服を選ぶとき、何を大切にしていますか? yoiでは「着心地のよさ」を軸にしたファッションウェルネスを提案しています。新連載『着心地のいい服 Dig&Report!』では、ライターの堀越さんが、yoi読者のみなさんにおすすめしたいテーマやブランドをピックアップ。実際に着心地を体感し、リアルな感想をレポートします。第1回は、『シシフィーユ』のシアートップスをdig。
柔らかさを追い求めるブランド『シシフィーユ』のシアートップスをDig & Report!
LONG SLEEVE TEE_AMELIA ¥7,700/SISIFILLE
『シシフィーユ/SISIFILLE』とは?
オーガニックコットンの「やわらかなプロダクト」と、ここに集う人たちとの「やわらかなコミュニティ」を通して、現代を生きる人々をサポートするインナーウェアなどを販売。フェアトレードのオーガニックコットンだけを使い、生地の生産過程でも環境負荷の少ない方法を厳選している。
社会活動を行う団体と協力し、インドの学校の運営やタンザニアの井戸の建設など、オーガニックコットンの生産に携わる現地の方々のサポートも。製品になる前の原材料や、それを育てる人々の環境にまでこだわり抜いたブランド。
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ライター堀越が『シシフィーユ』を実際に試着!
生理用ナプキンやサニタリーショーツといったフェムケア系のプロダクトを元々使ったことがあった『シシフィーユ』。こんな素敵なウェアも展開していたなんて!
“肌触りのいいものを身につけると「オキシトシン」が生成され、ストレスが軽減される可能性がある”ということを理由に柔らかなプロダクトを手がけるブランドなだけあって、着る前からそのしっとりとした素材に触れるだけで幸せな気持ちになります。
まるで何も着ていないみたいに軽い。自分の素肌に溶け込むように薄くて柔らかな着心地だけど、均一じゃないランダムなリブや、メローロックをかけてヒラヒラとさせた襟ぐりや裾が愛らしい存在感を放ちます。
透け感はあるけど肌の露出は少ないので、例えばジャケットのインナーとしてお仕事服にもシフトできますね。ヘビーウエイトなスウェットの中に仕込んでおけば、ごわっとしたぶ厚い生地から肌を守る“保護膜”のようになってくれそう。
“保護膜”と聞いて、何かに似ていると思っていたこのトップス…まるでゆでたまごの殻をむいたときに現れる薄い膜のようなのです。柔らかいものを柔らかいもので守る、そんな贅沢はまさにファッションウェルネスそのものかも。
ほかにも、上質なオーガニックコットンを使用したブラやサニタリーショーツ、タンクトップなど、シアートップスに合わせても可愛いアイテムを幅広く展開しています。気になった方はチェックしてみてください。
ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
取材・文/堀越美香子 構成/種谷美波(yoi) 商品撮影/田村伊吹