2025年の春夏シーズンは、個性豊かなスニーカーがラインナップ。薄ソールを用いたレトロなランニングシューズから、スパンコールなどの装飾を加えた華やかな一足まで幅広くご紹介。あなたが今季はきたいスニーカーがきっと見つかるはず。
レトロな配色にセンスが光るadidas Originalsの「HANDBALL SPEZIAL」


スニーカー¥16500/アトモス ピンク フラッグシップ 原宿店(アディダス オリジナルス) ジャケット¥14300・パンツ¥15400/リーバイ・ストラウス ジャパン(リーバイス®︎) タンクトップ¥17600/RHC ロンハーマン(RHC) バンダナ¥3300/ピークパフォーマンスコールセンター(ピークパフォーマンス) ソックス/スタイリスト私物
薄ソールのトレンドを牽引したのがアディダス オリジナルス。「サンバ」は一時期店舗在庫が売り切れになるなど、大きな反響があった人気の型。この春はくなら「ハンドボール スペツィアル」がおすすめ。70年代にインドアスポーツ用にデザインされたシューズは、どこかレトロなムードにアップデート。
スエードアッパーに丁寧なステッチを施し、アクセントを加えた作りも特徴。深みのあるターコイズブルーにガムソールの相性もよく、デニムのセットアップともぴったり。スリーストライプスに合わせて靴下を白で統一すると、よりまとまりを持たせることができます。
モダンにNew Balanceをはくなら「725」

スニーカー¥15950/アトモス ピンク フラッグシップ 原宿店(ニューバランス) ソックス¥2200/テンベア トウキョウ(テンベア)
究極のデザインを追い求めた1000番台シリーズや、トレンドになった2000番台シリーズなど、さまざまな名作を抱えているニューバランス。今はくなら、スポーティな顔立ちが際立つメッシュアッパーの「725」をプッシュ。
2000年代にインスパイアされたデザインは、おなじみのNロゴが小さめにあしらわれているのが新鮮。真っ白ではなくオフホワイトの流線的なパーツを組み合わせるなど、立体的に見えるアッパーも個性的な一足です。
足もとがシンプルにまとまるので、アクセントが欲しいときはカラーのラインソックスを取り入れてみて。
アウトドアのノウハウを踏襲したKARHUの「Fusion 2.0」

スニーカー¥19800/カルフトウキョウ(カルフ) シャツ¥20570/ジービーエイチ デニムパンツ¥13200・ショーツ¥20900/ジャンティーク ソックス¥2200/テンベア トウキョウ(テンベア) リング¥65780 /ヴァレンタイン
1916年に設立されたカルフは、フィンランドで長い歴史を持つシューズブランド。アウトドアやトレイルランニング用のシューズに特化した機能性と、北欧らしいカラーリングが特徴です。
「フュージョン 2.0」は1996年のアイコニックなデザインを復活させたモデル。当時のデザイナーの意見を取り入れながら、レトロとモダンな要素をMIXしたハイブリッドな一足。アッパーに厚みがあるので足が優しく包まれる感覚で、一日中はいても疲れにくいのが嬉しいポイント。
ベージュやオレンジ、グリーンなど多彩な色を一足のシューズに取り入れているのも、北欧発信のブランドらしい。せっかくならばこの配色を拾って、ペールトーンを基調にカラフルな装いにチャレンジして。

CONVERSEの「WEAPON」は新鮮なパープルをチョイス!

スニーカー¥14300(上)・スニーカー(下)¥11550 /コンバースインフォメーションセンター(コンバース)
コンバースの「ウエポン」は、ブランドを代表するバスケットボールシューズ。1986年に初登場してから、数度のアップデートを経て現在も展開しています。ハリのあるレザーアッパーとレトロ感のある生成りのアウトソールが特徴で、今季はカレッジカラーを表すパープルが登場。
パープルをシューズに選ぶのは上級者向きと思いきや、暖色と寒色の中間色なだけあって意外とどのカラーにも合わせやすいのが魅力。デニムなどボトムスも選ばないので、何か新しさを求めている人にこそすすめたい一足です。
D.A.T.E.の「COURT SHINY」はスパンコール装飾で華やかに

スニーカー¥37400/ティースクエア プレスルーム(デイト) シャツ¥24200/アテンション・ジャパン・プロダクツ(エヌ ヴィビー) パンツ¥39100(参考価格)/ザ・ウォール ショールーム(スポーティー&リッチ)カーディガン¥14300/ジャンティーク キャップ¥9240/中央帽子(ザ ファクトリー メイド) ソックス/スタイリスト私物
オーセンティックな白スニーカーを探している人にyoiがレコメンドするなら、デイトの「コート シャイニー」。一見すると普通の白レザースニーカーですが、アッパーのサイドラインとかかと部分に黒のスパンコールを施したきらびやかなデザイン。
春らしく白パンツを合わせ、フレッシュなスタイリングにすることで軽妙なムードに。ボーダーTでカジュアルに合わせるのもキュートだけど、まだまだ肌寒いならいつでもはおれるようにカーディガンを腰巻きして。

スニーカー¥37400/ティースクエア プレスルーム(デイト)
テニスやバドミントンなどではかれていたコートスニーカーにヒントを得たローカットモデルの「コート」。2.5cmのクッションインソールによって、安定のはき心地をかなえます。かかとに配したモチーフやステッチ、アッパーの切り替えなど、スパンコールを際立たせるさりげないディテールにも注目。
季節を問わず活躍する、Salomonの「XA PRO 3D V9 GORE-TEX」

スニーカー¥22000/サロモン コールセンター(サロモン) ソックス(2足セット)¥4950/L.L.Beanカスタマーサービスセンター(エル・エル・ビーン)
近年のファッションシーンでトレイルランニングシューズを取り入れる文化に影響を与えたサロモン。多機能なアッパーやソールだけでなく、スタイリッシュなデザインを兼ね備えたシューズは、セレクトショップでも数多く並んでいるため、トレランシューズ初心者でも気軽に挑戦できるのも魅力です。
「XA PRO 3D V9 GORE-TEX」は雨で濡れてぬかるんだ地面でも高いパフォーマンスを誇る、サロモンを象徴するモデルのひとつ。あらゆるシチュエーションでも高い耐久性と安定性を維持する、万能型の一足です。モードな印象を与えるオールブラックが人気のカラーリング。
問い合わせ先
・アウターリミッツ 03-5413-6957
・アシックスジャパン カスタマーサポート部 asics.com
・アテンション・ジャパン・プロダクツ 03-5724-3730
・アトモス ピンク フラッグシップ 原宿店 03-6419-7170
・RHC ロンハーマン 0120-008-752
・ヴァレンタイン valentinetokyo.com
・L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422-79-9131
・カルフトウキョウ japan.karhu.com
・コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217
・ザ・ウォール ショールーム 050-3802-5577
・サロモン コールセンター 050-1720-4849
・ジービーエイチ gbhjapan.com
・ジャンティーク 03-5704-8188
・中央帽子 06-6972-8881
・ティースクエア プレスルーム 03-5770-7068
・テンベア トウキョウ 03-3405-5278
・ピークパフォーマンスコールセンター 050-1720-5897
・リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
フォトグラファー
1995年、東京生まれ。都内スタジオで経験を積んだのち、2020年に独立。現在はイギリスを拠点にフォトグラファーとして活動している。グラウンズなどシューズブランドのルック撮影を手がけた実績も。
撮影/本間加恵 スタイリスト/権藤千絵 ヘア&メイク/奥野陽子 モデル/XENIA 編集・構成・文/岡島みのり