『無印良品』の「あったか綿」インナーTシャツをお試し！ Uネックタイプほか着心地をレビュー【着心地のいい服 Dig & Report! Vol.31】

衣服、生活雑貨、食品という幅広い品揃えからなる品質の良い商品として、1980年に日本で生まれた『無印良品』。ものの生産プロセスを徹底して合理化し、簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出し続けています。これらの商品は日本のみならず世界で受け入れられ、現在『無印良品』の店舗は全世界で1000以上。展開商品も7000アイテムを超えています。

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「薄手で首の開きが広くて、長袖だけど手首が出る丈のインナー」って、冬場はほぼ毎日着るから最低でも3枚は持っておきたいところ。そんな理想を全部叶え、暖かく着心地もよく、なおかつ3枚買っても5,000円以下（！）という万能アイテムが「あったか綿 Uネック八分袖Tシャツ」です。

ポイントはやっぱり“Uネック”と“八分袖”。例えばVネックのニットを着たとき、首もとから見せるつもりじゃないインナーが見えていたら…せっかくお気に入りの服を着ていても、「インナー見えてるな」という印象ばかりが残ってしまう気がするのです。広めのUネックは、そんな悲しい事態を未然に防いでくれるはず！

そして絶妙な八分袖。腕にフィットするので上に着るトップスの袖に干渉しづらく、袖口からチラ見えもしません。

「あったか綿」シリーズの中では最も薄手で、やわらかさも伸縮性も抜群です！　脇に縫い目がないので、チクチクするのが苦手な人も安心。秋冬のインナーに迷ったらこの一枚ですね。

通常の「あったか綿」よりもさらに暖かいのが「あったか綿 厚手」タイプ。

名前のとおり地厚で、一枚で着てもインナー感はほぼありません。オーバーサイズのトップスを重ねたり、ベストを着て袖を見せるのも良さそうです。

襟ぐりもしっかりしているので、チラッと見えても大丈夫。むしろ見える前提で色選びを楽しんでもいいですね。

寒がりさんも安心の裏起毛。これは「あったか綿」シリーズすべてに言えますが、丈が長くて腰まで覆ってくれるのも高ポイントです！

「あったか綿」シリーズで最も暖かいのが「あったか綿 ウール」タイプ。名前だけ聞くと綿なの？ウールなの？という感じですが（笑）、綿とウールを混紡した糸を使用することで、ウールの暖かさと綿の肌触りのいいとこどりをしているのだそう！

インナーとは…？と定義を考え直してしまうほど、一枚で着られるしっかりとした厚みがあります。ちなみに全アイテムMサイズを着用していますが、フィット感もかなり違いますよね。厚みが増すほどに袖にもゆとりが出てきます。

今回試着したタートルネックタイプはネック部分もしっかりとした厚みで、自立してくれるのが嬉しい。「あったか綿」と「あったか綿 厚手」もタートルネックタイプを展開していますが、そちらはもう少しネック部分がクシュッとします。

もちろんウールタイプも裏起毛！　上にジャケットを羽織れば、お仕事コーデのあったかトップスとしても活躍しそうですね。

『無印良品』の「あったか綿」インナーを試着してきました。今回ご紹介した以外にも、半袖Tシャツやレギンス、はらまき、靴下などラインナップも超豊富！　あなたのワードローブに合う「あったか綿」アイテムを探してみてください。

取材・文／堀越美香子　企画・構成／福井小夜子（yoi）