「Newコアラマットレス BAMBOO」「ブレインスリープ マットレス フロート」の寝心地をお試し！【最新眠テック（ネムテック）】

オーストラリアの寝具家具ブランド・コアラマットレスは2015年に創業し、わずか2年で豪国内トップに躍り出た新進気鋭のブランドです。メイン商品のマットレスはオールウレタン製で、現在は4タイプがラインナップされています。今回は東京・表参道のショールームで‟寝比べ”させていただき、一番気に入った「New コアラマットレス BAMBOO」についてご紹介します。

中材に抗菌・消臭などに効果的な竹炭を配合した「New コアラマットレス BAMBOO」は、５層構造のブランド最上位モデル。高級ホテルにあるラグジュアリーなベッドの寝心地を再現したようなマットレスは、ごろりと寝転んだ瞬間、マシュマロのように柔らかい表面にまず感動しました！ キルティングの厚さにこだわったカバーは、極上の肌触りだけでなく温度調節に優れ、機能派でもあります。

ファスナー開閉で取り外せる第2層は、リバーシブル！　片方が“かため”、もう一方が “ふつう”の２種で設計されているので、気分に合わせてひっくり返して、硬さを選べます。より自分好みの寝心地を追求できるのも嬉しいポイントです。

第4層には、わずかな体の動きにも反応する高反発フォームスプリングを採用。これにより寝返りをスムーズに打つことができ、仰向け、横向き、どちらの寝姿勢でもベストなフィット感！ しっかり体圧分散できるよう設計されていて、全身を下から支えてくれる安心感がありました。

そしてコアラマットレスの真骨頂は、振動の少なさ。振動を速やかに吸収する技術により、自分や隣で眠るパートナーの動きが気になることもなく、朝まで安眠が期待できそうです。

せっかくなら、おしゃれなベッドフレームも一緒に。ふんわりと柔らかいファブリックは再生繊維を20%以上使用。ヘッドボードに寄りかかった時も快適で、休日はベッドの上でのんびり過ごしたい気分になります。

ワンランク上の睡眠を叶えるマットレスは、一日の終わりのご褒美のよう。D2C寝具ブランドならではの取り組みとして、商品の到着後から120日間のお試し期間を設け、ユーザーに寄り添った取り組みも魅力。自分に合っているか、じっくり試したい人にもおすすめです。

・サイズ展開：シングル、セミダブル、ダブル、クイーン
・厚さ：31cm
・お試し期間：120日間
・品質保証：10年

睡眠研究で知られるスタンフォード大学医学部精神科教授の西野精治さんが創業したブレインスリープ。最先端の科学理論に基づくプロダクトについてウワサには聞いていたものの、実際に触れてみると目から鱗な新常識がいっぱい！ いかに自分の睡眠に関する情報がガラパゴス化していたかを認識しました。

ここでご紹介の「ブレインスリープ マットレス フロート」はそんな製品の代表的存在です。今回は店頭にあるベッドにマットレスを重ね、試させていただきました。

良質な睡眠を医学的な視点からアプローチするブレインスリープが、マットレスにおいて最も重要視したのは“寝姿勢”。NASAが提唱する“中立姿勢”を理想とし、自然と肩が内側に入り、脚が上がった体勢のことで、人が宇宙空間で体を預けるとこの体勢になるんだそう。

この体の負担を軽減する、理想の姿勢を叶えるのが3層構造のポレエチレンファイバー製の中材。早速寝転んでみると、最初はやや硬さを感じたのですが、しばらくすると全身からスーッと力が抜けて、肩や腰に力の入らない楽な姿勢に。ぐったりと重い体が軽くなって、解放される感じです。最も体圧がかかる腰部分は密度が濃く、硬めに設計。そうすることで沈み込みづらく、スムーズに寝返りが打てました。

横から見ると、脚部が高く設計されているのが明らか。足を上げることにより血流循環が高まり、疲労やむくみなどのリフレッシュ効果も期待できるそうです。4cmほど高いだけなので、寝ていても気にならず、むしろ快適でした！ また、繊維状の中材は90％以上が空気層でできているので通気性と放熱性が高く、睡眠に最適な温度と湿度をコントロール。この日も真夏のような陽気でしたが、しばらく寝転んでいる間に体が蒸れたり、汗ばむことはありませんでした。

「ブレインスリープ マットレス フロート」はこの通り、今使っているマットレスや敷布団に重ねても、直接床に敷いてもOK。3つ折りで畳むこともでき、汎用性の高さも魅力なんです。マットレスの新調はわりと大掛かりなイベントですが、住環境を気にせず取り入れることができるので、睡眠の質を今すぐ改善したいという人は検討してみてはいかがでしょうか？

・サイズ展開：シングル、セミダブル、ダブル、クイーン
・厚さ：5cm（脚部9cm）
・返品保証：8日間（未使用・未開封に限ります）
・品質保証：１年

撮影／三浦晴（コアラマットレス） , 藤村全輝（ブレインスリープ）　取材・文／横溝桃子