春の訪れに合わせて、装いをアップデートしたいと思うこの頃。新しい季節をアクティブに過ごすのにふさわしい、ファッション性と機能性を兼ね備えたスニーカーを紹介します。昨年に引き続きトレンドを牽引している、70〜80年代の雰囲気をとらえたレトロなデザインが今シーズンも豊富。また、人気が加速しているバッシュもラインナップ!

NIKEの「AIR FORCE 1」はヴィンテージライクな配色にムードを感じて

スニーカー¥19800・パンツ¥8580・ソックス(3足セット)¥1980/NIKEカスタマーサービス(ナイキ スポーツウェア) シャツ¥33000/ポストオーバーオールズ中目黒(ポストオーバーオールズ) ブラ¥28600/ティースクエア プレスルーム(テラ)
バスケットシューズとしてはもちろん、ストリートファッションを代表するシューズのひとつであるナイキの「エアフォース 1」。1982年に登場してから現在もなお、はき心地をアップデートしながら世界で愛され続けています。
今季はヴィンテージライクなオフホワイト×ネイビーの配色で登場。全身ホワイトでまとめた軽やかな装いに合わせることで、洗練された雰囲気を演出する一足。
リラクシングなブラやスウェットパンツを合わせてスポーティな要素を加えることにより、ウエアと足もとのスタイルをリンクさせて。タン部分に反転させたスウッシュのグラフィックがあしらわれた、本作限定のデザインにも注目。
KEENの「JASPER ZIONIC」はアクティブなおでかけにも万能

スニーカー¥19800/キーン・ジャパン(キーン)
街でも山でも、場所を選ばずマルチにはけるキーンの「ジャスパー ザイオニック」。ブランドのロングセラーモデル「ジャスパー」に、着地の衝撃を吸収し、スピーディで快適な歩行をかなえるソールユニットを用いている。
軽くて安定性が高いため、旅行やフェス、キャンプなどのアウトドアシーン、さらにサイクリングなどのアクティビティでも大活躍! ペールグリーン×オレンジの活発な色合わせや、流線的なシルエット、過敏な動きに対応するアウトソールなど、魅力的なポイントが凝縮した一足。
ローテクシューズが進化した、VANSの「OLD SKOOL」

スニーカー¥12650/VANS JAPANカスタマーサポート(ヴァンズ)
“スケートシューズブランド”を象徴するヴァンズ。シグネチャータイプである「エラ」や「オーセンティック」は、ブランドの初期モデルながら現在まで人気が衰えない、いわばローテクシューズの金字塔。長年、多くのファンを獲得し続けるモデルですが、アップデートを続けているアイテムでもあります。
この「プレミアム オールドスクール」もそのひとつ。1977年に登場した、ヴァンズの2足目となるスケートシューズを厚底仕様にアレンジ。見た目はクラシックながら、高反発ポリウレタンフォーム"SOLA FOAM ADC"などはき心地を向上させるディテールが随所にちりばめられている。

スニーカー¥12650/VANS JAPANカスタマーサポート(ヴァンズ) ニット¥18500/ザ トゥー タンクトップ¥17600(ジェーン スミス フォー RHC)・チェーンネックレス¥23100(ボーニー)・ハートネックレス¥203500・LOVEネックレス¥143000(サンズ サンズ)/RHC ロンハーマン パンツ¥38940/FALCONERI銀座店(ファルコネーリ) ベルト¥16500/ティースクエア プレスルーム(テラ) リング¥65780 /ヴァレンタイン ソックス/スタイリスト私物
朱赤のボディカラーに合わせて、春らしく桜色のシースルーカーディガンとチノパンでスタイリング。インナーで赤を拾うなど、ポイントでシューズの色を取り入れるとより垢抜けた雰囲気に。
デニムに似合うPUMAのスニーカーは「PALERMO」!

スニーカー¥14850/プーマ お客様サービス(プーマ) パンツ¥14300/リーバイ・ストラウス ジャパン(リーバイス®︎)
春になって登場回数が増えてくる薄色デニム。ボトムスに淡いトーンが入ると、どんなシューズを選ぶのが好バランス? 正解のひとつが、色合いを調和させること。そこでおすすめしたいモデルが、プーマの「パレルモ」。
シチリアの首都であるパレルモへのオマージュとして、イタリアのバカンスを思い起こさせるデザインが特徴。復刻モデルは70年代後半から80年代のテラスカルチャーに着想を得ていて、スエードの柔和な素材感と相まってナチュラルな雰囲気。デニムだけでなく、スウェット生地やトラックスーツなど幅広いボトムスと相性がいい。
スポーティな抜け感を作る、asicsの「GEL-KAYANO 20」

スニーカー¥22000/アシックスジャパン カスタマーサポート部(アシックス) スウェット¥27500/アウターリミッツ(ナイジェル・ケーボン ウーマン) シャツ¥7700/ジャンティーク パンツ¥5990/インティミッシミ 渋谷文化村通り店(インティミッシミ) メガネ¥29700/キングスター(ザ ベッドフォード ホテル) ソックス/スタイリスト私物
新しい季節には、軽やかなメッシュアッパーのスニーカーを。一見するとスポーティな印象が強い一足ですが、近年、セシリー バンセンやキコ コスタディノフなど先鋭的なブランドがアシックスとコラボレーションしたことでファッション好きにも愛されています。
なかでも「ゲルカヤノ 20」は今らしい一足。オールホワイトのピュアな色合いは、複雑なメッシュのレイヤードやシルバー色のアシックスロゴ、代表的なGELソールの組み合わせで存在感を表したデザイン。シューズデザインは、建物や車のデザインからインスピレーションを得ています。

ゆるいリブの靴下を合わせてカレッジ風に取り入れるのがキュート。古着のスウェットシャツにストライプ柄のショートパンツを合わせた、リラクシーな装いにさらっとはいて、さりげなく足もとを強調して。
問い合わせ先
・RHC ロンハーマン 0120-008-752
・アウターリミッツ 03-5413-6957
・アシックスジャパン カスタマーサポート部 asics.com
・インティミッシミ intimissimi.com
・ヴァレンタイン valentinetokyo.com
・VANS JAPANカスタマーサポート vans.co.jp
・キーン・ジャパン keenfootwear.jp
・キングスター www.meganeichiba.jp
・ザ トゥー thetoe.store/
・ジャンティーク 03-5704-8188
・ティースクエア プレスルーム 03-5770-7068
・NIKEカスタマーサービス 0120-6453-77
・FALCONERI銀座店 03-6264-5063
・プーマ お客様サービス 0120-125-150
・ポストオーバーオールズ中目黒 03-6303-2160
・リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
フォトグラファー
1995年、東京生まれ。都内スタジオで経験を積んだのち、2020年に独立。現在はイギリスを拠点にフォトグラファーとして活動している。グラウンズなどシューズブランドのルック撮影を手がけた実績も。
撮影/本間 加恵 スタイリスト/権藤 千絵 ヘア&メイク/奥野 陽子 モデル/Xenia 編集・構成・文/岡島みのり