画・主催し、親子67名が参加した生理・フェムケアイベントレポートの記事をご紹介します。「PMSもデリケートゾーンの悩みも、不妊問題も、自分の体に起きてから慌てるのではなく、ティーンのうちから正しい知識を持ち、お手入れをしておけば防げることも多いのではないか」そんな思いで開催された、ティーン向けのイベントとは??【集英社yoiエディターズリレーvol.17】

この記事を書いたのは・・・
木下理恵

集英社MAQUIA編集部

木下理恵

今年で20周年目を迎えるビューティ誌『MAQUIA』の副編集長。40半ばを迎えて、日々の関心ごとはとにかく健康に生きること・二人の息子の成長とタイドラマ。雑誌『MAQUIA』web『MAQUIAONLINE』もよろしくお願いします!

■ナビゲートするのは…

鵜飼香子さん

美容ジャーナリスト

鵜飼香子さん

メディアや講演で最新美容トレンドやフェムケアなどを発信。マキア2023年7月号特集ではフェムケア大使となり誌面を監修した。美容が低年齢化して娘二人が情報に振り回され間違った美容をしているのを見て「正しい美容を早期に!」と、ティーン向けに正しい美容を伝えるイベント、ティーンビューティゼミを開催中。

「ティーンビューティゼミ」には数多くの参加者が

MAQUIA 生理 フェムケア

小学2年生から大学生の男女が参加した生理&フェムケアイベント「ティーンビューティゼミ」

「生理の悩みを相談したり、デリケートゾーンの洗い方を学んだり。これらは学校ではなかなか教えてもらえません。いつからだって知識は得られますが、早ければ早いほどひとりで悩まなくていい!正しいケアでニオイや蒸れなく快適に過ごせる!」と仰る鵜飼さん。今回のワークショップには、最年少参加は実に小学2年生から、男子大学生まで幅広い層が参加。皆さんそれぞれが真剣に印象的なキーワードをメモし、ワークショップに参加してくださいました。

心に留めておきたい「5つの提言」

この日は、生理について正しい知識を伝える、「品川女子学院」有志団体の皆さん、皮膚科医の先生、フェムテック×インナービューティの専門家などが指南役として登場。全体を通し、以下の5つの提言に沿って、様々なワークショップを行いながらみんなの悩みや疑問について回答してくれました。この提言を見るだけで、すぐに実践したい気持ちになってきますね。

提言1 生理でツラいときはヒト・ものに頼りまくろう!
提言2 菌は繁殖する? 生理用ナプキンは2時間おきに変えて!
提言3 ゆらぎ女子に大切なのは、睡眠・栄養・運動!
提言4 生理ニキビには、洗顔と保湿!キホンのキ!
提言5 免疫力のために正しくデリケートゾーンを洗おう!

生理 ナプキン

こちらは提言2・生理ナプキンについてのワークショップ内で行われたナプキンの吸水力の実験風景。

学校では教えてくれない、私のからだのケア方法

提言5のターンでは、デリケートゾーンの洗い方についてレクチャーも。ニオイや群れなど、人に相談できずに悩んでいるティーン世代も少なくないはず。
洗うソープはデリケートゾーン専用の弱酸性がよい、洗う部位は、前から順に、VゾーンからIゾーン、大陰唇と小陰唇の間の溝、クリトリスの周辺も優しく洗い汚れがたまらないように…など、ティーンに限らず気になる内容に溢れています。

MAQUIA 生理 フェムケア 性教育

模型を使って、膣周りの構造や正しいデリケートゾーンの洗い方をレクチャー。

その他記事では、鵜飼さんおすすめの生理用品や生理痛を和らげるお茶やサプリなども紹介。若い世代へのフェムケアの伝え方だけでなく、自身の悩み解決に繋がるトピックに出会えるかもしれません。詳しくは、ぜひ『MAQUIA ONLINE』をチェックしてみてください!