2024年10月から、『yoi』と集英社の7つのファッション・ビューティマガジンのコラボコンテンツ「集英社yououriプロジェクト」がスタート。ここでは『yoi』、『BAILA』、『MORE』の3誌コラボによる、働く女性のQOLを上げるアイテムを毎回紹介していきます。第3回は各媒体の編集者が、仕事中の冷え対策に取り入れたい、おすすめの温活グッズをシェア!
メンバーはこの3人
BAILA編集部
女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社以来BAILA編集部に勤務し、今年で6年目。BAILAでは主にビューティや読み物、インタビュー企画を担当。自立心の強い長毛さび猫と暮らしています。
MORE編集部
入社5年目で、現在はMORE編集部に勤務。 MORE本誌では、主にビューティやライフスタイル系、エンタメ、インタビューなどを担当。公式Webマガジン「MORE WEB」でも、商品の深掘りレポや着比べ記事などを随時発信中です!
「集英社yououriプロジェクト」とは?
2024年10月から、『yoi』と集英社の7つのファッション・ビューティマガジンのコラボコンテンツ「集英社yououriプロジェクト」がスタート。yoiの理念である「you(あなた)とi(わたし)でour(わたしたちの)社会を創る」のもと、yoi編集部と各媒体の編集者がエンターテイメント性と社会的意義やウェルネスを両立するコンテンツを創出します。『Seventeen』『non-no』とのコラボは今どきの高校生と大学生のインサイト、『MORE』『BAILA』とは働く女性のウェルネス、『MAQUIA』『SPUR』とはフェムテック、『MEN’S NON-NO』とはジェンダーをテーマにお届けします。
温活の最旬アイテムはお灸! 火を使わず、煙も出ない
福井:多くの女性が感じる、冬の悩みは“冷え”。体を動かすことの少ないオフィスでは血行が悪くなって、ますます冷える原因に。体調が悪くなったり、ブルーな気持ちになったり、冷えって仕事にすごく影響があると思うんだよね。二人はどう?
松本:私は末端冷え性で、足もむくみやすくなります。ブーツをはいてきた日は、ブーツを脱ぎ、デスクに常備している温かい靴下へはき替えることもありますね。
バタコ:私は冬になると“のぼせ”に悩まされています。寒い屋外から暖かいオフィスに戻ると、顔が赤くなってしまって。でも、手足の末端は冷えているから不快だし、調子も悪くなっていき仕事がままならないことが結構あるんです。
福井:それはつらいねえ。私も冷えから頭が痛くなることがあって、予防医学としても注目のお灸が気になっているところ。少し前からyoi界隈では「お灸をしている」という声を聞いていて、つい先日ご一緒したモデルさんもお灸をしているそう。ちょい流行りの兆しを感じています。
松本:温活に限らず、お香とか古くから伝わるものが最近きていますよね。しかも今らしくアップデートされていて、使いやすそうなものが多い。
福井:そうなんだよね! おすすめのco-co-ro suikyuもおしゃれで新感覚のお灸。これは火を使わずに、水で発熱し、気になる場所をピンポイントで温めてくれるの。においも煙も出ないから、時や場所を選ばず、デスクでも手軽にお灸効果を実感できます!
バタコ:首に貼ってみたんですけど、ポカポカしてきました。お灸自体が初めてで、こんなに気持ちいいものとは思わなかった! これから使っていこう。
福井:血行不良、二日酔い、頭痛など体のツボに貼って使うと効果的みたい。オフィスで寒そうにしている後輩にサッと渡したりできるね。
松本:素敵な先輩!気が利いているグッズだから、センスも感じます。
冬の薄着を叶える温熱ボディウォーマー
松本:「MYTREX」のCORE WARMER AIRはカイロの最上位互換ギアといってもよいのでは! 加熱パッドを服に挟み、ボタンを押すと温めてくれるスマートアイテムです。アナログカイロと違って使い捨てにならないところがいいなと、以前から気になっていて今回お取り寄せしました。
福井:ぱっと見はおしゃれなウェルネス系のデバイスだね! コンパクトだし、まさか温活しているとは思われない(笑)。体調のための温活といっても、オフィスではあまり大袈裟に見えるものはNG。目立たず、デスクでこっそり使いたい。
バタコ:速暖性が高い! 温かいシャワーを背中に浴びているみたいで、めちゃ気持ちいいな~。Tシャツ&コートで出社しても、デスクにこれがスタンバイしていれば問題ない気がする。冬の薄着を可能にしてくれますよ。
松本:オフィスは暖房がガンガンに利いていて、外の気温に合わせた服装だと暑すぎるという問題もありますよね。20代半ばのMORE世代は、まだ立場的に社内の室温についてアレコレ言いにくいですから! 自分自身で温度調整していかないと。デスクにブランケットは欠かせませんっ。
福井:大勢がいる場だから、確かに個人の体感で暑いとか、寒いとか言いにくいよね。会社によっては節電のために、あえて室内の温度を下げているところもあるだろうし。yoi編集部のスタッフの一人はすごい冷え性で、季節関係なく年中冷えが気になるそう。だからオフィスにいる時は、いつも電気毛布を使っているよ。
バタコ:私はお腹が弱く、夏でもカイロを手放せないタイプ。このギアは自分が心地いい温もりにワンタッチで温度調節でき、必要な時だけスイッチのオンオフで都度使えるのは助かりますね。
冷えに負けない! 体にうれしい薬膳茶を手軽に
福井:仙台にある薬膳鍋屋「二十四節氣」の薬膳茶は旅行に行った時に見つけて、パケ買いしてみたら味もおいしかったのでリコメンド。高麗人参をはじめ麦茶、胚芽玄米、はぶ茶、はとむぎなどの材料をブレンドしているんだけど、すごく飲みやすいのでどうぞ♪
松本:あぁ、滋味深い~。薬膳系のお茶って結構においが独特であったりしますが、これはホッコリ癒される香りで、オフィスでも気にせず飲めますね。前回の香りのテーマでも話題に上がったけど、さりげないにおいであることはTPO的に重要なポイント。
バタコ:ティーバッグなのも便利。隣席の同僚にお裾分けしたりもできますね。
福井:そうそう。薬膳茶って煮出さなきゃいけないイメージがあったけど、蒸らすだけでOKという手軽さがグッド! 普段はオフィスで何を飲んでいるの?
松本:夏はアイスを飲みがちですが、冬は積極的に温かいものを摂らねばと思っています。
バタコ:私はごぼう茶が好きですね。朝、家で煮出して水筒に入れ、持ち歩いていた時期がありました。こういう甘くないお茶って、仕事中にちょっと小腹が空いた時にスープ気分で飲めて(笑)。お腹の具合も落ち着くし、何よりおいしい。
松本:丁寧な暮らしだ、素敵~! 最近はすっかりタンブラーを持つことが当たり前になりましたよね。MORE読者も見た目の可愛いタンブラーが好きな人が多くて、そういった記事は人気です。
バタコ:BAILA読者にはSDGsなどへの意識が高い人も多いので、コンビニのコーヒーを買う時も自前のシリコンカップを使うという方がいましたよ。
松本:私も超ミニ水筒を持っているのですが、ちょっとした水分補給用に持ち歩くことがあります。ペットボトルを買うよりはと思って。
福井:仕事中にへこんだりイラっとしたりしても、好きなお茶を飲むと一旦気持ちを落ち着かせることができるから、自分のお気に入りの味を持ち歩くのは大事だなと思います!
生理の時こそ温かく。温感素材のサニタリーショーツ
バタコ:「ソフィ」から発売されている温活ショーツのシリーズで、私はオリジナルを持っているのですが、新作のW温活ショーツを皆さんとお試し! 子宮を包むようにぐるっと一周、ショーツの内側に温感素材が搭載されていて、さらに腹巻きをドッキングし、お腹まわりを温めてくれます。吸水ショーツではないので、生理用品と一緒に使うサニタリーショーツです。
松本:はくだけで温かいというのは楽ちんでいいですね。薬局で手に入る、買いやすさもうれしいです。
福井:二人は冬の下着事情はどんな感じ? 私は寒くなるとおしゃれ目線のランジェリーより、お腹を包み込み、安定感あるはき心地の下着を選ぶことが多い。ベアの吸水ショーツを、生理期間ではない時もはくことがあるくらい。
バタコ:私も福井さんと同じで、温活目的でサニタリーショーツを日常的にはいたりします。PMSのちょっと気持ちが不安な時とか、お腹がすっぽり守られていると落ち着く感じがするんです。使うものによって気分ってだいぶ改善することもできるから、フェムケアのグッズは積極的に取り入れていきたいなと思いますね。
松本:業種によってはいつも適温の中で働けるとは限らないし、温活効果とサニタリー効果、両方を兼ね備えているのは便利ですよね。QOLも上がりそうです。
福井:松本さんはあまり冷えに苦しんでいる感じがしない! 冬もミニスカートをはいているもんね。
松本:実は生理痛に悩んだことがほぼなくて、これまで温める意識は薄かったです。でも、つい最近の生理痛が重くて、社内の医務室に駆け込もうかと思ったくらい。やはり年齢とともに症状は変わっていきますね。次にミニスカをはく時はこれと一緒に!
福井:温かいって体感だけでなく、精神的な緊張を和らげてくれて気持ちもホッとするよね。「冷えは万病の元」と言われて久しいですから、ぬくぬく温めて不調を回避しましょう!
撮影/田村伊吹 イラスト/MIDORI KOMATSU 画像デザイン/前原悠花 取材・文/横溝桃子 企画・編集/福井小夜子(yoi)