yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第23回は、『EYEVAN』のサングラスをdig。
『EYEVAN』のサングラスをDig & Report!
『EYEVAN/アイヴァン』とは
1972年、“着るメガネ”というコンセプトのもと、日本で生まれたファッションアイウェアブランド。メガネの街として名高い福井県・鯖江市の職人が手作業とマシーンメイドで製品を丁寧に作っています。日本の粋と静謐なカルチャーから表現したデザインと、世界に誇る精密なクラフトマンシップを根底に、ファッションアイテムとして身につける楽しさへの想いを注いだプロダクトを展開しています。
『EYEVAN』で素敵なサングラスを見つけたい!
日差しが日に日に強くなっている今日この頃。「サングラス欲しいな」と思うタイミングがグッと増えました。キャンプやフェス、ビーチなどのお出かけだけでなく、日常使いにもOKな1本が欲しい! でも、そもそもかけ心地がよくて、自分に似合うサングラスってどれだろう…。ということで、ファッションアイウェアブランド『EYEVAN』PRの方にサングラスの選び方を聞いてみました。
まずは「トレンド」or「ベーシック」で絞り込もう
『EYEVAN』PR担当Aさん(以下、Aさん):Vol.22では、メガネを選ぶ際の基準として、「どんな雰囲気に見せたいか・見られたいかが大事で、お顔の形によってこれが似合う・これが似合わないということはない」というお話をしましたが、サングラスも同じです。かけてすぐは違和感があるのは当たり前。
その上で、「ファッション性の強さ」を基準に考えてみてもいいかもしれません。ファッション性の高いトレンド感があるものが好きなのか、もう少しベーシックなものを選びたいのかをまずは考えていただくのがいいかと思います。
堀越:なるほど。今日は色々と試してみたいと思います!
堀越:目尻がキュッと上がったデザインがトレンドなのは知っていたのですがが、これ、大丈夫ですか…? 似合っていますかね?!
Aさん:大丈夫ですよ! かなり存在感があるので、シンプルでカジュアルなお洋服に合わせたり、ビーチでかけていただくのもいいかもしれません。
堀越:サングラスだけで一気に今っぽさが出ますね。ただ、全身のコーデと合わせたときのバランス感覚が問われそう。かけこなせたら相当かっこいいけど。
Aさん:ちょっと挑戦しづらいという方は、ベーシックな形でもフレームが少し大きいものを選ぶと、モードっぽい印象になれますよ。
KIRK(50) TORT-C.GRN ¥47300
堀越:本当だ。かけてみるとサイズ感がよくわかります。見慣れたフォルムですが、ちょっとこなれた雰囲気になりますね。
Aさん:今は世界的に大きめなデザインが流行っているので、いつもより大きめを選んでいただくだけでも楽しめると思いますよ!
堀越:大きいと重いかな?と思っていたのですが、かけてみると重さは感じず、かけ心地がいいです。すごく使いやすそう!
大きめサイズに感動。しっかり日差しもカットしてくれそう
圧倒的な軽さとフィット感のスポーツタイプ『Eyevol』のサングラスを試着
MILBURN(48)DM-DG-DKGRY ¥22000/Eyevol
Aさん:それから、『EYEVAN』が展開しているスポーツ向けのブランド『Eyevol(アイヴォル)』もとっても人気です。“いかにもスポーツ向け”というデザインに見えないから、普段使いもしていただけます。
堀越:実際にかけてみると、信じられないくらい軽いですね! しかもフィット感もすごい。ツルを耳にかけるというよりも、むしろ頭を優しく挟み込む感じというんでしょうか…まったく締め付けもなくて、すごく楽です。
Aさん:ツルの内側にラバーが施してあるので、動いてもずり落ちにくくなっています。『EYEVAN』のものと比べると価格もお手頃なので、スポーツをされない方でも選ばれることが多いですよ。
堀越:このかけ心地で2万円台はびっくりです。ちなみに、なぜ価格に差が出てくるんですか?
Aさん:通常のメガネやサングラスは、アセテートというプラスチックをそれぞれの形に切り出して、磨きをかけて、パーツを組み立てて…と多くの工程を経て作られています。一方『Eyevol』は型に素材を流し込んで固めているので、工程が少ないんです。そもそも作り方がまったく違うので、価格も異なってきますね。
ちなみに『Eyevol』のフレームは歯ブラシと同じような素材で作られているので、強くてしなやかなのが特徴。ガシガシ使っていただけます。サングラスだけではなく、メガネの展開もあるので、おうちで楽に過ごしたいときにもおすすめですよ。
堀越:心地よすぎて、これ以外使えなくなりそうですね。家で仕事することが多いから、軽くてずり落ちにくい『Eyevol』のメガネは理想的かも。
ツルにラバーがついていて、ずり落ちない&耳が痛くなりにくい
マットブラックがおしゃれな「サーモント」サングラスを試着
648 112820-GM LT.GRY ¥85800/EYEVAN 7285
Aさん:メガネだと少し難しいイメージのあるサーモント(レンズの上部がプラスチック、下部が金属)も、サングラスになるととてもかけやすくなるんです。こちらは上辺のプラスチック部分がマットになっています。
堀越:マットブラックのフレーム、おしゃれで素敵ですね。サーモントのメガネのほうは見慣れるまでに少し時間がかかったけど、サングラスだと抵抗がない気がします。レンズとフレームのカラーがなじんでいるからかな。サーモントにトライしたい人は、まずサングラスから試してみるのがいいのかも。
かけてみるとこんな感じ
夏らしい「グレーレンズ」&「カラーフレーム」タイプを試着
360 707-GM LT.GRY ¥74800/EYEVAN 7285
Aさん:堀越さん、ピンクも似合いそうですね。レンズの色が薄いタイプは毎年人気がありますよ。
堀越:このカラーリング、すごく可愛いですね! フレームがクリアだと印象も軽やかだし、夏っぽい感じがします。鼻のパッドも足付きでずり落ちにくいのもありがたい。それに今日はいているスカートもピンクなので、いい感じにコーディネートできてる! これ、すごく気に入りました。
スカートのピンクにも合っています!
サングラスで目元までファッションを楽しむ
Aさん:サングラスというのは基本的に一日中かけるものではないので、メガネよりは顔になじむかどうかを重視しなくて大丈夫だと思います。サーモントのように、ちょっと個性的な形でもレンズに色が入ると違和感がなくなったりもするので、ぜひ色々なデザインに挑戦してほしいです。
堀越:色々な種類を試した分だけサングラスをかけた自分に慣れてきて、どんどん新しいものに挑戦したくなりそうです! デザインはもちろんですが、「かけ心地がいいか」に注目して選んでみるのもよさそうですね。
ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
撮影/柳 香穂 取材・文・構成/堀越美香子 企画/種谷美波(yoi)