【温活＆インナーケア10選】フェムテック事情通・中庭アレクサンドラが2023年最新アイテムをレビュー！

体を温めて基礎体温を上げ、体の冷えによって起こる不調を改善する“温活”。生理期間中だけでなく、日頃から無理なく取り入れられるアイテムを活用して、全身の血流アップを目指して。

アレクサンドラ：日頃から、体を温めることを意識してる。生理中でも湯船につかるし、使い捨てカイロはマスト。それからうちは、お風呂上がりに体温が下がるスピードが早くて、ベッドに入っても足が冷えてなかなか寝付けないの。だから最近は、寝る直前に湯たんぽを抱いて体を温めるのがお気に入り！　夏も冷房で体が冷えてしまうから、これからの季節も湯たんぽを活用したいな。

アレクサンドラ：生理ショーツタイプの温活アイテムは使ったことなかったな。でも腹巻きをすることはあるから、このふたつの中なら、ハイウエストタイプの「W温活ショーツ」が気になる。お腹が冷えて生理痛がつらいときは、腹巻きの部分に下着の上から使える低温タイプのカイロを貼ってもよさそうやね。

アレクサンドラ：ナプキンの羽根をしまえるように、きちんと二重構造になっているのもいいね。しかも、防水部分が後ろ側まですっぽりカバーしてくれているから漏れにくそう。生地が厚手でしっかり体を温めてくれそうなところも安心感があるわ。

アレクサンドラ：5本指ソックスは、汗で蒸れるのを防いでくれるから、しょっちゅうはいてる。それが足の冷え対策にもなるのは初耳だった！　「シークレットシルクソックス」は、一見、5本指ソックスに見えないデザインがありがたいな。うち、マネージャーに5本指ソックスのことをツッコまれて、何度か恥ずかしい思いをしたことあるもん（笑）。素材が柔らかくて指の1本1本にするっと通しやすいのが気に入った！

アレクサンドラ：さっきの温活ショーツと違って、「シルクウォーマー」はショーツの上から重ねばきするタイプなんや。腹巻きや毛糸のパンツと似たような位置付けのアイテムやね。太ももの付け根までカバーできるのが珍しいなって思った。手触りはさらさらしていて気持ちいい。これだけ薄手なら、着る服や季節を問わず使えそうやけど、本当に温まるのかな？ って疑問はあるから、実際にはいて過ごしてみたい！

アレクサンドラ：アロマウォーターを垂らしただけで温かくなるなんて不思議〜。こういうタイプのお灸があるなんて知らなかった。火がいらないから、お灸独特の焦げたようなにおいもないんやね。ちなみにアンプルに入ってるローズウォーターは、“バラの香りがついた化粧品の匂い”というよりは、より生花に近いリアルな香り。裏面がシールになっていて、手のツボとか冷えた足首とか、どこにでも貼れるのは便利。

アレクサンドラ：アロマウォーターを垂らしたら、40秒くらいでほんのり温かくなってきた！　こうやって徐々にお灸の温度が上がってくるんや〜。面白い！　家でのんびりリラックスしてるときに使いたいな。

アレクサンドラ：下着の上から貼れるタイプの使い捨てカイロは知っていたけれど、これはショーツの内側に貼るんやね。冷えた肌の表面を直接温められるのはけっこううれしいかも！　冷えてしんどいときって、一刻も早く体が温まってほしいもんな。

アレクサンドラ：ショーツからはみ出ない形のおかげで貼ってることがバレないから、気になる人にはありがたいかも。温度がやや低めで、じわ〜っとゆっくり温まるのが気持ちよくて…寝てしまいそう（笑）。

アレクサンドラ：腟に薬草のスチームをあてて全身を温めるよもぎ蒸し。ちょっと前に専門サロンで初めて体験してみて、めっちゃ気に入ったの。汗をたくさんかいたのに体がベタベタせず、お風呂上がりみたいなさっぱり感があって。しかも全身がずっとポカポカしててクセになりそう、と思っていたところ。このアイテムでも同じような効果が得られるなら、今後は使っていきたい！

アレクサンドラ：このよもぎの香りもめっちゃ好き！　発熱体は、小さい携帯用カイロみたいな感じ。生理ナプキンのような形のパッドの裏に仕込んでショーツにつけると、よもぎ蒸しみたいにじわ〜っと全身が温まるんやね。生理中は使えないから、生理前の温活にぴったりのアイテム。

アレクサンドラ：どれもいいからめっちゃ悩む〜！　でも今の気分で選ぶなら、『ウィズフェム』の「よもぎ温座パット」かな。よもぎ蒸しを実際に試してそのよさを実感したからこそ、サロンでの感動がこれで体験できるなら最高！　

心身の健康のためには、外からだけでなく、食事などのインナーケアで体内から整えていくのが理想的。最近では、おやつ感覚で手軽においしく栄養補給できる製品や、さまざまな機能を持つサプリメントも豊富。

アレクサンドラ：女性は生理周期によってメンタル面にも体調にも変化が出やすいってこと、だんだん世間に認知されてくるようになっているよね。うちは生理1週間前がいちばん調子が悪くなるから、自分なりに改善できるように試行錯誤してる。

最近は『イスクラ婦宝当帰膠B』という生薬シロップが体に合うみたいで、生理前のブルーな気持ちが少しずつ楽になってきた気がする。それでも体調がすぐれないときは、まわりにストレスを与えないように少し人と距離を置くか、相手によっては自分が生理前ってことを伝えてるかな。

生理前は自分を甘やかすと決めて食欲のままに食べたりもするけど、ニキビができたり肌あれすると、食べすぎたなって我に返ることがある（笑）。うちの場合、摂取したものがわかりやすく体に現れるから、必要な栄養を手軽にとれたらいいのになって思う。

アレクサンドラ：普段から、夜寝る前にノンカフェインの紅茶やお湯で割った生薬シロップを飲んで、リラックスモードに切り替えるようにしてる。ホッとひと息つくのも、生理前のイライラを解消するには効果的な気がするんよね。

アレクサンドラ：このお茶、ほくほくの黒豆がいっぱい入っていて、スープみたい！　小腹が空いてるときって勢いでジャンクなものを食べてしまいがちだけど、これを食べておけば体をいたわっている感じがするな。中に入っている龍眼（リュウガン）は、ライチみたいな風味で甘酸っぱいアクセントになってる。お茶としてはもちろん、ミルクをかけてシリアルみたいに食べてもおいしそうやね。

アレクサンドラ：スイーツは糖質が高いから、たくさんとりすぎないように気をつけてる人も多いんじゃないかな。これは、グルテンフリーで白いお砂糖も使っていないし、植物性食材だけでできているから、深く考えずに食べても大丈夫って思えるかも。

アレクサンドラ：鉄分入りのビーツとベリーのドーナツは、味がしっかりしていて満足感がある！　ナッツみたいな味がする気がするのは、大豆粉でできたスイーツだからかな？　朝食の代わりになりそうだし、ギルティフリーで気持ち的にも安心できるね。

アレクサンドラ：うちはあまり貧血で困ったことはないけれど、生理前は意識してレバーなど鉄分が多いものを食べるようにしているよ。これはパウチ式だから、持ち歩きしやすくて便利。サプリメントは継続が大事だから、手軽さとおいしさは必要やと思う。

アレクサンドラ：このゼリー、おやつとしてめちゃくちゃおいしい！　液体に近いというよりは、モチモチでしっかり弾力がある感じ。1日1本じゃ物足りないくらいおいしくて感動してる（笑）。

アレクサンドラ：CBDオイルはスポイトで舌の裏にドロップするタイプを飲んだことがある。これは“幸せホルモン”ともいわれる「セロトニン」をつくるために必要なビタミンDも入っていて、よりリラックス効果を期待できるみたいやね。カプセルだから飲みやすいし、CBDは気になるけどオイルの味が苦手という人にはもってこい！

アレクサンドラ：最近は、PMS（月経前症候群）やPMDD（月経前不快気分障害）についての理解が、徐々に広まってきているよね。うちも、どうしても自分で感情をコントロールしきれないときがあるから、特に気分が沈む生理1週間くらい前から飲みはじめたいな。

アレクサンドラ：インナーケアによって、下地を塗ったように肌トーンを明るくするから、商品名に“飲む下地”って入ってるんや。面白い発想！　成分には、生姜、カルダモン、体を温める有名なスパイスがいっぱい。うちが家でつくるハンバーグの香りに似てるわ、たくさんカルダモン入れるから（笑）。ハンバーグとかカレーのスパイスとして使うのもいいかもね！

アレクサンドラ：試しに豆乳で割って飲んでみたけれど、チャイのような風味で、かなりピリッとスパイシー。飲んですぐに体がポカポカしてきた！　冷たい飲み物だと溶けにくいから、ホットドリンクとかスープに混ぜるのがよさそう。なんだか飲む前よりも、元気になってきた気がする…気のせいかな？

アレクサンドラ：食べるお茶の「デイリリー EAT BEAU-TEA」で決まり！　優しい香りに癒されながら体が温まるし、小腹も満たせる。おやつとごはんの中間みたいな感覚で、食べも飲んでもOKなのが新鮮。

アレクサンドラ：たくさんアイテムを試してきたけれど、まだフェムテックやフェムケアにピンときてない人は、生理用品のような必需品から始めてみるのはどうかな？　ナプキンにもTバック用やショーツ型、天然素材のアイテムが手軽に入手できるようになってきて、これからどんどん進化していきそうな予感がするから。

日本では生理用品について学ぶ機会がかなり少なくて、自分で情報を集めなくちゃわからないことが多いのが少し残念だよね…。特に災害時の生理アイテムでよくおすすめされてる月経カップは、使い方を含めて学校でも教えてほしいなと思う。

うちも、SNSやYouTubeを通してフェムテックについて発信することで、少しでも誰かの力になれたらいいな！

出演／中庭アレクサンドラ　取材・文／井上ハナエ　撮影／marisa suda　企画・編集／種谷美波（yoi）