ライオン株式会社は、昨年から続くコロナ禍でのマスク生活等により、肌の悩みが増えた20歳~59歳の女性1000名を対象に「コロナ禍における肌乾燥に関する意識調査」を実施。その結果、長引くマスク生活による顔肌乾燥の深刻化とともに、顔肌乾燥の影響で多くの女性が自分の“老け見え”を感じていることがわかりました。
■コロナ禍のマスク着用で、89.6%の女性が「肌状態が悪くなった」と回答!
■コロナ禍で“顔肌乾燥”がひどくなったと感じる人が7割以上!
■コロナ禍で女性の約4割が自身の“老け見え”を実感
マスクなし生活に向けて、今から正しいスキンケアを!
この調査結果に、皮膚科専門医の慶田先生からはこんなコメントが。
「2020年の4月以降、長時間マスクを着用することによる肌トラブルを訴える方が増え続けていて、マスク生活の長期化でなかなか改善しない状況です。
顔の皮膚は、全身の中でもバリアが脆弱な上、衣類で覆うことができない露出部なのでデリケート。メイク用品や、空中を浮遊するホコリや花粉、大気汚染物質などによって、つねに軽微な炎症を起こしています。さらに今はマスクの擦れによる乾燥や汗刺激などによるダメージで、よりトラブルが急増しています。
マスクによる肌荒れの主な症状は、“にきび・吹き出物”、“脂漏性皮膚炎”、肌荒れによる”乾燥”などがあげられます。なかでも、乾燥を放置すると、シミやくすみ、小じわなどの要因となり、それが“老け見え”の原因に。まさに、乾燥は美容の大敵なんです。
こうした肌トラブルを予防するためには、規則正しい生活を送るとともに、保湿ケアが大切。いつマスクを外して生活できるようになってもいいように、毎日のスキンケアが重要ですね」
皮膚科医が使う保湿成分「ヘパリン類似物質」って?
「スキンケアの根本は、“やさしく洗顔・しっかり保湿”。角層の水分量を高めてバリアを整えることは、健やかな肌を保つ基本です。ただ肌を水で湿らせるのではなく、肌に水分をしっかり抱えさせ、キープできる状態にするには、保湿成分の『セラミド』『ヒアルロン酸』『ヘパリン類似物質』などが配合された製品をうまく活用しましょう。
ヘパリン類似物質とは、皮膚科専門医が赤ちゃんの肌やアトピー性皮膚炎、高齢者の乾皮症の治療に長く処方してきた保湿の主成分。刺激が少なく、うるおう力を高める効果のほか、肌構造の修復や血行促進の作用があるので、顔肌のケアにはおすすめの成分の一つです。
保湿ケアの基本は、1日に2回、朝晩の洗顔のあとに、保湿剤を塗りもれなく、やや肌がしっとりする程度の量を十分に塗布すること。加えて、ダメージがひどい場合は、日中も十分に汗を拭きとったうえで保湿剤をメイクの上から薄く塗り足してください。適切なスキンケアで肌の防御力を高めておくことは、美しく揺らぎにくい肌を作るカギとなります」
銀座 ケイスキンクリニック院長
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。東京女子医科大学医学部医学科卒業。同大にて皮膚科助手、美容クリニック勤務などを経て、銀座ケイスキンクリニックを開設。メスを使わないエイジングケアをモットーに、医療機器や注射によるナチュラルな若返りに定評あり。食と美容、健康など幅広い知識を持ち、雑誌やテレビでも活躍中。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』『365日のスキンケア』など。
乾燥肌専用のスキンケア「フェルゼアプレミアムシリーズ」
今回の調査結果を踏まえて、ライオンは乾燥肌に悩む女性が求めているスキンケアを開発。乾燥肌治療薬ブランド『フェルゼア』から、顔などの乾燥にフォーカスしたスキンケア『フェルゼアプレミアム』シリーズが発売されました。
バリア機能を修復し、肌自体のうるおう力を高め、血行を促進するなど、繊細な顔の肌の乾燥に有効な成分「ヘパリン類似物質」を配合した3品をラインナップ。注目は、医薬部外品の泡状化粧水。ふんわりとした泡が顔の凹凸にも均一に伸びて、摩擦が少ない塗り心地です。
フェルゼアプレミアム 薬用泡の化粧水[医薬部外品]80g ¥1,848/ライオン
新触感の泡タイプの薬用化粧水。肌にやさしい感触のふんわりみずみずしい泡がじっくりと浸透。仕上げに泡を肌に乗せて手で優しく覆うと、さらに浸透アップ。
そのほかに、バリア膜をつくってマスクの擦れから肌を守る「HPクリーム」と、かさつく目元や口まわりにしっかり密着して保湿する濃厚バームタイプの治療薬「HPバーム」も。
かつてない保湿力で乾燥肌をケアする「ヘパリンスキンケア」を味方につければ、"老け見え"や、これから来る秋冬の乾燥も怖くないかも?