yoiが注目するHOTなアイテムをセレクトし、約1カ月間使用した感想をお届けする連載『Try & Report!』。第15回は、植物の力や呼吸を取り入れたセルフケアを提案する『SHIGETA PARIS』の「インナーピース バスソルト」をお試し!

『SHIGETA PARIS』の「インナーピース バスソルト」をTry & Report!

インナーピースバスソルト

インナーピース バスソルト(左から)インナーサイレンス・インナーハピネス・インナーカレッジ(各150g・3種類セット)¥3,960/SHIGETA PARIS https://shigetaparis.jp/

もうすぐ訪れる冬至。子どもの頃は、カボチャを食べてゆず湯に入る、昔ながらの風習を家でもしていたな〜と懐かしい記憶がよみがえります。大人になった今では浴槽を掃除することを考えてしまい、柚子をお風呂に浮かべることもなく…。そこでひらめいたのが、柑橘系の香りの入浴剤で柚子湯の気分に浸る方法です。諸説ありますが、柚子湯に入るのは香りで邪気を寄せ付けない&体を温めて風邪を予防する意味が込められているといいますし、きっと得られる効果はほぼ同じ(笑)!

そんなわけで、今年の冬も新作の入浴剤をチェックし、『SHIGETA PARIS』から4年ぶりに3種類のバスソルトセットが発売されるとの情報をキャッチ。求める効能に合わせて異なるエッセンシャルオイルをブレンドしたバスソルトセットで、前回販売されたセットは“月の満ち欠けと体のリズムの調和”がテーマで人気を博しました。

今回は、“自分の心と向き合ってストレスを和らげる”というウェルビーイングの意識を取り入れた、“SHIGETA”らしさあふれる香りが揃い踏み。今、気持ちをどのように整えたいのか? 自分の心と体の声に耳を傾け、3つの中からピンとくるものを選んでお風呂で楽しみます。

3種類のバスソルト比較

左の「インナーサイレンス」は“しずかな心”。ローズマリー、ジュニパー、クラリセージによるウッディ調の香り。鼻から突き抜けるほんのりスーッとした爽快感が脳内をクリアにしてくれるかのようで、深くリラックスした状態へ導きます。

中央の「インナーハピネス」は“よろこぶ心”。ベルガモット、グリーンマンダリン、フランキンセンスのフレッシュな香り。柑橘系のみずみずしい甘い香りは何度もかぎたくなって、お風呂場に広がる香りで深呼吸すると元気をもらえます。

右の「インナーカレッジ」は“ふみ出す勇気”。イランイラン、スイートオレンジ、ベチバーが調和しており、オリエンタルな気分に。かつて旅した海外で受けたリゾートエステを思わせ、「明日からも頑張ろう」と気持ちをポジティブに切り替えられる香りです。

バスソルトの楽しみ方

一回量はだいたい手のひらにひと握り。写真では見栄えを気にしてスプーンを使用していますが(笑)、実際は力士が塩をまくが如く、自分の手でダイレクトイン! 私はそのまま、バスソルトの粒がくっついた手で湯船全体をよくかき混ぜて溶かします。

入浴中

根っからの出不精な私は、仕事やプライベートで外出すると、その後しばらくは家から出たくないモードが発動。帰宅したあとは身も心も疲労感に包まれているため、一人の時間を満喫できる入浴タイムでどれだけ気力&体力を回復できるかが大事なんです。入浴しながらゆっくり深呼吸をして香りを堪能する、“SHIGETA流の入浴メソッド”なら、いつもの入浴よりもさらにパワーが回復できます!

鼻から息を吸い、尾てい骨から背中を通ってまっすぐ息がのぼっていき、気の巡りをよくしたい部分に息=エネルギーを送り込むようイメージするのがポイント。「インナーサイレンス」は頭まで、「インナーハピネス」は心の中心、「インナーカレッジ」は体を温める下腹部へ。呼吸に合わせて体の中をエネルギーが巡っていることを想像してみると、それだけでメディテーション効果が得られます。

Try&Report 後記

冬至に向けてゲットしたバスソルトでしたが、3種類セットになっているので柑橘系以外の香りもたっぷり楽しみました♡ 日頃のストレスケアにぴったりなアイテムです。

「インナーピース バスソルト」は100%自然由来。アラビア半島の死海で採取された高濃度のデッドシー・ソルトで、マグネシウムがかなり豊富。肌がしっとり感に包まれ、じっくりつかったあとのお風呂上がりはポカポカの温熱効果が続きます。年末を目前に忙しさに拍車がかかる日々をお過ごしの方は、“SHIGETAメソッド”を取り入れたバスソルトで自分を癒してあげましょう♡

撮影・文/井上ハナエ