食べること飲むことが大好きなアラサーyoiエディターの木村とライター海渡が、同い年のグルメ雑誌エディター嵩倉さんをゲストに迎え、心と体をヘルシーにしてくれる「ウェルネス酒場」について五月雨トークを展開! 今回のテーマは、「銭湯&サウナ」とともに楽しむお酒です。ノンアルドリンクやおいしいおつまみも大充実だから、お酒が飲めない人でも大満足できるはず!
♡メンバープロフィール♡
エディター嵩倉:1991年生まれ。グルメ情報誌「東京カレンダー」の編集者。仕事柄、リサーチのために週7で外食。ラグジュアリーレストランから大衆居酒屋まで知り尽くしている。
エディター木村:1992年生まれ。yoi編集部員。食べることと飲むことが生きがい。主な飲食エリアは品川区・大田区・新宿区。
ライター海渡:1991年生まれ。どんなに忙しくても、三食必食。渋谷〜中目黒、新大久保周辺のごはん屋に出没しがち。最近は、オーガニックレストランを開拓中!
銭湯&サウナを満喫したあとは、キンキンのビールで〆!
エディター木村:昔は、銭湯・サウナのあとといえば、コーヒー牛乳が定番でしたけど、最近はお酒や食事も楽しめるスポットがどんどん増えていますよね! 私は、銭湯・サウナが大好きで、仕事帰りによくフラッと立ち寄るんですけど、お風呂やサウナで整ったあとに飲むビールって、本当に格別。
エディター嵩倉:わかります! 数年前にサウナ・銭湯ブームが起きてから、確かにお酒や食にこだわっているスポットは増えていて、若い世代を中心に人気を集めていますよね。
ライター海渡:確かに。例えば、錦糸町にあるデザイナーズ銭湯の先駆け的存在「黄金湯」なんて、その代表格ですよね!
エディター木村:大人気ですよね。
ライター海渡:ここの薬湯や炭酸泉でしっかりとデットクスした後に、ブルワリー「ベイズヨツメブルワリー」のクラフトビールを飲むのが最高。軽やかで低アルコールのものもあるから、お風呂上がりにぴったり!
エディター嵩倉:ラム肉を使用したキーマカレーやハンバーガーといったフードの種類も豊富なところも魅力ですよね。
ライター海渡:タップがある銭湯だと、「黄金湯」に感銘を受けた店主がリニューアルオープンした「狛江湯」も話題ですよね。近所のブルワリー「和泉ブルワリー」のさっぱりとしたクラフトビールを飲めるんです。珍しくておしゃれなソフトドリンクやフードも充実してるから、ノンアル派も楽しめる!
エディター木村:地元で作られているお酒が飲めるっていいね。ほかにタップがある銭湯だと、大井町にある「すえひろ湯」かな。2022年12月にリニューアル開業した銭湯で、「デビルクラフトブルワリー」のビールが飲めるんだよね。缶ビールの種類も豊富で、「うちゅうブルーイング」「パシフィックブルーイング」とか、いつも迷っちゃいます。
エディター嵩倉:ここ、浴場は昔ながらの雰囲気が残っていていいですね。ごはもしっかりと楽しみたい人は、2023年春に西麻布にできた「テルマー湯」がおすすめ。歌舞伎町にもありますが、西麻布の店舗は、神保町にある「山の上ホテル」で料理長を務めていた方が手がけた本格中国料理がいただけるんです!
ライター海渡:それは気になる! スチームサウナや高温サウナ、マッサージ効果が期待できるハイブラ水風呂とか、サウナの種類も豊富で、エンタメ性が高いんだね。
エディター木村:エンタメ性も高くて、お酒も食事も楽しめるといえば、蒲田にある「蒲田温泉」。
エディター嵩倉:あ〜確かに! 真っ黒で、美肌や疲労回復効果が期待できる「黒湯」が有名ですよね!
エディター木村:そうそう。2階には「蒲田温泉食堂」があって、鶏肉やお野菜が入った素朴な味わいの「温泉釜飯」が名物。すごくおいしいですよ〜! 入浴前に注文しておくと◎。
エディター嵩倉:その食堂って、ステージ付きの宴会場で、カラオケ大会やライブも開かれていますよね。
エディター木村:あります。あのアットホームな雰囲気が最高ですよね。
ライター海渡:知らなかった〜! 楽しそうだから、今度行ってみます!
エディター嵩倉:余談ですが、蒲田にある「オアシス」というスナックに、銭湯帰りに寄るのもおすすめ! 黒服を着た司会者の盛り上げ力と場を回すスキルの高さが素晴らしくて、行くたびに感動する。みんなが歌う姿を見るのもいいけど、舞台に上がって歌っても。
エディター木村:え〜めちゃくちゃ気になる。絶対楽しいじゃん! 温泉入って、飲んで食べて、歌って。最高のストレス発散だ。
町の銭湯に行ったあとは、モダン点心を食すべし!
エディター嵩倉:私が、体が悲鳴を上げたときに駆け込む銭湯といえば、幡ヶ谷にある「観音湯」。ここはお酒は売っていなくてスタンダードな銭湯ですが、近所に居酒屋がたくさんあるんです。私は、歩いて数十秒の場所にある海鮮居酒屋「浜屋」へいつもダッシュしています(笑)。ジョッキがキンキンに冷えているし、お刺身の盛り合わせが絶品なんですよ!
ライター海渡:今すぐ行きたい。
エディター嵩倉:または、点心バル「yum」へ行くのもおすすめ。中華と聞くと、せっかく銭湯でデトックスしたあとに重くない? と思うかもしれませんが、ここは素材にこだわっていて、優しい味わいなんです。ナチュールワインと点心をぜひ。
エディター木村:ナチュールワインと点心、いいですね。
エディター嵩倉:銭湯サウナ後は、もちろんビールもいいですが、私は軽やかなナチュールワインの微発砲を飲みたくなるんですよね。こういったお酒は飲茶との相性が抜群なので、自然と点心バルに行くことが多くて。ビールが得意でない人は、銭湯後にナチュラルワインのお店がおすすめです。
ライター海渡:確かに、そういう人も絶対にいますよね。
エディター木村:銭湯からの点心なら、私は旗の台にある銭湯「新生湯」からの「点心バル マルバツサンカク」がおすすめ。珍しいお茶がそろっていて、そのまま飲んでも、お酒を入れても最高♡ 実はこのエリアは、銭湯がいくつかあるんだけど、そのなかでも新生湯は露天風呂があるんですよ! 激推し!
エディター嵩倉:あと、中野にある「松本湯」からのおしゃれな中華料理店「湯気」の飲茶を堪能するコースもあり。さっき挙げたお店もそうですが、ここの中華はにおいがつかないから銭湯後でも安心! 空間も素敵なのでぜひ。
ライター海渡:銭湯後に中華という発想が私にはなかった! 今度お二人のコースで巡ってみますね。
初心者におすすめ! 渋谷・恵比寿にあるホットなサウナ&銭湯
ライター海渡:私は銭湯&サウナビギナーなんですけど、そういう人におすすめの場所はありますか?
エディター木村:蕎麦酒場とプライベートサウナが一体になった「恵比寿サウナー」とマンガ『サ道』の著者・タナカカツキさんが総合プロデュースした「渋谷SAUNAS」かな!
エディター嵩倉:そうだね、どちらも比較的新しい施設だから、ビギナーにはぴったりだと思う。
ライター海渡:モダンなつくりだし、快適そう。次の休日に行ってみます!
取材にご協力いただいた嵩倉さんが編集担当!
取材・文/海渡理恵 企画・編集/木村美紀(yoi)