健康のために「糖質を控えめ」にした食生活が広く認知されるなか、主食である“ごはん”もここへきて大きく様変わりしています。偏りやすい現代人の食生活をサポートしてくれると話題の新しい“ごはん”を、ライターMが実食! 今回、2つめにピックアップするのは、大豆からできたごはんです。
タンパク質不足の現代人に向けたお豆生活を提案する『Beanus』
「ふじっ子煮」や「おまめさん」など、食卓を彩る惣菜食品を数多く手がける『フジッコ』から、新しい"お豆生活"を提案するブランドとして誕生したのが『Beanus(ビーナス)』。その第1弾として発売された「ダイズライス」は、高タンパク質&低糖質な食事にぴったりの食品として注目されています。
その名のとおり、大豆をお米感覚で食べられるように作られた「ダイズライス」。味付けなしの「プレーン」では、1食150gあたりのタンパク質が26gで、一方、糖質はお米と比べて87%オフ*。美容や健康的な体づくりに取り組む女性から、特に人気を得ているとのこと。
*「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」うるち米(水稲めし・精白米)とダイズライス (プレーン 150gあたり)の比較
「ダイズライス」を取り入れるメリットとは?
美しい肌、髪、筋肉などをつくるのに大事な栄養素であるタンパク質。成人女性の1日の摂取推奨量は50〜55gとされています。ですが、忙しい現代人は食事の栄養バランスが偏りがちで、十分にタンパク質を摂取できていない人が多いのが現状です。プロテイン飲料やサプリメントなどで摂取する人も増えていますが、やはり通常の1日3食の生活サイクルのなかで補えるのが理想です。
「ダイズライス」に含まれるタンパク質は、成人女性の1日の推奨量の半分近く。見た目や食感がお米そのもので、アレンジ調理もしやすく、ごはんと同じ感覚でメニューに組み込みやすい。また、タンパク質は一度に大量摂取すると体に吸収しきれないという性質をもちますが、主食としてとることで継続して適量摂取することが可能。ごはんを食べた満足感を得ながら、糖質やカロリーを抑えることができる…などなど、メリットはたくさん!
レンチンで簡単&おいしくタンパク質を摂取!
ダイズライス 1week トライアルセット(5種) ¥2,950/Beanus
https://www.bean-us.jp/
「ダイズライス」は、炊いて食べる乾燥タイプと、レンジで温める冷凍タイプの2種類を展開。乾燥タイプはプレーンのみですが、冷凍タイプ(写真上)には、チャーハンやリゾットといった調理済みメニューのバリエーションも。
今回、初挑戦するライターMは、「ダイズライス」自体がどんな味か、どう調理するといいかが未知数だったため、まずは冷凍タイプをお試しすることに。
ダイズライス プレーン ¥350、同 ガパオ 各¥500(ともに冷凍タイプ)/Beanus
https://www.bean-us.jp/
選んだのは、味付けなしのプレーンとガパオの2つ。1食分のパックを、そのまま電子レンジで約3分チンするだけで完成! この手軽さは、忙しくて料理をする時間がないときにも活躍してくれそうです。
でき上がった「ダイズライス プレーン」がこちら(写真上)。玄米のような色で、一般的なお米よりひと回りくらい粒が大きいように感じました。とはいえ、これが大豆とは思えない見た目ですよね。口にすると、弾力のあるもちもちとした食感で、食べ応え抜群。大豆の香ばしい風味を感じるので、味は完全にごはんと一緒とはいきませんが、これはこれでおいしい!
「ダイズライス ガパオ」のほうは、レンチン後にフタをはがすと、ナンプラーやオイスターソースのエスニックな香りが立ち、かなり本格的! 豚肉やパプリカなどの具材もたっぷり入っています。味付けされたものは大豆の香りをより感じにくくなり、普通のごはんのように食べることができました。
私は大豆食品好きなのでプレーンの風味も気に入りましたが、“匂いが気になる”という人や、“できるだけごはんに近い感覚で食べたい”という人は、チャーハンやリゾットなどにアレンジすると取り入れやすいはず。プレーンなものを自分でアレンジする際には、『Beanus』の公式サイトやインスタグラムで紹介されているおすすめレシピが参考になります。
睡眠や運動量、生活環境など、ライフスタイルのすべてを健康的に整えるのは難しいけれど、ときどき主食をヘルシーなものに変えるぐらいなら気軽にチャレンジしやすいはず! ついついパンとコーヒーなど簡単なメニューで済ませがちな朝食は、特にタンパク質不足になりやすいとのこと。忙しい朝でも1日を元気よくスタートさせるには、レンチンで完成する「ダイズライス」を取り入れてみるのもよさそうです。
構成・文/政年美代子