3月8日は女性の功績を讃え、ジェンダー平等を考える国際女性デー。そのシンボルカラーのひとつである、イエローにまつわるフレグランスをセレクト。ミモザの花をはじめとする植物や、レモンやパインなど黄色いフルーツを素材とした香りや、見ているだけでも元気が出そうなイエローのジュース。イエローのパワーをまとって、心も体も前向きに。

「ペンハリガン」の『ブレナム ブーケ オードトワレ』

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ペンハリガン ブレナム ブーケ オードトワレ (100mL)¥25960/ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業部

英国オックスフォードシャーにある、マルボロ公爵の大邸宅、ブレナム宮殿からインスピレーションを得て、1902年に生まれたフレグランス『ブレナム ブーケ オードトワレ』。ブレナム宮殿はチャーチル元首相の生家としても知られています。

ヘッドノートはレモン、ライム、ラベンダー。目覚めるようなフレッシュさから、しだいに針葉樹や森のようなウッディーで落ちついた香りへと広がります。そしてベースノートのパインやブラックペッパーのキリリとした刺激がアクセントに。英国王室御用達の「ペンハリガン」らしく、控えめでありがら気品にあふれ、セクシーさも感じさせる、その奥深さはさすが!


世代を超えて愛されてきた「メンズフレグランスの名作」と言われる香りも、性別を問わず誰もが自由に楽しめる時代に感謝。


「ジョー マローン ロンドン」の『ミモザ & カルダモン コロン』

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ミモザ & カルダモンコロン(100ml)¥23650/ジョー マローン ロンドン

まとった瞬間は、ほんのりスイートなミモザと、砕いたばかりのフレッシュなカルダモンがフワリ。ベースノートのトンカビーンがウォーミーな余韻を残します。ぬくもりのあるスパイシーさと、やわらかなフローラルのハーモニーが、お疲れぎみの心も癒してくれるかも。

淡いイエローのビジュアルイメージそのままに、優しいけれど甘すぎず洗練された印象の香りなので、オフィスでもオフの日でも、シーンを選ばず使えそう。エングレービング(刻印)サービスもあるので、大切な人へのプレゼントにも最適。 

「コスメデコルテ」の『キモノ ミモザ ソリッドパフューム』

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キモノ ミモザ ソリッドパフューム(2g) ¥7700/コスメデコルテ(2月16日限定発売)

ミモザの花をシンボルとする国際女性デーに向けて限定発売されている、フレグランス『キモノ ミモザ ソリッドパフューム』。漂う気品の奥に、満開に咲き誇るミモザのような、いきいきとした鮮やかさを感じます。イエローのリボンが可憐なソリッドパフュームの他に、やわらかな輝きを放つフロストボトルに入ったオードトワレも。

この商品の売り上げの一部は、日本の美を磨き受け継ぐ、次世代の工芸作家の支援のために寄付されます。香りを楽しみながら、女性が活躍する社会への貢献ができるのもうれしいですね。

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の『オードパルファム ジャルディーニ メディチェイ ビッザリア』

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オードパルファム ジャルディーニ メディチェイ ビッザリア(50ml)¥28600/サンタ・マリア・ノヴェッラ・ジャパン

13世紀のイタリア、フィレンツェに創業された、世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」。800年の長い歴史の中で、昨年初めて生まれたオードパルファムコレクションが「ジャルディーニ メディチェイ」(メディチ家の庭園)です。

ファーストコレクションで登場した『ビッザリア』は1644年にフィレンツェで初めて確認された、とても珍しい柑橘系果実の名に由来しています。ビターオレンジ、レモン、シトロンが混ざり合ったような特殊なその果実をイメージした香りは、控えめな甘さとフルーティな清涼感を漂わせます。

植物のルーツを丁寧にたどりながらクリエイトされたオードパルファムに包まれて、フィレンツェの華やかな歴史に想いを馳せて。

問い合わせ先
・コスメデコルテ 0120-763-325
・サンタ・マリア・ノヴェッラ・ジャパン 03-6384-5188
・ジョーマローン ロンドン 0570-003-770
・ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業部 0120-005-130



撮影/植田 翔 取材・文/横溝 なおこ