夏のお出かけを快適にしてくれるスポーツサンダルやシューズは、水辺やアクティビティーでも活躍するため、レジャーにもピッタリ。そこで今回はおしゃれも機能も頼りになるサンダル・シューズ8選をライター高橋がすべて試着! はき心地や着こなしのポイントまでたっぷりご紹介します。
『SHAKA(シャカ)』ZAMPER SF 2WAY

ZAMPER SF 2WAY¥17050/シャカ
スポーツサンダルをベースにしたデザインですが、かかとのストラップをはずすとスライドサンダルとしてもはくことができる2WAY仕様。
テープエンドがゴールドのメタルパーツになっているため、ファッション性が高いのもポイントです。衝撃吸収性・耐久性に優れたソールは、街を1日中歩くような日はもちろん、アウトドアフィールドでも歩きやすいのが特長です。

トレンドのハーフパンツに靴下と合わせてはいてみました! まず、足の裏にフィットするインソールの快適さに驚き。ソールに厚みはありますが見た目よりも軽くて、クッション性も高めです。ナイロンテープの裏には肌あたり柔らかな生地が配されているので、素足にはいても擦れて痛いなんてことはありません! デザインもモダンで、キレイめスタイルのはずしとして取り入れても素敵に着こなせそう。
SHAKAとは?
SHAKAは1990年代、南アフリカ共和国で誕生したスポーツサンダルブランド。現在は“旅”や“アーバンアウトドア”をテーマに、長時間歩行でも疲れない快適性とスタイル性を両立したシューズを展開している。
『THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)』ストレイタム ポータ

ストレイタム ポータ¥14960/ザ・ノース・フェイス
アッパーは通気性のいいメッシュ素材のため、蒸れにくく快適なはき心地が持続! なんといってもコンパクトに持ち運べるのが特長で、左右のサンダルを合わせてドローコードで束ねることができるうれしいギミックも搭載しています。クッション性も高く普段使いはもちろんのこと、旅行のセカンドシューズとしても大活躍してくれそう!

アッパーが柔らかくてストレスフリーなはき心地。コンパクトな見た目に反して、ソールは多層構造なので安定感が抜群です。ガーデニアホワイト×サンドベージュのおしゃれな配色も気に入っていて、今回のようなワントーンコーデでも様になるファッション性の高さも魅力です!
ザ・ノース・フェイスとは?
1966年にアメリカで生まれたアウトドアブランド。「探検をやめるな」を合言葉に、自然に楽しみながら向き合う人々を、高機能なウェアやギアでサポート。環境への配慮も大切にしている。
『SUICOKE(スイコック)』DEPA-V2ab-soft

DEPA-V2ab-soft¥19800/スイコック
オーソドックスでシンプルなデザインのスポーツサンダルですが、柔軟かつ反発性も兼ね備えたVibram社製のSUICOKEオリジナルフットベッドを採用している本格派。しっかり抗菌仕様なのも、素足ではく機会の多いサンダルにはうれしいポイントです。軽量なのに滑りにくく、耐久性に優れたアウトソールも頼もしい!

シンプルなデザインなので、はいてみると普段のスタイリングになじみやすい! 足の甲に接するテープの裏には、肌あたりをよくしてくれるネオプレンクッションが施されています。ファッションとスポーツのいいとこ取りをしたようなサンダルで、取り入れるだけでトレンド感のあるスタイリングへと仕上げてくれます。
スイコックとは?
2006年に日本で誕生したフットウェアブランド。独自のデザインと快適さを追求し、高機能なサンダルやブーツを展開。Vibram社との共同開発によるソールで注目を集め、実用性と美しさを兼ね備えたものづくりを理念としている。
『TELIC(テリック)』W-BUCKLE2

W-BUCKLE2¥11880/ドウシシャ(テリック)
「まるで雲の上を歩くようなはき心地」で注目を集めるテリックのリカバリーフットウェア。バックルデザインでラフになりすぎない「W-BUCKLE2」は日常使いや運動後のリカバリー、リラックスシーンなどで活躍してくれます! 豊富なカラーバリエーションも人気の理由。

サッと脱ぎはきできるタイプは一足持っていると重宝するアイテム。ストレスフリーなはき心地で、飛行機など長時間の移動時にもピッタリ! クッション性が高く柔らかい厚底のソールが、スタイルアップも同時にかなえてくれます。
テリックとは?
2012年にアメリカで誕生したリカバリーフットウェアブランド。軽やかで、「まるで雲の上を歩くようなはき心地」なサンダルが国内外で話題。2018年には日本の医療機関でも推奨される存在に。
『KEEN(キーン)』ニューポート エイチツー

ニューポート エイチツー¥15400/キーン
サンダルながらゴツゴツとした岩や水の中を歩くのも得意とする丈夫さの「ニューポート エイチツー」。つま先部分の頑丈な「トゥ・プロテクション」がしっかり足を保護してくれます。またバンジーコードで自分の足のサイズに調整することができるため、フィット感も抜群。靴底に入った「レーザーサイピング」というタイヤのようにギザギザとした細い切れ込みで、濡れた地面でも滑りにくいのが特長です。

アッパーの肌あたりが優しく、サンダル自体はとても軽量。しっかりクッション性もあるので、1日中歩くようなお出かけの日にも安心してはいていくことができそう! 天然原料でしっかり抗菌防臭加工がされているのも頼れる理由のひとつ。公式サイトにも記載があるように、少し自分の足より大きめのサイズを購入するのがおすすめです!
キーンとは?
2003年米国オレンゴン州ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド。つま先の保護機能とサンダルの快適さを兼ねたモデル「ニューポート」から始まり、自然と街の両方で活躍する靴を展開。環境保護や社会貢献などにも力を入れている。
『TEVA(テバ)』GRANDVIEW MAX SANDAL

GRANDVIEW MAX SANDAL¥19800/テバ
数日間のハイキングにも対応できるという頼れるサンダル。クッション性と安定感に優れたソールが1日を通して快適なはき心地を叶えます。アッパーには吸湿発散性素材を使用しているので、ジメジメと暑い夏の足もともドライに保ってくれるのがうれしい!

インソールがしっかりしていて安定感は抜群。ストラップをしっかり絞めることで、まるでスニーカーをはいているかのように自分の足にフィットしてくれます。厚みのあるソールはクッション性も高くて、長時間歩いても疲れにくそう!
テバとは?
1984年にアメリカのグランドキャニオンで誕生。水辺でも使えるサンダルを原点に、アウトドアと都市生活をつなぐ快適で機能的なシューズを展開する。「自由な冒険心」を理念に、多様なライフスタイルをサポートしている。
『BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)』イエナ別注 Sydney LENA

イエナ別注 Sydney LENA¥23100/イエナ(ビルケンシュトック)
ビルケンシュトックといえば、サンダルなのに長時間歩いても疲れにくいソールがアイコン! フットベッドの高さや足に寄り添った構造まで、1日はいていても安全かつ快適に過ごせる工夫が凝らされています。更に同色でシックにまとめた中敷はイエナとの別注ならでは。はき込んでも足跡が付かず、クリーンな印象をキープすることができるのはポイント高い!

ラフな見た目以上に足にしっかりフィットしてくれるから、長時間のお出かけも安心して任せられそう! 柔らかな黒レザー×シルバーのバックルがモードなデザインで、スタイリングの引き締めアイテムとして重宝すること間違いなし! 人気のビルケンも、別注アイテムならまわりと被らないアイテムが見つかるのでチェック必須です。
ビルケンシュトックとは?
1774年にドイツで創業されたフットウェアブランド。北欧哲学の「Naturgewolltes Gehen(自然な歩行)」を体現し、解剖学に基づくコルク製フットベッドを開発。機能性・品質・伝統を重視し、素材には天然コルクやラテックスを使用。製品の耐久性と環境配慮を大切にし、世界中で「足に優しい靴」として愛されています 。
イエナとは?
1991年に日本で誕生したレディースブランド。パリに住む洗練された女性を意識し、シンプルで上質、日常に寄り添うフレンチシックなワードローブを提案。天然モノトーンにトレンドをほどよく加え、自分らしく心地よく生きるスタイルをサポートする。
『SALOMON(サロモン)』TECHAMPHIBIAN 5

TECHAMPHIBIAN 5 ¥13200/サロモン
サロモンで見つけたのは水陸両用のウォーターシューズ! アッパーには速乾性・通気性に優れた素材を使用しているため、濡れてもすぐに乾いてくれるのが特長です。濡れた地面でも滑りにくい、グリップ力の高さも魅力。かかとは折りたたむと、スリップオンのようにはくこともできます。

とっても軽くて、スニーカーとサンダルのいいとこどりをしたようなアイテム! メッシュ素材ですが、目が詰まったタイプなので土や砂が入りにくい仕様です。私は小さな子どもがいるので、一緒に水遊びをしに公園や川に出かけたときに活躍してくれそう!
サロモンとは?
1947年にフランス・アルプスで創業されたスポーツブランド。スキー用品から始まり、今ではトレイルランやアウトドア全般に展開している。「山で人を進化させる」を理念に、革新と多様性、持続可能性を大切にしたブランド。
季節やシーンに合わせて足もとが整うだけで、気分もパフォーマンスもグッと高まります。暑い季節を快適に乗り越える、素敵な一足をぜひ見つけてみてくださいね。
構成・取材・文/高橋琴美 企画/福井小夜子(yoi)