スプレーやミストをシュッとひと吹きするだけ。お香に火をつけるだけ。手軽におうち時間を快適にしてくれるルームフレグンスはエディターの日常に欠かせないアイテム。家事から在宅ワークへスイッチする時間、目覚めのスイッチ、心に余裕を持たせたいとき。気持ちを切り替えたいなという時に取り入れてみてください。

『BAUM』のルームスプレーで手軽に森林浴!

『BAUM』のルームスプレーで手軽に森林浴! アロマティック ルームスプレー1(ウッドランド ウインズ

『BAUM』アロマティック ルームスプレー1(ウッドランド ウインズ)100ml ¥6,160/SHISEIDO

2020年に誕生した、資生堂の新ブランド『BAUM』の「アロマティック ルームスプレー」。3種類ある香りはどれも主張をしない爽やかで清々しい香り。その中で私が一番深呼吸したくなったのが、「WOODLAND WINDS」でした。

商品紹介に「湖畔の林に吹く風のような…」とあるように、とてもクリーンで軽やかな香り。スーーッと深く静かに息を吸い込みたくなります。目を瞑れば、そこは湖畔のキャンプ場。朝靄が残る中寝起きの頭をスッキリさせるためにひと呼吸――そんな脳内イメージが広がります。
 



 

『BAUM』のルームスプレーを使っている画像 アロマティック ルームスプレー1(ウッドランド ウインズ

普段の生活で全くジャマにならない香りで、性別を問わないのもいいところ。家族みんなが、部屋の空間に・カーテンに・ソファに…気軽にシュッとしたくなります。使い過ぎてすぐなくなってしまうものの、詰め替えレフィルで万事解決。オシャレでインテリアに溶け込む容器を長く使えるのもいいですね。

写真・文/上原天洋(りぼん)

「インセンス ワシペーパー(和紙のお香)」を忍ばせて

「インセンス ワシペーパー(和紙のお香)」を忍ばせて センス・オブ・ヒューモア

センス・オブ・ヒューモア インセンス ワシペーパー(和紙のお香)¥3,300/SENSE OF HUMOUR https://sense-of-humour.com/

もともとヘアオイル「デューイエリクシアオイル」を愛用していて大好きなブランド『SENSE OF HUMOUR』から、新しい香りアイテムが発売されたと知ってチェックしたところ出合ったのが「インセンス ワシペーパー」。火がついていなくても香りが楽しめるという、和紙でできたお香なんです。

なんでも、和紙に香料を含ませてすくという技法で、職人の手でひとつひとつ手作りされているそう。香りはセージとイランイランの全2種。私はほんのり爽やかさを併せ持つセージの香りを選びました。品のいい木箱を開けると、ふわっと香り立ち、自然と呼吸が深くなります。

「インセンス ワシペーパー(和紙のお香)」の中身画像 センス・オブ・ヒューモア

升目状にミシン目が入っているので、使いたいだけちぎって使える仕様。名刺入れに忍ばせたり手紙に添えたりすれば、さりげなく相手に香りを届けることができます。

より豊かに香らせたいときは、火をつけても◎。「ヨガや瞑想時には、4枚ちぎって火をつける」、「バルコニーで一息つくときは、6枚ちぎって火をつける」などと、用途や使用場所によって必要な枚数をちぎって焚くのがおすすめだそう。夕暮れの気持ちいい時間に、外でゆっくり香りに包まれるなんて想像しただけでリラックスできそうです。

写真・文/高戸映里奈(yoi) 

『athletia(アスレティア)』の「スイッチング アロマルームミスト N」が手放せない

『athletia(アスレティア)』の「スイッチング アロマルームミスト N」が手放せない

ボトルデザインもよりモダンに進化!  スイッチング アロマルームミスト N ¥5,500/athletia ☎︎0120-220-445 https://www.athletia-beauty.com/jp/ja/

在宅ワーク中、仕事への切り替えがどうもうまくいかない…というときに活躍するのが『athletia (アスレティア)』の「スイッチング アロマルームミスト N」です。

全4種の香りがラインナップされているのですが、仕事を始めるときにピッタリ! と私が思っているのが「FEEL THE WIND」というノート(その時間の気分に合わせて、好きな香りを選ぶのがおすすめです)。海上から海岸の緑を眺めた情景をイメージしたシトラス&グリーンの爽やかなタッチ。ワンプッシュするだけで、部屋全体の空気がキリリと引き締まるようで、まさに仕事を始める瞬間にピッタリです。

写真・文/堀江 ともみ(SPUR) 商品撮影/佐藤健太

森の香りを求めて。「青森ヒバ精油蒸留水」

森の香りを求めて。「青森ヒバ精油蒸留水」 ルームスプレー

青森ヒバ精油蒸留水スプレー 350ml ¥1,980/Cul de Sac-JAPON  03-6412-8083

「青森ヒバ精油蒸留水」は、青森県産の「ヒバ」の木から精油を抽出する際にできる蒸留水をスプレーにしたもの。ヒバとは聞きなれないかもしれませんが、別名「アスナロ」ともいわれ、ヒノキ科の樹木です。強い芳香が特徴で、ヒノキのいい香りのもととなる成分「ヒノキチオール」は、実はヒバのほうがたくさん含まれているそう。

「ヒノキチオール」には高い抗菌・消臭作用があるので、おすすめの使用場所はキッチンのゴミ箱まわりや、空気がこもりがちなお風呂場、トイレなど。消臭スプレーで、かつ香りが大好きなものを見つけるのは難しいと思いますが、こちらは本当に香りもよし、使用感もよしです。

写真・文/こじま(すばる)

心地よい香りに包まれる『ATHLETIA』の「スイッチング アロマルームミスト」

心地よい香りに包まれる『ATHLETIA』の「スイッチング アロマルームミスト」

スイッチング アロマルームミスト(右)AT THE TOP ¥2,750 ・(左)SACRED TREE ¥3,850/アスレティア 0120-220-415

遅くなって心もカラダもヘロヘロな日、迷わずシュシュッとやるのがこちら『ATHLETIA』の「スイッチング アロマルームミスト」。

写真右の「AT THE TOP」は、ホワイトサイプレスやユーカリなどの清涼感あふれる香りで、とにかく気持ちがリフレッシュ。目覚めの悪い朝にもオススメです。左の「SACRED TREE」は、ゼラニウムやローズマリー、サンダルウッドが配合されており、イメージは「聖なる木の香り」。個人的に大好きなパチュリも入っていて、ずっと包まれていたくなる穏やかさがあります。

疲れた心と体を癒すのに最適ではありますが、もっと即物的に、「部屋中が昨日の焼肉くさい…」というときにもとっても重宝(笑)。なのでいつもこうして、我が家の本棚に鎮座しておられるのです。

写真・文/木下理恵(MAQUIA) 

『Danlow』の「パロサント スティック」で自分をリセット

『Danlow』の「パロサント スティック」で自分をリセット

パッケージのまま置いておくのもかわいい。パロサント スティック ¥1980/Danlow
https://www.danlow.jp

どんよりした空気にさらに香りを重ねるのが気分じゃないときも。そんなわがままに応えてくれるアイテムが『Danlow』の「パロサント スティック」です。パロサントは南アメリカや中央アメリカなどが原産の香木で、ミントや柑橘系のような香りが特徴。

天然木のため、ナチュラルな芳香品として近年、注目を集めています。そのまま置いても燃焼させても心地よい香りが。そして、そんな香りに加えて、パロサントには「浄化」の作用があるとされているんです。

『Danlow』の「パロサント スティック」アイテム画像

こちらをゲットして以来、なんだか今日は疲れたかも…とか、ちょっと嫌な空気がたまっているなというときは、スティックを受け皿に置いて私の気持ちと部屋の空気を浄化してもらってい(るつもりでい)ます。

もちろん目に見えてすごいことが起こるわけではないですが、ちょっとした気持ちの切り替えになる、お守り的な存在って心強いですよね。プチギフトにもちょどいい価格帯なので、引っ越しをした友達へのプレゼントなどにも重宝しています!

写真・文/渡辺真衣(MORE) 製品撮影/佐藤健太

まるで本物のヒノキ!『WHOLE TREE』の「クリーンアップスプレー ヒノキ」

まるで本物のヒノキ!『WHOLE TREE』の「クリーンアップスプレー ヒノキ」

クリーンアップスプレー ヒノキ 50ml ¥1,760 /WHOLE TREE https://wholetree-store.net/ 

このスプレー、すごいのは目の前に実物を感じるくらいのリアルな香り! 実際に使うとあたりの空気がちょっと澄んだような感じがし、だんだんと心が落ち着いていきます。ヒノキには自律神経を鎮静化させる働きもあるそうで、まさに森林浴。また、すべて天然由来の成分でできているところ、PHが中性のため、身体にふれる器具や小さなお子さんにもスプレー可能なところなど、使用上の心配事が少ないのもポイントでしょうか。

写真・文/小島睦美(小説すばる) 製品撮影/新谷真衣

金沢のカフェ『たもん』オリジナルのお香で清々しい一日のスタートを

金沢のカフェ『たもん』オリジナルのお香で清々しい一日のスタートを

(左)天然白檀+カモミール+井草・(中央)天然白檀+フランキンセンス・(右)天然白檀一味
たもんオリジナルの特別なお香 各¥1,800/cafeたもん https://cafetamon-ecshop.com

朝起きたら、そのまま窓へ直行し空気を入れ替える! そしてそのままこのお香に火をつける! そうすると、朝のきれいな空気とお香の香りが混ざりあって、清々しい朝を迎えられるんです。そんな朝の一本に選ぶのは、まさしく「一日のスタートのお供に」とおすすめされている「天然白檀一味」(写真右)。香木をそのまま焚いたような甘くほろ苦い香り。7cmとミニサイズなので、出かける瞬間まで火が消えなくて焦る、みたいなこともなく、忙しい朝にもぴったりなんです。
 

金沢のカフェ『たもん』オリジナルのお香をつけているGIF

ほかにも、「集中する時のお供に」おすすめの、「天然白檀+フランキンセンス」は、白檀の甘さにほんのり柑橘を感じる、研ぎ澄まされるような香り。「リラックスする時のお供に」おすすめなのは、「天然白檀+カモミール+井草」。カモミールの甘爽やかさが混じった香りは、夜寝る前など神経を静めたいときにぴったり。

一つ1,800円で年齢や性別を問わずに楽しめる香りなので、ギフトや手土産にも良さそう。お香立てがセットになっているのもうれしいポイントです。

写真・文/種谷美波(yoi) 製品画像/新谷真衣

フラワーショップ『whole』別注、『yenabell』のフレグランスキャンドル

フラワーショップ『whole』別注、『yenabell』のフレグランスキャンドル

whole オリジナル キャンドル ¥8,250/whole(yenabell) 問い合わせ:wholetokyo@gmail.com

代々木八幡のフラワーショップ『whole』と、ハンドメイドキャンドルブランドの『yenabell』のコラボレーションキャンドル。ソイワックスとココナッツワックスをブレンドしたベースに、エッセンシャルオイルが用いられたナチュラルなレシピ。パロサントやヒノキ、セージなどをミックスした、品のよいウッディな香りです。

「仕事終了!」の合図として愛用中。この仕事を終えた瞬間に、キャンドルを灯し、仕事のときと環境をがらりと変えて、オンオフを切り替えることに成功しました。

写真・文/堀江ともみ(SPUR) 製品撮影/新谷真衣

『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー』のフレグランスマッチ

アリュメット・パルフュメ オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー フレグランスマッチ

アリュメット・パルフュメ¥2,750/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(ビュリージャパン) 0120-09-1803

パリ発の総合美容専門店『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー』で、個人的に圧倒的なリピート率を誇るのがこのマッチ。マッチには素早い消臭効果があり、時代を超えて化粧室などの香りづけとにおい消しとして使われてきたという意外な事実があるのだとか。その効果に着想を得たのがこの「アリュメット・パルフュメ」。使い方はシンプルで、消臭したい場所やリラックスしたいときにシュッと火をつけるだけ。棒全体に忍ばせてある香液が熱を受けて驚くほど華やかに広がります。

香りは数種類あるのですが、おすすめしたいのは「スミ・ヒノキ」。しつこい香り残りがしないのもうれしいところ。強すぎる香りがあまり得意でない人にもトライしやすいはず。

写真・文/渡辺真衣(MORE) 製品撮影/伊藤奈穂実

どれも手軽に取り入れられて、リフレッシュできるアイテムばかり。気持ちを切り替えたい、もうひと頑張りたい、休日はしっかり休みたい…そんなときぜひチェックしてみてください。